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第18話 — グリフィンの真実

彼らの目の前には、伝説の神話上の獣が巨大な体で道を塞いで立っていた。首の周りの羽毛は日光を受けて輝き、まるでダイヤモンドのようだった。その顔は鷲に似ており、体は虎に驚くほど似ていた。突然の出現に三人は一瞬言葉を失った。


グリフィンが彼らの前で口を開いた。プラモデモスは咆哮を覚悟したが、出てきたのは悲鳴ではなく、彼らと同じように考える生き物の言葉だった。


「ごきげんよう。」


---


ダダンはショックを受け、プラモデモスの背中を叩いた。「あの生き物が話せるのか???」彼はプラモデモスの頭を見つめたが、プラモデモスも同様に驚いていた。


プラモデモスの口は開いたまま、言葉を発するのがやっとだった。彼は目の前で野生の獣が話しているのを見つめ、手はまだ耳を覆っていた。「………あ、あ、あ——俺は彼らが話せることさえ知らなかった。」


フレイオも同様に驚き、馬車の中に後ろ向きに倒れ込んだ。「俺もそう思ってた。」


三人は距離を保つために数歩後退した。何かあればすぐに逃げられるように。


ダダンは勇気を振り絞って生き物に話しかけた。体が震え、声も震えていた。「グ、グ、グリフィン様……わ、私たちに何か御用でしょうか?」


その生き物はずんぐりとした体で前に進み出た。まるで躊躇なく誰にでも飛びかかれるかのように。「お前たちは本当は何者だ?」その声は洞窟の中で響く雷鳴のようだった。


プラモデモスは顔を青ざめさせながら、何とか言葉を絞り出した。「わ、私たちはただの普通の商人です。」彼の手は恐怖で震えていた。


フレイオが右手を上げた。「そうそう、ただの運び屋です。」彼はすぐに手を下ろした。


---


グリフィンは低く笑った。「商人にしては、空中で俺を止めるとはなかなか強いじゃないか。」それは彼らの目の前まで歩み寄った。馬たちでさえ悲鳴を上げ、逃げ出したがっていたが、恐怖で動けずにいた。


「心配するな。お前たちを傷つけるつもりはない。」その視線はダダンに向けられ、鋭く突き刺さった。「そして、お前は——子よ、お前は誰だ?」それは誰も確かに掴めない何かを感じ取りながら、じっくりとダダンを観察した。「お前が本当は何者か、俺は知っている。」


ダダンはグリフィンの言葉に戸惑った。彼は左右を見回したが、フレイオとプラモデモスは両方ともダダンを見つめていた。「わ、私? 私のことですか? 私はただの普通の店員です。」彼はどもりながら言った。


グリフィンは心から笑った。「ははは。」それは息を整えるために一瞬止まった。「偽るな、子よ。お前が本当は何者か、俺は知っている。」それは勢いよく息を吐き出した。


ダダンはさらに混乱した。なぜこの神話上の獣が、自分自身よりも自分を知っているように思えるのか? 彼がこの生き物と出会ったのはほんの数分前なのに。


彼らの腕と首の細かい毛が逆立った。まるで大空の風の速さを運んでいるかのような強風を感じたからだ。


グリフィンは彼らに微笑んだが、その視線は決してダダンから離れなかった。「まず、あの制御装置から俺を解放してくれてありがとう。」


ダダンは手の中の物体を見て、生き物を見返した。「制御装置?」彼はそれをグリフィンに見えるように掲げた。「これのことですか?」


彼は手のひらの中の物体を見つめた。


グリフィンはうなずいた。「ああ、あれだ…あれで俺は正気を失っていた。自分を制御できなかった。」


「だから、助けてくれてありがとう。」


---


プラモデモスが一歩前に出て、声はより落ち着いていた。「誰がこんなことをしたんだ?」


グリフィンは巨大な頭を振った。「正確には誰だか分からない。だが、分かっているのは、ある人間の集団が俺を捕まえて、あの物を頭に取り付けたということだ。」


フレイオ:「お前に乗っていた鳥は彼らと何か関係があるのか?」


グリフィン:「俺の知る限り…彼らは闇市場で俺を買った。全く関係ない。」


プラモデモス:「では、その闇市場がどこにあるか知っているか?」


グリフィンはため息をついた。「ああ、忘れてしまった。真っ暗な部屋の中で移動させられた…だから何も覚えていない。」


フレイオ:「残念だな…ヴァレリアンはあの場所をとても探したがっていたのに。」


グリフィンの目がわずかに見開かれた。「ヴァレリアン? あの半ドワーフの男のことか?」


フレイオ:「ドワーフ? ヴァレリアンが半ドワーフなのか?」


---


グリフィンは巨大な体を地面に下ろし、足を折り曲げた。「遥か昔、彼は俺の仲間だった。」グリフィンはゆっくりと言った。その声には古い記憶の重みが込められていた。「俺は彼がドラゴンを狩るのを手伝った。だがそれから…彼は姿を消した。アシュケラン王国を攻撃したという噂を聞いた。その後は、彼に関する知らせは何も聞いていない。」


ダダン:「あなたはヴァレリアンを知っているのか?」


グリフィン:「ああ、知っている…だが、それはもうずっと昔のことだ。」


---


その生き物は口から何かを吐き出した。「うぇえっ…」木でできた鳥の形をした小さな物体——笛のようなものが地面に落ちた。


「これを取れ。俺の助けが必要なら、この笛を吹け。」それは右前脚でその物体を前に押し出した。


プラモデモス:「おいダン、取れ。」


ダダン:「え?? なんで俺なんだ?」


フレイオ:「もういいから取れよ。」


ダダンは馬車から降りて、その物体を拾い上げた。まだベタベタしていて、気持ち悪いと感じた。


グリフィン:「取れ、子よ。遠慮するな。」


ダダン:「えっと…ありがとうございます?」


グリフィンは心から笑った。「ははは…お前は堅苦しすぎる。よし、もう行くとするか。」その生き物は翼を広げて飛び立ち、空へと消えていった。


---


ダダンは手の中の木の笛を見つめた。「プラム様、これが何か分かりますか?」


フレイオは笑いをこらえた。「プラム…ぷっ。」


プラモデモスは不機嫌そうな顔を向けた。「俺のあだ名を使うお前が悪いんだ。」


フレイオ:「まあいいじゃないか、少なくともお前たちの関係は進展すべきだ。」


プラモデモス:「ああ、アドバイスありがとう。」


プラモデモスは降りて、ダダンの手からその物体を受け取った。「ああ…どうやら笛のようだ。」


ダダン:「それくらい私も分かりますよ。」彼の顔は無表情で、目は死んでいた。


プラモデモス:「とりあえず、それを洗って、すぐにここを離れるぞ。どんな生き物がまだ俺たちを追っているか分からない。」


フレイオ:「はは、心配するなダン! 俺たちが片付けてやる。」


プラモデモスはフレイオを睨みつけた。「戦う時間はない。今のうちは、こういうことを避けられるなら避けるんだ。」


ダダン:「分かりました…」


彼らは全速力でその場を去り、オオカミの死骸と鳥人の死体を後にした。


---


第18話 終わり

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