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最強だった俺は、もう戦わないと決めた ―辺境小国の宰相として大陸を制す―  作者: 竜太郎


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第297話:広場の掃除当番

■ベルノ地方北端


朝。


広場には落ち葉が散っていた。


避難灯の周囲にも積もっている。


若者が箒を持って現れた。


老人も来る。


子供たちも手伝う。


誰かが決めたわけではない。


自然と始まった。


掃除が終わる。


広場は少し綺麗になる。


若者が笑った。


「当番表作るか」


老人が頷く。


「その方が続く」


村長は遠くから見ていた。


避難灯が届く前。


広場はただの空き地だった。


今は違う。


手入れする場所になっている。


■最後


人は大切だと思うものを守る。


小さな広場は、少しずつ村の一部になっていた。


(次話へ)


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