表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/82

第78話 実地訓練 1日目(6)

森の中を歩くと、先に行かせたコローナ達の歩兵分隊が止まっていた。

そしてコローナは俺に近づき、報告した。

「周囲を偵察しましたが、何もありませんでした」

「よし、ありがとうな」


そして俺は全員に指示をだした。

「ここに前線基地を作る、各員協力して設営してくれ」


そうして兵士達はスコップを持ち、持ってきた資材を使い塹壕やテントを作り始めた。

「敵にバレないようにしっかり偽装するんだぞ!」

「こっちに有刺鉄線を持ってきてくれ!」


こうして俺達全員は作業を開始した。


─────────

──────

───


作業はあらかた終え、時刻は昼過ぎだった。

「よし、皆飯にしようか」


兵士たちは敵に発見されないように火を起こし、支給された食料を食べ始めた。

するとギューテは俺に声をかけた。

「ハルトくんの分もできたよ」

「早くないか?!」

「即席だからね」


俺はギューテから食料を受け取った。

パンと一杯のスープだった。


そしてギューテと座った。

「いただきます!」


味は薄かったが、疲れた体に染みた。

「意外とこれ美味しいんだな」

「そうだね、もっとまずいって思ったよ」


そして俺は兵士たちを見ると、楽しそうに話しながら食べていた。

「平和だな……」

「うん……本当に戦争が起こるのかな……」


ギューテの言葉に俺は食べる動作を止めた。

「エトムントやテラのことが正しければ……もう止められない」

「皆に伝えたほうが……」

「だめだ、混乱を与えるだけだ」


するとギューテは食べ物を置き、話した。

「もし僕が戦争で死んだら、君はどうする?」

「……」


ギューテの質問に俺は固まってしまった。

「あはは、答えづらいよね」


そしてギューテは俺を見つめ話した。

「もし君が死んでしまったら、僕は後を追いかけるかもしれない……かも」

「……それはだめだ」


俺は咄嗟にギューテの手を握った。

「死ぬことを考えるな、俺達は絶対に生き残る……何が何でもだ」

「そうだね……ごめんね」


その光景を見ていた兵士たちはニヤニヤと見ていた。

そしてギューテは恥ずかしそうに言った。

「その……恥ずかしいから……」

「あっ、すまん!」


手を話すと、周りから色々と言われた。

「あの二人はやっぱりできてるんだな」

「あの人……パンツ見てたのに……)

「あれは事故だ!」


するとギューテは低い声で俺に言った。

「パンツを見てたって……なに?」

「いや、待て待て!直接見たとかじゃなくて、あれだ!間接的だ!」

「……少しお話しようか?」


こうして俺はギューテに引きずられながら、一つのテントに連れて行かれた。

別作品で【独占欲が強いお狐様と旅をすると、ヤンデレや姉御キャラの神々に出会うんだが 】

も投稿してます!

https://ncode.syosetu.com/n2799mg/


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