じゅうろく ょぅι゛ょ と おそと
「んぅ…お○ぱいがいっぱい…ちゅう…」
「ふぁん…さくらぁ…」
サラ・シュワルツェンは悩んでいた。
同室で休む友人でありPtメンバーである幼女とエルフの少女のことであった。
彼女達は非常に仲が良い、というか良いというレベルとかそんなちゃちなものではない。
姉妹か、いやそんなものではない、恋人か…。
今そんな2人のうちの一人、幼女サクラがエルフの少女、ウェルザンディの胸に吸い付いている。
そう、言葉のとおり乳幼児が母の乳房に吸い付くように、だ。
いくら幼女とはいえ、さすがにこれはどうなのだろうか…。
それともこれくらいの子はまだまだ母の胸が恋しいのだろうか?
自分はどうだったかしら…そんな風に考えていると、目の前の2人が目を覚ましたのだった。
「ぉぁょぅ…うぇんでぃ、おねえちゃん…さらおねえーさん…」
「おはよう♪さくらぁ♪」
「おはようございます、お2人とも。
さあさ、早く顔を洗って下さいな、もうすぐ宿の朝御飯の時間が過ぎてしまいますわよ。」
「「はぁい」」
しかし結局2人は中々ベットから出ることができず、結局自室で朝食を食べることになった。
普通は朝御飯抜きとなるのだが、宿の女将さんも大将も幼女に対しては激甘なのである。
「それで、結局サクラさんの眼は何が見えるんですの?」
「んぅー?(きたか…いちおー、きのう かんがえておいたけど…!)」
「ああ、そういえばそうね…確かにどの程度なのか把握はしておきたいわ…さくらのためにもね!
さくら、よかったら教えてくれる…?」
「うん!ええとね…なまえとかーどれくらいのつよさとかーもってるまほうとか?わかるよ!」
「「…………」」
ウェルザンディとサラの2人は絶句していた。
魔眼というのは確かに強力ではあるが、"クセ"があるものだといわれているからだ。
魔法が見える魔眼というものは最もオーソドックスな魔眼である。
空気中に存在する魔素が見えるものから、相手の体内を見て相手がどのような魔法を使えるかを見たりする眼…それらは大体、"魔素に色が付いて見える"という特徴であった。
サクラがもっているものも、おそらくそれなのだろうと思っていた2人であったが…。
「………」
サラが無言でウェルザンディを見つめる。
ウェルザンディは頷いて、言葉を発した。
「ええと…さくら…まじで?」
「う、うん!(あ、あれ…ちょっとしっぱい…!?けどけどこれでも大分はしょったはずなのに!?)」
「………ちょっと試しに私の見えていること、教えてくれる?」
「うん…(なんかやばそうだし!もっとはしょろう!)
なまえが、うぇるざんでぃ・ら・みぜる
おんなのひとでー
みみながぞくでー
24さいでー
れべるが25でー
かぜまほーとみずまほーがつかえて
せいれいさんにちょっと好かれてて
けっこううんがいい?」
「「…………」」
「みゅー…(やっちゃったけい?)」
「サラ…これって…」
「ええ、私も実際にこの目で見るとは思いませんでしたわ…。
サクラさんは、"真実の瞳"の持ち主だったのね…」
「しんじつのひとみー?」
「ええ、あらゆる事象を"視る"ことができると言われていますの。
過去、英雄と呼ばれた人物や魔法王が所持していたと言われていましたけれど…全部文献でしかないものですわね。」
「さくら…絶対に、絶対にその眼のこと、私達以外に言ってはだめよ!?」
「う、うん?」
「サクラさんの言葉がはっきりしないので、なんとも言えませんが…文献通りならその名のとおり、モノに対して、全てが見えているはずですわ。
レベル…というのは基準がどの程度なのかわからないので保留するとして、魔法はダブルのことがわかったように、所持しているものが全て見られている。
精霊に好かれていると言うのは加護か何かがあるのではないでしょうか。
運がいいのはちょっとわかりませんわね」
「さくら、おかしいの…?」
「そんなことないわ!さくらはどこもおかしくなんてない!ちょっと他の人より眼が良いだけ!
さくらのことをおかしいなんていう奴がいたら私がぶっ飛ばすわ!!」
「うぇんでぃお姉ちゃぁん…」
ヒシィッ!
「はいはいスルースルー。
ところでサクラさん、その眼見えているとのことですけれど…普段は大丈夫なのです?」
「うん♪ 視たいっておもわないと、みえないよ!」
「そうですの、それでしたら安心ですわね…」
「そういうことなら、なおのことさくらとは平和な生活が一番ねぇ♪」
「ええー?けどさくら、ぼうけんしたいよ!」
幼女とは好奇心旺盛なのである。
確かに今の生活も満足どころか大満足であった…しかし日に日に外のセカイのことが気になりつつあるのも確かであった。
あの森の奥には何があるのだろう、あの川はどこまで続いているんだろう、あの山の向こうには何があるんだろう……ドキドキワクワクな想いが、少しずつ、少しずつ幼女の心に積み重なっていた。
「ええっ!?危ないわ…だめよ…」
「さくらね、もっともっとお外のこと しりたい!
