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第22遭遇

「あ・や・ね?」


 私の名前を呼びながら小首を傾げる才華ちゃん。

 長い栗色の髪がサラリと流れます。


 あううう、もうドッキドキです!!

 ええもういろんな意味でですが!


「えーと、ですね?」

「なあに?」

「怒らないで聞いてもらえますか?」


 ドキドキ、ビクビク。

 上目使いでそう問いかければ


「内容次第♪」


 内容次第ですか(滝汗)

 お、怒らないで聞いてもらえる自信が全くありません!!

 けれど話さないで済ませる自信は更にありません!!

 そう、私には「話す」以外の選択肢はないんです(涙)


「えーとですね?」


 息を吸って~~、吐いて~~。

 深呼吸を数回繰り返してきっちりと才華ちゃんと目を合わせました。

 人と話しをする時は目を合わせるように、とは両親の教えですから!


 ・・・・・・よしっ!


「俺の・・・俺の子供を産んで欲しいって言われれれれれれれ~~」


 わ、私が壊れたんじゃありません!!

 才華ちゃん暴走です!!

 すべての言葉を言いきる前に才華ちゃんが動き出してしまいました!

 しっかりと手を繋いでから話を始めるべきでした!!


 けれど後悔している場合じゃありません!

 絶対の絶対に王子様のところに行くに決まっています!


「さ、才華ちゃん、待ってくださいーーーー!!」


 一瞬呆けてしまった私でしたが慌てて才華ちゃんを追いかけ始めました。


 が!!


 170弱のスタイルバツグンの才華ちゃんと152cmしかない私の歩幅の違いをナメてました。

 すぐに追いかけたはずなのに


「いない、ですか??」


 慌てて入った校舎にはすでに才華ちゃんの姿はありませんでした。


 ・・・・・・お、王子様って


「何組でしたっけーーーー!!!」

久しぶりの連日更新です!

それでも王子出てこないですね(汗)

ここまで読んでいただいて感謝多謝vv

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