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第21遭遇

 才華ちゃんに拉致された私ですが、結局は時間の関係上ゆっくりとお話が出来たのはその日のお昼休みでした。


 ・・・・・・ええ、もう、それはそれはすごかったんです。

 なにか話をしようものなら教室にいる皆様からの視線が(特に女子)ビシバシと飛んでくる始末です。


 いつもなら才華ちゃんと教室にてお昼ご飯なわけですが、朝のように才華ちゃんに引きずられるように教室を出、気付けば


「旧校舎裏、ですか?」


 昨日も来ていたんですが。

 という言葉は呑み込んでしまいました。


 何故か? どうしてか??


 それは、爛爛と輝く才華ちゃんの瞳が素敵なんですがもう、出来れば逃げ出したいな~という思いにもさせ、更にその言葉を発すれば才華ちゃんの好奇心に火をつけるんだろうな~と(滝汗)

 ああ、私支離滅裂になってますね!! もう自分が何を言いたいのかさえもわかりません!!


 とりあえず


「謝ってもいいですか?」


 もう負けでいいです。

 というより、才華ちゃんに勝てるなんて思いません!! ええ、いろんな意味で!!

 だから私はわんこがお腹を見せるように、しっかりばっちり白旗を振っているのに。

 才華ちゃんはただニッコリと笑い首を横に振ってくれました。

 その笑顔は


”わたしの好奇心が満ちるまで、しっかりばっちり話してくれるわよね?”


 と物語っています~~。

 べ、別に王子様は昨日の出来事を他の誰かに話してはいけない、なんて言ってはなかったんですよ?

 流石にアルちゃんのことは言わないにしても、内容が内容だけにそうそう信じる人なんていないと思いますし。

 いや、だって、あの王子様が、私に「子供を産んで欲しい」ですよ?

 信じない、信じない。

 王子様と私を知ってる人で信じる人なんて、絶対の絶対に一人しかいませんから。


 ・・・・・・そう、一人はいるんです。


 私の目の前で。

 暖かな陽射しを受けたその栗色の髪は本当に、本当にキレイで。

 興味津津なその表情はとても可愛らしくて。


 けれど私は知ってるんです。

 そんな素敵で、キレイで、可愛らしい才華ちゃんが、怒ったらどれだけ怖いかを。

 全然短気じゃない才華ちゃんですが。

 こと私のことになると、ものすごいキレっぷりを発揮してしまう才華ちゃん。

 私も才華ちゃんのことがとてもとても好きですが、実は才華ちゃんとは相思相愛なんです!!

 ええ、だから。

 面識もない王子様よりも私の言葉を絶対に信じてくれると思うんですが。


 ・・・・・・

 ・・・・・・


 お、思い出すのも怖いんですけど。

 若干現実逃避しても良いでしょうか?

お久しぶりでございます。

なんだか月1回の更新になってしまって申し訳ありません。

カメの進みからドンガメの進みに進化してしまいましたが、よろしければそんなドンガメにお付き合いいただけたらうれしいですvv

ここまで読んでいただいて感謝多謝vv

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