ご ょぅι゛ょ と せいねん
ウェルザンディは幸せの絶頂であった。
閉鎖的なエルフの里を飛び出て、初日に至高の存在と出逢えたからだ。
閉鎖的な世界というのは、平穏が好まれることが多い。
里のエルフ達は、裕福とはいえないが貧しくもない、毎日狩をして田畑を耕し、それなりに幸せに暮らしていた。
長寿な種族ではあるが、繁殖力はそこまでだ、その分その長い生涯の間で何人かの子孫は残すが…。
結婚相手は大体が里の者同士であった。
若いエルフは少ないとはいえ、甘酸っぱい青春はあったのだ。
ウェルザンディはエルフの中でも美しい少女だった。
「はあ!?なんで男と付き合わないといけないのよ!気持ち悪い!」
「はああ………シスカたんのおっぱいsrsrsrsrsr」
「うひょおお!やべえ ニーソやべえ!これはたまりませんわああああ」
「いいじゃん別に下着くらい!新しいの買えば!なんならほら!交換しようYO!」
「え?もう学校きちゃだめ!?なんでよ!」
「え?お姉ちゃん!?なんで…お母さん…お父さんまで…お兄ちゃんはどうでもいいけど…ひどい…ひどいよ…皆。
私が何をしたっていうの!?」
「手切れ金!?ひどい……」
むしろ出立の資金をくれるだけ十分ましだとは思われる。
そうして彼女は…自称、里を出たのだ…。
しかしまあつまりは、追い出されたのだ。
へんた…異物として。
「……つまりはあれね、エルフだけで満足するなって…精霊様のお告げね…。」
考え変われば意識も変わる、彼女は無駄にポジティブだった。
精霊様がいればつっこんでいただろう "お前は何を言っているんだ" と。
しかしさすがの彼女も気落ちしていた。
二十数年過ごしてきた里だ、何より外へ出るということは今までみたいに遊んでばかりではいられなかった。
働かなければならない…その現実が彼女を欝にさせた。
まだ…まだ働きたくない…!毎日勉強もせずに遊びに学校に行き、同性の学友のかわいい姿を眺めて、srsrしてprprして……家では両親にご飯を作ってもらって、お姉ちゃんに甘えて…お兄ちゃんをぱしりにして……。
1万人にアンケートをとれば、1万人が満場一致で家から蹴り出すレベルだった。
どうにかして楽して生きれる方法はないものか…あ、あの猫耳の人かわいい。
そんな風に悩んでいた彼女に……電流が走った。
ふわっふわ、さらっさらの黒い髪…
くりくりっとした大きな、そして希望に満ち溢れた輝く瞳…
ささやかなふくらみもない、艶やか?な身体…
天使が、天使がそこにいた。
それが彼女と幼女…サクラとの(一方的な)出会いだった。
そこから彼女は"しばらく"幼女を見続けていたのだが、ある時幼女が暴漢に襲われそうになった!
危ないっ!すぐに幼女を助けなければ!そう思って顔を左右にふるとすぐ後ろに衛兵がいた。
――ナイスタイミング!!
彼女はすぐに衛兵を呼び、暴漢に襲われようとしていたサクラを助けたのだった。
暴漢に襲われる幼女のピンチを颯爽と現れて救った…それが、ウェルザンディと…彼女の至高の存在となった幼女サクラとの出会いだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
青年が首都の衛兵学校を卒業し、この町に配属されて早1年。
ようやく仕事にも、この町にも慣れてきたところだった。
衛兵というのは、兵士とは微妙に違う。
衛兵……つまりは町をまもるのだ。
青年は子供が好きだった。
無邪気に遊ぶ子供が好き。
おいしそうにご飯を食べる子供が好き。
見るだけで優しい気持ちになれる。
その笑顔を守りたいと思う。
悪い大人から守りたいと、思っている。
だから青年は兵士でもなく、騎士でもなく、衛兵という仕事を選んだのだ。
大きな町というのは、それだけ人が集まるということだ。
いい人も、そして…悪い人も。
青年の心に、この世の全ての生きるものが幸せであって欲しい、そんな望みはない。
理想だけでは生きていけないことは、わかっていた。
だから、だからこそ青年は、自身の目で見える範囲の世界では、皆笑っていて欲しい…そう思って仕事をしていた。
だから青年は、今日も元気に街中をパトロールしていたのだ。
最近は町の人からも挨拶を気軽にされるようになり、信頼関係ができていた。
今日も平和な日だった、子供には暗くなる前に帰るように優しく注意をし、店じまいをする店主には今日もお疲れ様でしたと声をかける。
そろそろ詰め所に戻ろうか…そう思っていると、屋台の店主に声をかけられた。
「なあ、ずっと見てたんだが…あそこのエルフの女…ずっと子供をつけているみたいだ。
エルフもまだ子供みたいだけど…ちょっといや、大分怪しい動きをしてるぜ。
息も荒いし…何よりコソコソ見てるのがおかしくないか?」
店主の指差す方向を見てみると……いた。
確かに挙動不審だった。
協力感謝します、店主に謝礼を述べ、すぐさま青年は挙動不審なエルフに近づいた。
近づいてみれば、異様さが手に取るようにわかった。
まず、エルフは少女といえる年齢だったのだ。
エルフは長寿種のため外見から想像はしづらいが…それでもまだまだ子供だとわかる。
そして少女はかなりかわいかったのだ。
さらさらの金髪、くびれのある腰、胸はあまりないが…それでも美しいといえた。
しかし、そんな美しい少女が
『ハアハア…あああかわいい、かわいいわ…』
『あああ…きょろきょろしてる、ああprprしたい…はあ…ハアアア!』
等と申しており…。
青年は子供が好きだったが、女の子も好きだった。
『俺は守る側の人間だ!』
それが青年の信条だった、決して守る対象の笑顔を崩さない…そう必死に生きてきた。
しかし、しかしだ…守る対象側とはいえ……いくらなんでも目の前の少女はざんねn…もとい、不気味すぎた。
風の通信魔法具で同僚に応援要請を行うと、即座に相勤者である先輩が来てくれた。
どうやら先輩も同様の不審者申告を町民から受けていたようで、近くまで来ていたようだ。
その先輩も顔をしかめてエルフの少女を見つめる…。
とりあえずは、声をかけようとなり、彼女の肩に手をかけようとした瞬間、彼女がはじけるように前へ飛び出た。
『気づかれた!?』
青年は咄嗟にそう判断し、追いかけようとしたところで、彼女が焦った顔で顔を左右にふり、そして目があった。
『衛兵さんこっちです!』
すぐさま、少女ではなくその前にいた幼女に何かがあったのだと判断…目の前の不審者にばかり気をとられていた自分に喝をいれ、路地裏へと飛び込む。
『逃がすな!追え!』
幼女の安全を確保した先輩から指示を受け、青年は持ち前の鍛えられた身体を活かし、暴漢を捕まえた。
本当はエルフの少女も、ちょっと詰め所まで…と言いたいところだったが、エルフの少女に抱きついている幼女を見るとそんなことは言えなかった。
安心している幼女に、離れろ、その少女もHENTAIだ!とは言えなかった。
助けてくれた人までもが、自分を襲う者だと……幼女の心に人を信じることができない、そういった感情を植えつけてしまうかもしれないからだった。
何より、今のエルフの少女は先ほどの不審さは微塵も無く、その幼女を抱きしめ頭を撫でる姿は、まるで慈愛の女神のようだった。
その後は、上司である先輩の判断により、名前等を確認したあと釈放ということになったため、青年はエルフの少女のギルドカードから名前等を確認し、一緒に行くと喜んでいる幼女を見送った。
青年はそこからしばらくの間、念のためということでエルフの少女と幼女の行方をたどり、聞き込みを行った。
万が一、エルフの少女が幼女に酷いことをしていないかと心配してのことだった。
結果は白、2人は仲の良い姉妹のように振る舞い、町行く人々の癒しとなっていた。
与えられた任務は打ち切り、そう思って宿屋を離れようとすると…パッと幼女と目があった。
とたとたとたッと幼女が歩いてきて、青年に言った。
『えいへいさん、このまえはありがとぉ♪』
さあ、今日も元気にパトロールだ!
青年は笑顔で宿屋を後にした。
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■ 基本情報
名前 サクラ・ヤマト
性別 女
種族 ょぅι゛ょ
年齢 10歳
職業 はんたぁ(Fらんく)
■ ステータス
レベル ひくい?
HP あんまり…
MP あんまり?
筋力 ぜんぜん…
速力 あんまり
魔力 さあ?
精神 ふつう
運 らっきーかも?
■ 装備品
頭 無し
首 無し
胴 ワンピース(白)
腰 〃
腕 ミサンガ
脚 無し
靴 サンダル(白)
右 無し
左 うさたん人形(白、無限容量)
■ スキル
□通常スキル
ぽかぽかあたっく♪
うまのりあたっく♪
□固有スキル
絶対幼女
最強笑顔
超幸運
幼児化(思考能力低下、身体能力低下)
?????
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