第53話 いつもの光景
俺とギューテは教室に戻っていた。
そしてアルファンスは途中で職員室に向かうと言っていた。
「ハルトくん、本当に凄いね」
「そうか?」
するとギューテは笑顔で答えた。
「だって、共振を起こせる人は本当にいないからさ」
しかし俺はまだ実感が沸かなかった。
そして教室に着くと、ギューテは話した。
「そろそろ僕は駐屯地に戻るね」
「そうか、ありがとうな色々と」
「大丈夫だよ?でも次からは忘れ物しないようにね?」
そうギューテは言い、俺と別れた。
そして教室に入り、自分の席に向かうとカリーナが話しかけた。
「あ、ハルト君。おかえり」
そこにはアヒムやエラももいた。
「おう、ただいま」
するとアヒムが俺に心配そうに聞いた。
「そういえばなんか大きな爆発が起きたらしいが大丈夫だったか?」
俺は顔を引き攣らせながら答えた。
「あ……ああ!大丈夫だ」
アヒムは話を続けた。
「なんかテロだとか噂になってるらしいぞ?」
「怖いわねぇ……」
するとエラは言った。
「火薬が爆発したらしいよ……?」
……俺は隠蔽する速さに少し恐怖を抱いた。
「そうなのか?まあいいや、今日は素晴らしい事があるからな!」
アヒムは何処か興奮気味に話した。
「今日は何かあるのか?」
そう俺は聞くと、アヒムは言った。
「……次の弾道学はめちゃくちゃ可愛い先生が来るらしい……」
「もしかして巨乳か……?」
「ああ……情報が正しければボン・キュ・ボンらしいぜ?」
俺とアヒムはニヤニヤしながら話した。
その光景をエラとカリーナは見ていたが、呆れていた。
「ほんと男子ったら……」
「ハルト君ってそういうタイプが好きなのかな……」
「男という物は本能に従わなければならないんだ!」
俺はそう語ると、アヒムは頷いた。
「ああ、ヨレヨレの婆さん以外ならばっちこいだ!」
そうして俺達は次の授業の準備をした。




