第55話 売店!
俺達は掃除を早く終わらせ、宿舎に向かっていた。
するとカリーナは一つ提案をした。
「なんか食べ物とか買いに行く?」
その提案に俺達は賛成した。
「それじゃあ売店に行くか」
「売店か……楽しみだな」
俺は何が売っているのか楽しみだった。
そして売店につき、中に入ると様々な物が売っていた。
「パンにジャム……クッキーやビスケット、色々あるんだな」
「ああ、それにチョコやキャンディもあるぜ!」
アヒムは俺に説明してくれた。
「とりあえず好きなもの買おうよ!」
こうして俺達は色々な商品を手に取った。
「……まあチョコとかクッキーが無難だよな」
俺は何個か手に取ると、隣でアヒムやカリーナが沢山チョコなどの甘いお菓子を沢山取っていた。
「やっぱり皆そういうのが好きだよなぁ」
そして俺は別のコーナーに行くと、この世界ならではのものが沢山うっていた。
「羽用のクシ、角用のクリーム……本当にここは異世界なんだな……」
俺はもう一度実感させられた。
すると隣でエラが商品と見つめ合っていた。
「どうしたんだ?」
「あっ……えっと羽用のクシを探してるんだけど……」
「こっちにあるぞ」
そう言うと、エラは嬉しそうに感謝した。
「そういえば羽のブラッシングって大変そうだよな」
「そうだね……一人でやるのは少し大変かな?」
「やっぱりなのか、もし良かったら俺が手伝おうか?」
そういうとエラは目を大きく開き、恥ずかしそうにしていた。
すると後ろからカリーナの声が聞こえた。
「ハルト……流石にそれは変態だよ……」
「え?もしかして俺ヤバいこと言った?!」
するとエラとカリーナは頷いた。
「ハーピィ族にとって羽はデリケートな部分なのよ?」
カリーナの言葉に俺はやってしまったと後悔した。
「本当にすまない!知らなかったんだ」
そう言うと、エラは言った。
「大丈夫だよ、知らなかったんだもんね」
するとカリーナはニヤニヤして言った。
「あんた……もしかして異種族に対しての知識ないわね?」
「まあ……そうだな」
「私が竜人族ってのは知ってるだろうけど、この角を触ったら胸を触ったと同じだからね?」
「そんなにデリケートなのかよ!」
俺はこれから気をつけようと決心した。
すると後ろから俺だけにしか聞こえない声で、エラが話した。
「……ハルトくんなら……やってもらっても大丈夫だよ?」
その発言にどういう意図があるのか分からなかったが、驚いた。
するとアヒムの声が聞こえた。
「お前らここにいたのか、そろそろ会計して行こうぜ!」
「確かにそうだね」
そして俺達は会計をし、宿舎に向かった。




