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テトの冒険  作者: ともピアノ
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剣士と魔導師

今、ここに、二つの絵本がありました。


一つは剣についての絵本の物語。


一つは魔法についての絵本の物語。


剣の絵本を取った幼児は剣の事が好きになり剣の道を進む


事にしました。


魔法の絵本を取った幼児は魔法の事が好きになり魔法の道


を進む事にしました。


お互いは、毎日、それぞれの剣の練習、魔法の練習と取り


組んで来ました。


剣の練習をする方は剣に対しての攻撃と防御の練習に取り


組み。


魔法の練習をする方は魔法に対しての攻撃と防御の練習に


取り組み。


剣の練習に取り組んで来た方は剣に自信がありました。


魔法の練習に取り組んで来た方は魔法に自信がありまし


た。



だが、お互いが、まさか、こんな早く敵対する事になると


は。


・・・・・・・・。



「ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ」


細マッチョが、テト目掛けて右手を胸の前に突き出して、


連続攻撃を繰り出す。


「アッ、チッーーー」


テトは、いきなりの連続攻撃に不意を突かれながらも、バ


ックステップでかわす。


「ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ」


細マッチョが、更に右手を胸の前に突き出して、連続攻撃


を繰り出す。


「ヨッ、ヨッ、ヨッ」


テトは横飛びを繰り返して、かわす。


「クッソーーー、ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ、ファイ


ヤ」


細マッチョが少しイラつきながら連続攻撃を繰り出す。


「ヨッ、ヨッ、ヨッ」


テトは更に横飛びを繰り返して、かわす。


「オイ、オーーーイ、避ける事しか出来ないのかよ、ファ


イヤ、ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ」


細マッチョは更にイラだっている。


「クッソーーー、ヨッ、ヨッ、ヨッ」


テトは、横飛びで、応対する。


このまま、避けるしか出来ないのか、・・・・間合いを詰


めないと。


「坊やーーー鬼ごっこしてるんじゃないんだぞーーーー」


テトは細マッチョの動きが緩んだのを見逃さなかった。


ヨシっ、今だーーー。


「クゥッ、ハッ、ンー、ファイヤ、ファイヤ、ファイヤ」


テトが走りながら、ジャンプして近づき、細マッチョの全


空から飛び斬りをしたのを、細マッチョが、あわてながら


も攻撃を繰り出している。


テトは回転して避ける。


「やるじゃないか、今のは」


細マッチョが、攻撃を一時中断して様子を見ている。


んー、んー、あの火の玉の様な攻撃は、破壊力は、弱い


が、正確に当たって来る。


スピードも、安心出来ない・・・何か方法はないか。


「次は外さないぞーーーー」


細マッチョが、ジリジリと間合いを詰めて来る。


んー、何だ、向こうから近づいて来る。


・・・チャンスか、こっちも、間合いを詰めて。


二人の間の空間をつむじ風が、ゆっくり通り過ぎる。


ジリジリ、ジリジリ、ジリジリ、ジリジリと二人はお互い


に間合いを詰める。


テトが速いのか、細マッチョが速いのか、二人は同じタイ


ミングで、テトは、斬り込み、細マッチョはテトへ向け


て、攻撃を繰り出す。


テトは軽くフェイントをしながら攻撃を避けて、脇腹を斬


るが、服が黒ずむ程度である。


「ウオーーー、アーーーー」


細マッチョが、脇腹を確認する。


かすり傷程度に落ち着く。


ヨシっ、当たるぞ、当たるぞ、この調子だ。


また、お互いに攻撃が、中断して、間合いを取っている。


フウーーー、フウーーー、フウーーー、フウーーー。


呼吸を整えよう。


次は・・・・何か、・・・・同じ攻撃はやめよう。


続かないだろう。


「うっ、どうした攻めるのをやめたか、フウーーー、フウ


ーーー」


今は落ち着こう、先ずは策を見つけるんだ。


アイツの攻撃に隙は無いのか。


・・・・そうか、そうだ、それなら、戦えるかも。


・・・・信じよう。


「フウーーー、フウーーー、フウーーー、フウーーー」


細マッチョが、静かに円を描きながら、ジリジリ、ジリジ


リ、ジリジリと近づいて来る。


テトも、同じ様に円を描いて近づく。


二人の周りをゆっくりつむじ風がまって行く。


しばらく、時間が止まったかのような感覚で進む。


どちらも、攻撃をしようとしない。


「オッ、オーーーーーーイ、にらめっこじゃ、つまねえだ


ろう、アーーーーーーー」


細マッチョは、攻撃をして来ない様子でいる。


「そっちこそ、攻撃は中断かー」


んー、んー、・・・・攻撃して来ないぞ、・・・・んー、


んー。


このまま、待つしかないのか。


このまま、・・・・待つしかないのか。


このまま、待つしかないのか。


このまま、・・・・待つしかないのか。


クッ、クッ、クッ、・・・・まだだ、まだだ、まだだ。


クッ、クッ、クッ、・・・・まだだ、まただ、まだだ。


二人はお互い、静かにしている。


静かにしている。


「えーーーーい、攻撃はどうした、もう終わりなのか」


テトは焦り出していた。


「ヘッヘ、ヘッヘ、ヘッヘ、ヘッヘ、ヘッヘ、ヘッヘ、ア


セローーーー、アセローーーー、アセローーーー」


「ヘッヘ、ヘッヘ、ヘッヘ、ヘッヘ、ヘッヘ、ヘッヘ、ア


セローーーー、アセローーーー、アセローーーー」


んー、チクショウ、んー、チクショウ、んー、チクショ


ウ」


んー、チクショウ、んー、チクショウ、んー、チクショ


ウ」


落ち着け、落ち着け、落ち着け、落ち着け、落ち着け。


落ち着け、落ち着け、落ち着け、落ち着け、落ち着け。


呼吸だ、深呼吸して、・・・・。


呼吸だ、深呼吸して、・・・・。


・・・・深呼吸して・・・・。





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