第14話 都市計画vol.2
お食事中の方はお気をつけ下さい
下い表現があります。
まずはインフラについてだが
俺が知っているのは、王都で使ったトイレと風呂。
トイレ
個室になっている。低めの棚のようなものがあり中央に、手前から上に開くタイプの、開き戸がある。それを開けると穴がありそこに向かってする、小は些か大変だ。中はどうなっているかは、わからない。
風呂
こちらも個室で脱衣場がない。中は石造りで、ユニットバスと比べると広い。浴槽に当たるのは、くり抜かれる形で足元から一段低い位置にある。
そして一番驚いたのは水周りだ
魔石と呼ばれる石がある、大きさは大小様々で、お風呂を入れる際に使った。青色の魔石に触れるて浴槽に置くと水が出て、赤色の魔石を入れると温まる、魔石自体は高温にならない
しかし日本と比べるとかなり不便だ。
なにせ、水は溢れるように出てしまうし、温めるといってもやり過ぎると沸騰してしまう、さらに小出しには出来ず、体を洗うには浴槽の水を使うしかないからだ、シャワーがいかに便利だったか、
「そうだな、色々考えはあるが、まだ幾つか質問したい」
「構わないわ」
「まずはトイレ、あれは中はどうなってる?」
「私がお答えします」
スッと胸に手を当ててトゥケーさんは一歩前へでた
「この国の固有の種である、『バメア』というモンスターがおります。そちらが中の処理を行っております」
「モンスター!?」
「はい。危害は加えません。人や動物からでた不浄を糧にしているモンスターです」
まさかモンスターだったとは!!
王都でのトイレを思い浮かべて、ちょっと引いた
「襲ってきたりはしない?絶対しない?」
自然とおしりの穴がキュッとなる
「ご安心下さい。襲ったりはしません」
「そのバメアは、どこにでもいるのか?」
またキュッっとなる
「いえ、王都に御座います、王宮魔術師丁によって管理しておりますので、入用の際には申請してから譲渡されます」
「なら早めに申請しないとだな」
「それなら、もう済ませたわよ」
「早い!さすがだアシュリー」
へへんとアシュリーはおどけた
「それと、料理はどうしてる?」
「どうするとは?」
「例えば肉を焼くのに火を使うだろ?火はどうやって起こす?」
「全て魔石を使います。肉を焼く際には鉄に魔石を当てて焼きあげた状態にします」
「魔石か、」
俺が顎に手を当てて考えこんでいると、アシュリーは俺をジッと見ていたようで、視線に気づいて目が合うと、アシュリーは口を開いた
「魔石ね・・ トゥケー。悪いけど外してくれる?」
「畏まりました。」
トゥケーさんは静かしに退室した。
「魔石はこちらの世界では一般的なのよ、いくらカナデが国外から来たといっても、魔石を不思議がるのは危険だわ」
「そうか、気をつける。けど何で秘密に?」
「既に王都では勇者様が召喚された事で活気づいてるわ」
「秘密じゃないのか!?」
「まさか!召喚できる程の力があると他国にも示す意味合いもあるけど、勇者召喚は民にとっても大事なのよ、大掛かりに魔物を狩ってくれるし、過ごしやすくなるでしょ」
「そうだなー」
「そのうち、この領にも噂が流れてくるわ。カナデが勇者と同郷だと知られれば、邪な心を持つ者が近寄ってくる、それを避ける為にも黙ってて頂戴」
「分かった。俺もそっちのほうが有難い」
「カナデばかりに嫌な思いをさせてごめんなさい。本来なら同等に扱われるべきなのに」
「構わないよ、俺なんかが勇者と一緒なんて思ってないから」
「そんな事ないわよ!!少なくても異世界渡りしているのだから、女神から祝福を受けているはずだわ、よかったらステータスを見せて貰えないかしら?」
「へ?」
断ったら不審に思わるだろうか?
いやいや、だがチートを見たら監禁か?
アシュリーを信じていない、訳では無いが、だが手放しで信じられるとまではいかい
グッ!俺の優柔不断!
「いや、今はそれより魔石について聞きたい」
「そうだったわね、ごめんなさい!話が逸れちゃったわ」
「女子ってすぐに話がそれるよなー」
誤魔化した。
完全に誤魔化した。かなり自然だろ?
「女子って・・誰と比べてるの?」
「へ?そこ突っかかります?アシュリー?」
身を乗り出してジト目のアシュリーが低い声で詰め寄ってきた
ラブコメはそろそろ控えます(涙)
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