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第48話 初めての拳銃

「よし、まずはセーフティを解除し、ここを引っ張ってみろ」

俺はアルファンスにC96の使い方を教えてもらった。


「次は弾薬を入れるんだが……このクリップをボルトの上部にある溝に引っ掛けてみろ」

手渡されたクリップを指示通りにやると、クリップがはまった。


「それでいい、後は上から弾薬を強く押すだけだ」

そう言われ上から強く押すが、うまく入らなかった。


「親指に力を加え、もっと押してみろ」

すると少し引っかかりながらだったが、ガチャガチャと弾が入っていった。


「よしそれでいい、次は射撃の姿勢だ」

「普通に立つのはだめなのか?」

するとアルファンスは首を横に振り、説明した。


「撃つ際には両足を肩幅ぐらいまで開け、そしたら体の重心を少し前にしてみろ」

言われた通りにやってみたが、初めての格好で違和感がすごかった。


「まぁ悪くない姿勢だ、撃つ際は手首で反動を受け止めるのではなく、全身で受け止めろ」

頷くと、アルファンスはニヤッと笑顔になり言った。


「よし、一番手前の的を撃ってみろ。タイミングは君に任せる」


俺は緊張しながらも的に照準を合わせた。

深呼吸をし、引き金に力を入れた。


その瞬間、鋭い音が俺の耳の中を突き刺した。

そして火薬の匂いとその煙。


俺は初めての射撃で無心状態になっていると、アルファンスが明るい声で言った。

「初めてにしては上出来じゃないか」

そして双眼鏡で俺が撃った的をアルファンスが見ると、驚いていた。

「しっかりと命中している……素晴らしいじゃないか」

「凄いじゃないか!見事だよ!」

ギューテも驚いていた。


「意外と楽しいな!」

すると隣にいたカリムが親指を立てていた。


「よし、じゃあ次は続けて撃ってみろ」

俺は先程の構えをし、射撃した。

そして打ち終わると、アルファンスは満足そうにしていた。


「命中率も悪くない……もしかして撃ったことがあるのか?」

俺は否定した。

「撃ったことも銃を触ったこともないな」

するとアルファンスは少し驚いた表情だった。

「ほう、ならば次はライフルを使ってみるか」

そして後ろの長机からライフルと弾薬を持ってきた。


そのライフルをみて、ギューテは話した。

「これはResonanzg(14式帝国共鳴小銃)ewehr14だね」

「ああ、武器庫のときにギューテが話していた銃か」

ギューテは「そのとおり」と話した。


そしてアルファンスは俺に弾がまだ入っていないResonanzg(14式帝国共鳴小銃)ewehr14を渡すと、俺に確認した。

「最終確認だが君は本当に魔法を扱えないって事で大丈夫かね?」

「ああ、使えない」

俺は少し悲しくなった。

普通なら魔法の一つぐらい渡してもいいだろう……


「よし、では次はライフルの使い方を教えよう」

こうして俺はライフルを撃つことになった。




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