剣士と魔導師
「ハッハハッハハッハ、ハッハハッハハッハ」
テトが、薄ら笑いしても、二人は見つめ合っている。
「ハッハハッハハッハ、ハッハハッハハッハ」
テトが、もう一度、薄ら笑いするが、まだ、二人は見つめ
合っていた。
クウーーーーーー、まだか、クウーーーーーー。
アノーーーー、二人は、何をそんなに、考えているのか。
・・・・僕の事か、・・・・聞いてみるか。
僕の、・・・・何を話して、・・・・違うな。
違う、違う、違う、違う。
フウー、とりあえず聞こう。
「ヒナー、アヤー、オーーーーーーーーーーーーーイ」
テトは、二人を呼ぶ。
「テトーーーーーーーーー、ハーーーーーーーーーイ」
二人は、沈黙を破るかのように、大きな声を上げている。
ヨーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシ。
「スマホで、写真撮ろうーーーー、ヒナは、何冊の本の山
を抱えながら、勉強してる感じで、アヤは、建築の設計図
を椅子に腰掛けながら書いてる感じの、二人は、イメージ
してー、行くよーーーーーー」
テトは、やっと、スマホで写真が撮れるのに安心して、二
人に、ポーズを指示している。
「さすがーーーー、二人は、イメージが出来てるな、二人
の夢はもう決まっているんだね」
テトは、なんか、誇らしげでいた。
ウーーーー、僕もガンバルぞーーーーーーーーーー。
テトは、スマホを置いて、剣の振る仕草をする。
三人は、その後も五十枚位、スマホで写真を撮った。
「アーーーーーーーーーーー、タクサン、タクサン、撮っ
たーーーーーー」
三人は、地べたに持たれるように座って休んでいた。
スマホで写真を撮るのは、少し疲れるけど、・・・・止め
られない。
時間を気にせず、幾らでも、楽しめる。
イイぞーーーーーーーーーー、スマホーーーーーーーー。
エライぜーーーーーーーーー、スマホーーーーーーーー。
皆んなで、スマホに、感謝を述べたい。
僕らのスマホ大作戦は、まだまだ続くぜーーーー。
もう少し、休憩してからだな。
ここからは、隠れた空は、見れないな。
この部屋は、ショサイだから、勉強に集中か。
でも、・・・・安らぎは、欲しいよー。
ここは、アヤと相談だな。
雨もあるしな。
屋根をちょっと、作り変えないと行けないな。
ここの天井は、土だから、掘らんと行けない。
地上からどれ位の深さかな。
やっぱり、アヤの意見を、気かんと、行けないな。
二人は座っているな。
疲れは取れたかな・・・・まだ、早いか。
ここに、隠れた空が、あれば、二人の回復も、もう少し早
くなったかも。
早く、次の部屋へ行って、・・・・行きたいなー。
二人は、・・・・会話してるかな。
アーーーーーアーー、アーーーーーアーー。
行きたい、行きたい、行きたい、行きたいよーーーーー。
「次の部屋へ、行きたい人、この指トーマレ」
テトは、二人に声掛けたが、二人は会話に夢中で、動かな
かった。
「ヒナー、アヤー、イイかな、イイかな、行かない、次の
部屋へ、ね、な、行こうーーーーーーーーー」
テトは、早く、早く、次の部屋へ行って、また、スマホ
で、写真が撮りたかった。
「アーーーーアーー、アーーーーアーー」
二人は、本当仲良く、二人の会話を、続けたそうだった。
二人は、同じタイミングで顔だけを、テトに向けている。
どうした、どうした、さっきまでの楽しかった雰囲気は、
時間は、どこ行ったーーーーーー。
楽しかったよなーーーーーー。
三人、笑顔で、ハシャイデいなかった。
「もうーーーーーーーーーーーーー、行こうーーーーー」
テトは、無理やり、手で行こうのジスチャーをして、次の
