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第24話 俺のシナリオ、世界のシナリオ

そして日用品店から出ると、テラとギューテはニコニコしていた。

その光景をみたエトムントは呆れながら言った。

「貴様らもちゃんとした給料をもらっているのだろう……次からは自分で買いたまえ……」

俺はエトムントに同情した。


エトムントは自分の懐中時計をみて何かに気づいていた。

「もう昼か、他に買うものも無いし……少し休憩するか」

するとギューテとテラは喜んでいた……がテラだけは違う理由で喜んでいた。

「タダメシだわ!」

「貴官は少し遠慮という物を……」


そんなこんなで近くのカフェへ向かった。

そして4人が座れる場所に座り、商品を注文した。

周りには一人で来ているもの、新聞紙を読みながらコーヒーを飲んでいる者がいた。


「僕は……ミルクコーヒーとチーズケーキにしようかな」

「私はそうねぇ……このチョコケーキとウィンナーコーヒーで!」

「俺はブラックコーヒーで」

するとエトムントは俺と同じ物を注文した。


「あらあら、何も食べなくていいの?」

「そうだよ?ここのケーキは美味しいんだ」

ニコニコしている二人だったが、俺は遠慮した。


そう、そろそろエトムントの財布がヤバそうだったからだ……

チラッとエトムントの方を見ると、少し申し訳なさそうにしていた。


「それはそうと……服屋の前で何か話していたけど何を話してたのかしら?」

テラの表情が真剣になると、エトムントが説明し始めた。


「ああ、さっき集会があっただろ。それと新聞の内容もみてハルトが世界大戦が起こるかもしれないって話てたんだ」

するとギューテは首をかしげ言った。

「もしかしてグルリア問題のことかな?」


俺は頷くと、ギューテは少し考え話し始めた。

「あの問題って確か独立して間もないセビア共和国とランリア=グルリア帝国のグルリア地方で揉めてる国境問題でしょ?」

「そうねぇ……あそこはずっと揉めてるからグルリアの火薬庫って言われてるわね」

テラが付け足して話したが、とある単語に俺は反応した。


「グルリアの火薬庫?もう少し詳しく話を聞いていいか?」

するとテラは様々な事を説明してくれた。


民族問題があったこと、共産主義者がその地域で活動をしてる事、そしてセビア共和国を巡ってランリア=グルリア帝国とローリア帝国が睨み合っていること。

世界は連合国側と同盟国側で分かれていること。


そして俺は結論をだした。

「……戦争は必ず起きる」


するとギューテは驚いた。

「戦争って……そんな簡単に起きる物でもないだろう?」

俺は首を横に降った。


「起こるさ……たとえ羊でもね」

ギューテはまだ分かっていなかったが、エトムントは話した。

「もし起こるとして、どんな戦いになると思う」


俺は自分の頭の中に思い浮かんだシナリオを説明した。

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