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血が大好きな男のVRMMORPG  作者: 血が苦手なフェンリル
二章 進める方向は
23/24

十一話 評論会

お待たせしてすみませんでした。自分でも何か色々混乱してあれ?ゲーム時間リアルと連動させたっけ?とか兎どっちに発現したっけ?となってもうわからなくなってしまいました。


西と東のフィールドどんなだっけ…覚えてないぃぃ!

え、北上だと東って右?左?方向分からない…(方向音痴です)という訳でおかしい所がこれから連発していくと思うので間違ってたら教えてください。既に多発してたらヤバい。

 

 軽く美味しい血の味に気が動転していた俺はブレイブに窘められて平常を取り戻した。だが、兎の血が美味しいなら狼は?未知の魔物ならどんな味がするのかと探究心がくすぐられた。

 地味に俺狼と兎しか倒していないよなぁ、他の魔物も倒すべきだよな。王道のゴブリンとか…血不味そうだわ。


「なあブレイブ、俺狼と兎しか見てないんだが他に何がいるか知ってるか」


「スケルトンだな」


「スケルトン?骸骨か、血出なさそうだし興味は湧かないなぁ。他は?」


「俺教会から出してもらえなかったんだが…?なんなら攻略サイト見てこいよ」


「攻略サイトかー。ブレイブ調べてきて」


「俺はお前のパシリじゃない」


 酷い、ネット音痴に自力で頑張れというのかこの薄情な親友め。まぁいいや、言ってない方向に行けば自ずと知らない魔物と出会えるだろう。今まで西と東にしか行ってないし残りは北と南か、どっちのが強いんだ?


「なぁ北と南どっちのが敵強い?」


「知らん」


「……」


 ねぇ機嫌悪いん?俺何もしてねぇよ?




 結局北にした。決めかねたから俺が勝ったら北ブレイブが勝ったら南と決めてじゃんけんをしたら俺が勝ったからそうなった。調べに行くのもめんどいもん、一度ログアウトして〜ってやるのさ。


 北に向かって歩きながらブレイブの教会軟禁の愚痴を聞いてたんだが中々ヤバかった。

 まず教会に殴り込み(その見た目だとそうなる)に行って「ここで鍛えてくれるか!」とパッと見で見かけた男に聞いたらしいんだがその答えが「えぇ、出来ますよ」と返ってきたもんだからブレイブは何も考えずに修行を申し込んだ、そしてその男は呆気なく了承。


 そしてその直後にその男が「あぁ、名乗り遅れましたが私はこの教会の神父であるファルシアンです。私はこの教会で一応一番偉いので神父様と呼びなさい、呼ばなければ他の修道者からキツい目で見られることになりますよ」とニコニコと告げられポカーンとなっている所を神父が持っていた聖書で頭をガンっと殴ってきたと。


「何をぽかんとしているのです、これから修行ですよ」


「はへ…?」


 それからは地獄だったらしい、月曜の夕方以降からってだけだったがそれでもまず教会の地下に連れて行かれて「では手始めにこのスケルトンをヒールで倒してください」と言われて地下にいたスケルトンをヒールをひたすら唱えて倒し「暫くこのレベルのスケルトンを倒しましょうか、では頑張ってください」と地下室に閉じ込められブレイブはスケルトンが蔓延る部屋に閉じ込められた。何気にスケルトン無限湧きな。


 一時間程ずっとこちらに向かってくるスケルトンを倒しながら生きながらえ、もう無理と思った時に扉が開けられ「よく頑張りましたね、では次のスケルトンです」とその室内の奥にあった扉を空けられそこに押し込められまた…とそれを何度もやらされたと。まあその度にMP回復薬飲まされヒールも掛けられてたらしいが疲労は凄いだろうな。


 途中でもう嫌だと泣き言を言ったら辞めてもいいんですよ?ただその場合私は何も教えませんがと言われ泣く泣く続け五時間程…夜中まで続けてもうログアウトしますと言ったらでは明日もやりましょうねと言われマジ泣きしそうになったと。



