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第33話 いざ士官学校へ

アルフォンスへ近づくと、アルフォンスは挨拶をした。

「おはようお二人さん。ハルトくん、よく寝れたかい」

「ああ、それはもうぐっすりとな」

そう言うとアルフォンスは笑っていた。


「アルフォンス少佐、お久しぶりです」

するとアルフォンスはギューテを見た。

「少し大きくなったか?」

「そうかな……?」


その光景をみて俺は少しほっこりした。

「二人は知り合いなのか?」

そう聞くとギューテは答えた。

「うん、アルフォンス少佐は僕が小さい頃から面倒を見てくれてたんだ」

「ああ、いつもエトムント大将の後ろに隠れていたけどね」

アルフォンスの言葉でギューテは恥ずかしそうにしていた。


「それではハルト君、もうここには戻れないが準備はできたかい?」

俺は後ろを振り向いて、昨日の事を思い出した。


初めてこの世界に来たこと、エトムントやテラ、そしてギューテと出会ったこと。

作戦室の皆や講義室の生徒達と出会ったこと。

なにより武器庫のジョニーと出会ったこと。


そして俺は深呼吸して、アルフォンスのほうへ向いて話した。

「ああ、大丈夫だ」

アルファンスは頷き、黒い車の運転手に合図をだした。


その瞬間エンジンが始動し、大きな音が辺りを響かせた。

「では後ろに乗りたまえ」

アルファンスは先に後部座席に座った。


そして俺も車に乗ろうとすると、ギューテが俺を呼んだ。

後ろを見るとギューテは笑顔で話した。

「怪我しないように気をつけてね?」

俺はギューテの笑顔に応えるに笑い言った。


「任せろ、もうパンツ一丁にはならないからな」

その言葉にギューテはくすくすと笑い、小さく「わかった」と言った。


「それじゃあ、行ってきます!」

「行ってらっしゃい!」


こうして俺は車に乗り込んだ。

「それじゃあ運転手さん、お願いします」

アルフォンスの指示で、車はゆっくりと動き出した。

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