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こぼれた魔法  作者: 亜架 耀太
第三章 ヒーロー気取り
20/32

♢20♢


 しゅんしゅん、と湯の沸く音がした。

 

 既にきっと、街は病気で大変なことになっているんだ。


 ロンレイが言った一言で、全員が一気に考え始めていた。


「・・・ほっとけないですよね」


 萊兎がぽつりと呟いた。


「うまく言えないですけど・・・、私たちもその事実を知ってしまったんだから、ほうってはいけない気がします」

「そ、そうだよ!!」


 勢いよく立ち上がった暖香が、歯を食い縛り、必死な形相で言う。


「私たちが放っておくことは、きっと許されない。そもそも私たちはこういう、理不尽な魔法を知るために、止めるたまにこうしてここにいるんだから・・・、何かの力になれるんじゃないかと思うんだ」


「俺も、そう思う」


 ロンレイが力強くうなずいた。

 

 外では、心地よい湿った風が木々を揺らす。その間から見える雲は静かに流れる。


 そんな世界が好きな彼らは少しヒーローになった気持ちで、舞台上へと上がった


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