第23話 日用品の値段じゃねえよな……
テラに案内され、ついて行った先には日用品店と書かれた店だった。
「普通の日用品店って感じだが……さっきみたいに軍人専用みたいなのが売ってるのか?」
そう聞くと、ギューテは首を振り言った。
「ここは他と違って物凄くいい製品を置いてるんだ!」
ギューテの目が輝いていた。
「テラ中将もここ通ってたんですね!」
するとテラも笑顔になりながら答えた。
「えぇ、ここのシャンプーは本当にしっとりしていいのよ?」
「もしかして前に出てた新発売のやつですか?!僕も使ってるんだ!」
テラとギューテでワクワクと話していた。
そんなこんなで店内に入ると、毛布や石鹸など一般的な日用品が売られていた。
「とりあえず必要なのは石鹸とタオルと……パンツか……」
パンツにはいい思い出がなかったが、とりあえず適当に商品を手に取った。
するとギューテは俺が手に取った商品を取り上げた。
「だめだよ!ちