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ょぅι゛ょ の いせかい にっき!  作者: さんさん
にさつめ     ょぅι゛ょ の にっき
3/28

いち     女神 と ょぅι゛ょ

ぐっ ぱっ ぐっ ぱっ


深い深い森の中、手をにぎにぎとさせる小さな子供がいた。


生い茂る木々、その中には獣だっているだろう…。


しかしその子はその身一つだった。


身長は1メートルちょっとだろうか、華奢な手足は枯れ木のように細い。


今だ成長すらしていない胸もお尻もつるーんぺたーんすとーんといった音が似合う。


腰まで届く、全てを吸い込む闇色のストレートの髪。


同じく深淵を思わせる暗い、大きなくりっとした瞳。


その場に不釣合いな真っ白なワンピースとサンダル。


左手に握られているのは、大きな耳のうさたん人形。




その姿は、どこからどう見ても、ょぅι゛ょだった。






◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆






「え…?幼女?」


「ああ、ょぅι゛ょだ。」


「えっと…特典そんなのでいいの?

 上限はあるけれど、ポイント上限超えない限りは好きなのとれるんだよ!?

 ほら、例えば無限の魔力が欲しい!とか何でも切れる剣が欲しいとか!

 ね?ほら?剣と魔法の世界だよ?それが幼女?え?ちょ…ええ!?」


「何度も言わせるな、俺が望むょぅι゛ょを実現させて欲しい。」


「……ッ!?」


「ああ、まず身長は………」



……

………

…………

……………

………………

…………………



「そ、そんなでたらめナッ!?

 セカイのバランスが壊れてしまうわ!」


「大丈夫だ、問題ない。」


「あるわよっ!

 いくらなんでも滅茶苦茶よ!」


「しかし、だ。 考えても見ろ?おもしろそうではないか?ん?ん?」


「…ぐぬぬ…確かに…。


 それに聞いてるだけだと…ええい!もういいやっ!セカイガ壊れたときはその時よ!」


「へへへ、ありがとう!!あ、あと俺がいくセカイってのは他にも俺みたいなのはいるのか?」


「いないわ、その辺は安心して、基本的に貴方以外は送らない。

 だってそうしないと、不安でしょう?

 送りこんだモノが自由に生きるからこそ面白くなる、見えない影に、不安におびえていてはつまらない。

 だから私達が行っているこのセカイゲームは、一つのセカイに一つのモノしか送らないってルールが決まってるの。

 そして送り終わったセカイには絶対不干渉、滅ぶも栄えるもあとはそのセカイにいるモノ次第ってわけ。


 だから…貴方の好きに生きていいんですよ。

 貴方が生きれなかった、*****としての残りの人生の分まで。」


「…………ありがとう…本当に、ありがとう。」


「さて、そろそろ送りますね。

 容姿等とスキルは貴方が望んだとおり、なお貴方自身に加えてスキルとかは常時変動・発動型、変動・発動するまでは貴方にも名前も効果も見えませんし、常時変化していくわ。



 では、貴方の生に幸あらんことを…また縁が逢えば、どこかで。」


「ありがとう、ございました。」


俺は*****として、お巡りさんとして、最後の敬礼を行った。







◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆







つい先ほどのことを思い出し、幼女はついついニヤケ顔になる。

普通の人がこれと同じことをすれば、なんと性悪なにやけ顔!となるだろう。

しかしそんなことはありえない、なぜなら男が望んだょぅι゛ょとは、そんなあくどい顔は人前で見せないからだ。


そして幼女はかわいくなくてはならない、人という枠を超えて愛でられる存在なのだ。


つまりそこにいる幼女は可愛かった…もう滅茶苦茶かわいかった。


「すてーたす おーぷん!」




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

■ 基本情報

  名前  サクラ・ヤマト

  性別  女

  種族  ょぅι゛ょ

  年齢  10歳

  職業  無職


■ ステータス

  レベル ひくい?

  HP  あんまり…

  MP  あんまり?

  筋力  ぜんぜん…

  速力  あんまり

  魔力  さあ?

  精神  ふつう

  運   らっきーかも?


■ 装備品

  頭 無し

  首 無し

  胴 ワンピース(白)

  腰   〃

  腕 ミサンガ

  脚 無し

  靴 サンダル(白)


  右 無し

  左 うさたん人形(白)


■ スキル

 □通常スキル

  なし

 □固有スキル

  ?????

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□




幼女が何も無い虚空を見つめ、うんうんと満足げに頷いている。

そうこの幼女こそが、*****の生まれ変わった姿だった。



「えっとぉ…かがみかがみ…」


うさたん人形の背中のチャックをあけて手をごそごそとする幼女。


そこからでてきたのは大きな手鏡だった。


人形の大きさから考えて物理的におかしい大きさであったが、ょぅι゛ょにとってはおかしくない。


なぜならょぅι゛ょは常にみだしなみちぇっく!をする、ちょっとお年頃なおんなのこだから!


だからちょっとした物理法則は、無視してしまうのだ!



「よし!ばっちり♪

 さて、じゃあ…さっそく町にいこっと♪


 まってろよぉ!ょぅι゛ょ!美少女!美女!けも耳!に、えるふ耳!!!」


なんというゲスイ顔であろうか、しかしょぅι゛ょフィルターによりそれはキラキラと輝く純真無垢な笑顔へと切り替わる。



猛獣はびこるこの森で、幼女が元気にかわいくスキップして町のほうへと消えていく。


その異常性に突っ込みを入れる存在は、いなかった。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

■ 基本情報

  名前  サクラ・ヤマト

  性別  女

  種族  ょぅι゛ょ

  年齢  10歳

  職業  無職


■ ステータス

  レベル ひくい?

  HP  あんまり…

  MP  あんまり?

  筋力  ぜんぜん…

  速力  あんまり

  魔力  さあ?

  精神  ふつう

  運   らっきーかも?


■ 装備品

  頭 無し

  首 無し

  胴 ワンピース(白)

  腰   〃

  腕 ミサンガ

  脚 無し

  靴 サンダル(白)


  右 無し

  左 うさたん人形(白、無限容量)


■ スキル

 □通常スキル

  なし

 □固有スキル

  ?????

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

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