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「たっ・・・、ただ今!!」
勢いよく扉を閉め、靴を脱ぎすてる。ドタバタと廊下を走り、ダイニングの扉を大きな音をたてて開いた。
「?どうしたんですか、暖香さん」
「あ、ただ今、萊兎!!みんなは!?」
異常に慌てた暖香に萊兎は一瞬ぽかんとし、その表情のままおずおずと二回を指さした。
「あ、あの、紋太さんが新しいパソコンの回線のつなぎ方がわからなかったって言うので三人でつないでます」
「お兄ちゃんそんくらい自分で・・・」
機会にだけは強い暖香は軽く歯ぎしりしながら階段を駆け上がる。
「ただいま!」
「おお、お帰り暖香!ちょっとこれつないでくれないか」
星喇が心底ほっとして様に言う。
「お前しかわかるやつがいねぇんだよ」
ロンレイが不機嫌そうに尻尾をゆすった。
「わかった、あとでやる、それでちょっと、ヤバいもの見ちゃった」
肩を上下させ、荒い息遣いの暖香の様子に三人は顔を見合わせる。
「あ、あの、ちょっと・・・、下で話す」
三人はさらに不思議そうに首を傾げ、顔を見合わせたが、星喇がこくりと頷いた。




