第46話 ギューテ再登場
「ギューテ?!」
俺は驚くと、ギューテは手に持っていた袋を俺に手渡した。
「まったく、僕言ったよね?ちゃんと準備できてるかって」
俺は申し訳なさでギューテに謝ると、後ろにいた三人が驚きギューテに敬礼をした
その光景を見たギューテは言った。
「そんなガチガチにならならなくても大丈夫だよ?」
するとカリーナは緊張しながら言った。
「さ……流石に敬礼は必要だと思ったので!」
俺はその光景に少し驚いていた。
「そうだよ、緊張しすぎじゃないのか?」
するとアヒムは突っ込むように言った。
「逆になんでハルトは普通にしてるんだよ!」
「そりゃ……マインブルク駐屯地で一緒だったし?」
マインブルク駐屯地という単語にエラは驚いていた。
「ハルトくんもしかしてその駐屯地に行ったことあるの?!」
「そうだが……何かおかしいのか?」
そう答えると、周りは驚きで俺を見つめていた。
その光景にギューテは俺に質問した。
「もしかしてハルト君、家族の事とかまだ伝えてないのかい?」
「ああ……テラとかエトムントの事を話したら騒ぎになるかなって思ってな……」
おれの答えにギューテは確かにと頷いた。
「お前本当に何者なんだよ……」
アヒムは驚いた顔で俺を見ていた。
すると後ろからアルファンスの声が聞こえた。
「君たちまだそこに居たのか……ってギューテじゃないか」
ギューテは嬉しそうに答えた。
「アルファンス少佐!どうですか、僕の弟は」
「僕の弟……?」
アヒムやエラ、カリーナはその言葉に疑問を持った。
「なあハルト……そろそろ教えてくれ、お前は一体何者なんだよ……」
ギューテやアルファンスの方を見ると、ギューテは口に手をやっており、しまったという表情になっていた。
そしてアルファンスはやれやれという表情であった。
そして俺は正直話した。
「実は……俺の親父はエトムントなんだ……」
その瞬間、アヒムやエラ、カリーナは驚いていた。
「お前やっぱり凄い家系なのかよ!」
「だからギューテ中尉の弟だったのね……」
「ごめんな、隠してて。だだ混乱しないようにって思ってな」
すると三人は笑顔で話した。
「そんなことで距離を置く心をもってねーよ」
「そうよだよ、だよねエラ」
「うん……私もそう思う」
俺はその言葉に嬉しさがこみ上げてきた。
そしてその光景を見ていたギューテは安心していた。
「ところで諸君、授業は間に合うのかい?」
アルファンスの発言で俺達は現実に戻された。
「やべぇ!急がなきゃ!早く行くぞ!」
「ほら!エラも女子更衣室にいくわよ!」
「う、うん」
そして三人は走っていった。
「おいハルト!早く行くぞ!」
アヒムに急かされて、俺は分かったと返事した。
「ギューテ、持ってきてありがとうな」
「どういたしまして、授業頑張ってね?」
「おう!」
こうして俺も皆のところへ走っていった。
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「それじゃあアルファンス少佐、僕は駐屯地に戻りますね」
そう言うと、アルファンスは僕を呼び止めた。
「授業を見学するか?」
そうアルファンスは笑顔で言った。
「気になるんだろう?」
確かにそうだ、いくら書類上でも僕の弟。
ちゃんと馴染めてるかも気になっていた。
「いいんですか?」
そう聞くとアルファンスは頷いた。
「それじゃあ……お願いします!」
こうして僕とアルファンスは射撃訓練へと向かったのであった。




