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レベリングオート ~かつて最強だったプレイヤーが、Lv1からやり直すそうです~  作者: 行川 紅姫
1章:後半:最弱方程式 ※証明はされていません
27/50

捜索中

短いです

「ダメ……繋がらない……」

 その頃4畳半程しかないとある建物内にて、

 レクティアはメニューウィンドゥを何枚も彼女の周りに展開し仲間のスピカ、セピア、ユウに連絡を取っていた。

 外にはまだ大量の敵が居るかもしれない……そう思っていた彼女はあれからずっとこの場に残りひたすら連絡を進めていた。

 レクティアは繋がらずとも何度も連絡を試みるが未だに繋がった回数はゼロ。ほぼ完全に諦めかけていた。

 しかしその時だった。

 ピロリン。という着信音と共に彼女のもとに、とある一通のメールが届く。

 発信元はこのイニティアム内からだということはすぐにわかった。何故分かったかというと、このワールド上にてメールを利用した場合においては必ずどこから発信されたのか明記されるからだ。

「な、何!?」

 突然の出来事に一瞬ビクッと痙攣を起こすかのように肩を震わせるレクティア。

 これは開いても良い物だろうか……。心の中でそんな迷いがある中彼女は恐る恐るメールを開いた。

 中身は、慌てていたのだろうか所々変換での誤字脱字が目立っていた。

 しかしそんな文面でも彼女は唯一この一文だけは見逃すことはなかった。


『私の兄を助けて』 


「ッ!?」

 一瞬彼女は、その文を見た瞬間彼女自身も分からないが、はっと息を飲んでしまった。

 レクティアは他にも画面を指でスクロールすると一つある地図が載せられている事に気が付いた。

 その地図で記されていた場所は今居る場所の数百メートル程移動した所に存在するイニティアム内の中でも最も規模が大きい展望台だった。現実世界で例えるならばそれは5階建てビルに相当する高さでイニティアム全土を一目で一望できるという。

「『ここに来て』ってこと……?」

 彼女は更にスクロールを進めてゆく、するとレクティアは衝撃な一文を目にした。


『アナタが探している者はもう手元(、、、、)にある。外には敵は居ない、だから信じて』


 見た直後彼女はこの一文の意味を悟った。

 そして歩き出す。

「……行くしか、ないのね」

 彼女は大きく息を吐くと覚悟を決めたのか、両手を強く握り締め締め切っていた建物の扉を開けるのであった。




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