あの森のおくとか、 川はどこまでつづいているのかなーとか!
あの山のむこーとか! おひさまはどこにしずんでるのかとか!」
胸に溢れる熱い思いを幼女は吐き出した。
「さくら…」
「それでね! そんなところに、うぇんでぃお姉ちゃんといっしょに、いきたいの!
いっしょにいっぱいいっぱい、たのしんで、すごしたい!」
「さくらぁ…ッ!」
「おねがぃ…うぇんでぃお姉ちゃあん…」
「はいよろこんでええええええ!!!」
「やれやれですわ…」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「あらサクラちゃん♪」
殺伐としていたハンターギルドにきゅうせいsy…ならぬ天使が舞い降りた。
この時からここは誰もが慈愛に満ち溢れたわけのわからない空間となる。
荒ぶっていた巨漢は菩薩のごとく優しさに溢れ、喧嘩をしていたチンピラ共は親友のごとく仲良くなる。
子供というのは何故こうも優しい気持ちにさせるのであろう…小さな身体で何をするにしても一所懸命なところだろうか?それともふとしたことにも一喜一憂させる純粋さであろうか?
とにもかくにも、今ギルドにいる生物は一丸となって、うんしょ、うんしょ…と椅子をよじ登って座る幼女を見て、誰もがほっこりしていたのである。
「ねこのおねえさん こんにちは!」
「はい、こんにちはぁ♪」
ギルドの受付嬢、シャルはネコの獣人であり、そして幼女の最早専属といってもいい立場にいる受付嬢である。
いつもいつも、街のかわいいアイドルな幼女が彼女のところにばかりいくことから、一時ギルドの受付嬢の間では冷戦状態になりそうになったことがある。
そう、なりそうに、である。
ちょっといびってやろうと思ったとある先輩は、いざ決行というときになって幼女の顔が脳裏に浮かんだ。
『ちょっと待って、私が彼女をいびって彼女の笑顔が曇ったら…幼女は心配してしまうのではないか…優しい幼女のことだ、すぐに彼女の異変に気づくだろう、そんなことはダメだ!なんてことを考えていたのよ私…!ええそうよ、逆に私が彼女を守らないと!幼女のためにも!!』
自分の欲望を抑えこみ、誰かのことを思い行動する…頭では理解していても、いざするとなると難しい、そんなことを幼女は幼女自身があずかり知らぬところでさせているのだ。
ある意味そっちのほうがたちが悪い気もするが、気のせいである。
幼女とは、無意識にしてその行動が悪女となることもあるのだ。
とまあ、そんなことがあったりなかったりして、シャルは今日も幼女の担当をするのだった。
「今日は何をするのかなー?」
「んーとねぇ…きょうはぁ…ううー!なにしよう?
けどお外いにきたい!」
ドキドキワクワクした気持ちは、もう誰にもとめられない。
幼女は目をキラキラとさせて叫んだ。
「それでしたら鉱石集めはいかがでしょう」
「こーせき?」
「はい、森の奥にある崖で鉱石がとれるところがあるのですわ、そこで色々な石がとれるんですの。
中には綺麗な石もとれるかもしれませんわよ?」
「おお!きれーないし! いきたい!!うぇんでぃお姉ちゃんもそれでいいー?」
「ええ、私はさくらの行きたいところならどこでもいいわ!!」
「ふふふ、じゃあこの鉱石収集のクエストで発行しますね。
お姉さん達二人がいるから大丈夫だとは思うけど、気をつけてね?サクラちゃん」
「んっ! いってきましゅ!!」
「いってらっしゃい~♪」
幼女が手をふりふりと振って、受付嬢シャルも手をふりふりとふる。
ちなみに、この時ギルド内にいる全員が幼女に対して手を振っていたことには、誰も気づいていない。
幼女の想いが保護者の心を動かしたこの日から、彼女達の活動領域は街から外へ外へと少しずつ広がっていったのだった。
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■ 基本情報
名前 サクラ・ヤマト
性別 女
種族 ょぅι゛ょ
年齢 10歳
職業 はんたぁ(Fらんく)
■ ステータス
レベル ひくい?
HP あんまり…
MP あんまり?
筋力 ぜんぜん…
速力 あんまり
魔力 さあ?
精神 ふつう
運 らっきーかも?
■ 装備品
頭 無し
首 無し
胴 ワンピース(白)
腰 〃
腕 ミサンガ
脚 無し
靴 サンダル(白)
右 無し
左 うさたん人形(白、無限容量)
■ スキル
□通常スキル
ぽかぽかあたっく♪
うまのりあたっく♪
あっちいけえっ!
錬金術 レベル3
□固有スキル
絶対幼女
最強笑顔
超幸運
純粋無垢
真実の瞳 New!!!(魔眼→真実の瞳)
幼児化(思考能力低下、身体能力低下)
?????
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