部屋へ向かった。
「行くかーーーー」
二人は、まあーいいかと納得せずに、テトの跡を追う。
「次の・・・・」
「ジャジャジャジャーン、なんと、なんと、ここは、第四
の部屋、私の部屋になる予定、決定の部屋、エティでーー
ーーーーーす」
テトの行く手をアヤが、乗り越えて、第四の部屋の前に立
ち止まり興奮を抑えて説明している。
エティか、名は変えた方がいいな。
好きな名が決まったら付けよう。
私のアヤの気持ちのこもった名。
アヤーーーーーー、イイぞーーーー、イイぞーーーー。
クウーーーーーーーーーーーー、感動、感動、感動ー。
ここは、アヤに任せて見よう。
これは、面白いぞーーーーーーー。
ワクワク、ワクワク、ワクワクして来たーーーー。
アヤーーーーーー、見せてくれて、君の熱い思いを。
テト、ヒナちゃん、ここは、私に任せて。
この部屋は、実はテトと一緒に作った部屋、・・・・最初
の部屋、林と土だけだった所に穴を掘り出したのが始ま
り。
掘れるだけ、右も左も分からないまま、掘り進んで行き立
ち止まった、場所。
土が硬いのもあったが、それだけの理由じゃない。
一番奥の部屋、ミルクティーは、土が柔らかく掘りやすく
て、この部屋から掘って作った。
手頃な湿地で、結構、広く、掘れた。
その後は壁をしっかり固めて、かやぶきを運んで柱にし
て、ミルクティーは出来た。
その後は、この部屋、エティから、他の部屋へと進んで行
った。
だから、エティは、何度も何度も往復する、大切な分岐点
の役割もして来た。
最初の頃は、掘った土を、エティへ運ぶか、又は、ミルク
ティーの壁にも使った。
エティに、道具を用意して、作業場の役割もして来た。
ここには、私の大好きが、いっぱいある。
工具類、資材、見取り設計図、そして、気持ちや、思い
や、思い出、記憶、と沢山ある。
だから、テト、ヒナちゃん、ここの写真はーーーーーーー
私に任せて。
「ヒナちゃん、スマホは、任せたよーーーーーー」
アヤは、熱い気持ちを預ける様にヒナに写真を頼んだ。
「テトーーーー先ずは、ヘルメットを被ってバケツで土運
ぶ仕草で、私は、テトに指示しながら、ノコギリで、細い
かやぶきを切っている仕草ね、イックヨーーーーーー」
アヤは、イメージしながら、建築の基本はノコギリと言わ
んばかりに、格好を決め、テトに指示している。
「テトー、メジャーの先をその床にに当てる仕草で、私
は、天井までの高さを測る仕草で」
アヤは、この部屋の中央部の柱を立てる為にメジャーで測
っているイメージをして、テトに指示している。
その後も、テトに、墨つぼの端を持たせて、二人で水平の
位置を決めたり。
テトは、かやぶきとかやぶきを組み立てる穴をアヤの指示
で掘って、アヤはカンナで太いかやぶきを削ったりと、
色々、行った。
「ヒナ、どうかな、見せてーーーー」
テトは、写真の出来映えが気になっている。
「エッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー、ドウガーーーーーーーーーなの」
テトは、写真を撮っているのを、見ようとしたら動画だと
言う事に驚いて床に尻もちをついていた。
「だって、アヤちゃん、スゴク、スゴク、スゴク、真剣な感
じだから、コレは動画にしようと思ったんだもん」
ヒナは、アヤの姿を感動して、一部始終、撮りたくなって
いた。
「ヒナちゃん、アレッー、動画なのー、フーン、イイ、イ
イーーーーヨーーーー、ナイスヒナちゃん」
アヤは、感動と感激で眼をウルウルしていた。
「エッーーーーーーーーーーーー、動画ーーーー」
テトは、固まりそうだった。




