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EXEP2 真冬と美姫

私と白雪美姫さんは幼なじみだ…


初めて会ったのは幼稚園に通ってた頃、私は美姫さんとよく遊んでいた…


美姫さんが卒業する度に後を追って精蓮学園に入学した。


『まさか真冬ちゃんがうちに来るなんて思ってなかったけど…まさかわたくしを追ってきてくれたの?』


『そうですよ。』


『ふふっ、真顔で冗談言うなんて…本気にしちゃうわよ。』


『またそうやってはぐらかすんですか?』


『何の事?』


私は胸ポケットに隠しておいたものを差し出した。


『美姫さん、これを受け取ってくれませんか?』


『何?これ、開けて良い?』


『はい…』


『あら、可愛いくまちゃんね。』


美姫さんは知ってるはずなのにとくに反応はなく、私はその白くまに手を伸ばした。


『やっぱり返して…』


『嫌よ。他の人からなら受け取らないけど、これだけは絶対に返さないわ。』

『真冬ちゃんはこういうの知らないんだろうなって思ってわたくしも知らないふりしたんだけど…』


美姫さんが私に抱きついていちばん聞きたかった言葉を耳元で囁いてくれた。


『わたくしはずっと…幼稚園に通ってた頃からずっと、真冬ちゃんの事が好きだったのよ。』


『うそ…』


『でも、女の子同士だからそんな事言ったら気持ち悪いって…真冬ちゃんには嫌われたくなくて隠してたの…』


『いつもカッコよくて、頼りになって…でも可愛いものが好きで…そんな真冬ちゃんが好きだった…』


『そんな事、私知らなくて…』


『真冬ちゃん、麗奈ちゃんの為に生徒会も勉強も頑張って、もしかしたら真冬ちゃんは麗奈ちゃんの事が好きなんだって思ってたんだけど…』


『麗奈は私を救ってくれた大切な友達だから…私は麗奈の為になんだってしてやりたいって思ったんだ。』


『じゃあ、麗奈ちゃんには真冬ちゃんから彼女だって紹介してね。』


『いや…しばらく秘密にしてほしい…』


『どうして?』


『はっ…恥ずかしいから…』


『わかったわ。』

『わたくし、そんな真冬ちゃん好きよ。』


『大切な時だけこのくまを身につけてほしい。』

『私はずっと内ポケットに入れてるから。』


『でも、バレちゃったらどうしよう?』


『その時は開き直るよ。』


EXEP2…真冬と美姫……END



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