「…お前こっちに来てよかったのか?」


「あはははは」


 棒読みで笑っているがガチでやばいのではこれ。扱きが倍になる予感しかしないがこいつ大丈夫かよ…まぁ基本奔放でフラフラしてるような奴だから拘束されるのは合わないんだろうなぁ。まあ自業自得だし知らね。


 とまぁそんなこんなで北にたどり着いたがこちらは岩山か、なんでこんな四箇所で地形が全然違うのかすげぇ謎なんだがな、まぁファンタジーということで割り切るしかないか。

 岩山を昇っていると現れたのは白いカラス。目は赤色でカラスのアルビノみたいな感じだ。鳴き声は全然可愛くない、「グガァ゛グガァ゛」って感じで鳴き声全部に濁点が入っているような感じだ。


 経験値は二人ともに振り分けられるが貢献した方が多く貰えるから俺に倒させてくれとブレイブが言った為全部任せた。出来るだけレベル同じくらいのがいいだろうしな。という訳で戦いを見ていたんだが突進するように飛んで向かってくるカラスに棍棒で薙ぎ払うという神官のような見た目に合わない戦い方で…いや、それしか戦いよう無いか。いや、そんなわけないよな?魔法使うとか…ってあぁブレイブ攻撃魔法覚えてなかったや。



 カラスは群れて行動するようで一気に三体来たがブレイブに各四回程殴られたら死んでた。最後の一体を採血の検体にして残りの二匹は俺が解体した、だってブレイブ解体持ってなかったんだ。無理ってなったらしく受けなかったんだと。しょうがねぇなと思いながら解体スキルを発動。半自動的にスキルが手を動かしてくれる事で比較的楽に解体出来た。


 まぁ感覚はダイレクトにちゃんと伝わってくるから生暖かい血や肉の感触がよく伝わってきましたよ、解体スキルに任せてたら羽の部分は根元から切断で頭と足を切断して残りの胴体は兎とと同じように解体していった、違うところと言ったら羽を毟ったところか。二体目は血がついた手でやったもんだから羽が血の赤で軽く染まりました、綺麗でした。


「おーいアル、血抜きしたぞ…って何血が着いた羽根持ってニヤついてんだ」


「ハッ、トリップしていた」


「はぁぁ、そういう所が狂戦士の呼び名が着く要因じゃねぇの?」


「狂戦士は違うだろ、これは綺麗な血に酔ってるだけだ」


「それも人としてどうかと思うぞ」


 そんなこんなで血抜きした三体目も解体。ある程度血が抜けていたからそこらに血溜まりが出来ずあまり服が血染めになることも無かった(そのうち消えるが)。



 さて。血を実食だ。


「匂いはふつーに血なんだよなぁ」


「俺は絶てぇ飲みたくねぇ、病気なりそ」


「おい、今から飲む俺を前になんてこと言ってくれんだ言うタイミングを考えろ」


 そんな事を言われながら飲んでみたがアルビノカラスは蜜柑味だった。いや、この見た目のどこから蜜柑がやってきた。これこそ苺大福とかそんな感じが合うだろ、なんで蜜柑。


「でも美味い」


「ほぉー。で、何味?」


「蜜柑味」


「この見た目で…?」


 魔物の血の味の法則がイマイチ分からないどころか全く分からない。やはり探求していかなければならないのだろうな!


「やっぱ血巡りしようぜブレイブ」


「ネーミングが怖いから少し変えろ」


「…血評論?」


「血巡りでいいわ…まぁ明確にやりたいことも無いしついて行くよ」


 そんなこんなでブレイブと血巡りするのが決まったのだがそこから一週間ブレイブは教会から拘束され続け実際に行動できたのは翌週の水曜日だった。俺はその間街中を探索して戦士ギルドに入ってクエストをこなしていたりとちまちまゲームをしていた。


方向が分からないからぼやかして書きました。東は何しに行ったんだっけか…西が兎だよな…


そして漸く主人公がやる事が決まりました。血巡りですね。色んな敵を倒して血を飲んでいきたいと思います。


(2020/08/03)サブタイトルを未完成→評論会に変えました!変え忘れてたです!!!

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