表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強だった俺は、もう戦わないと決めた ―辺境小国の宰相として大陸を制す―  作者: 竜太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
340/442

第342話「業務量の変化」

「去年より仕事が増えた気がする」


地方の役人カドルがそう言ったのは、昼休みのことだった。


同僚のフィアスが書類の束を抱えながら通りかかった。


「気がするじゃなくて、実際増えてる。俺も数えた」


「何が増えた?」


「申請書類。街道関係と、宿の営業許可と、それから……」


フィアスは少し考えた。


「新しい集落からの届け出だ。去年まで無かったやつ」


「新しい集落?」


「地図にも載ってないような場所から、人が届けに来るんだ。最近急に増えた」


カドルは首をひねった。


「なんでまた」


「さあ。届け出た方が得だとわかったんじゃないか」


それとも、届け出ろと言う誰かがいたのか。


フィアスはそこまで言わなかった。書類の束が重そうだったから、廊下の角を曲がっていった。


カドルは一人、しばらくそのことを考えた。


去年まで地図に載っていなかった場所が、今年は届け出を出している。


その理由が何なのか、カドルにはわからなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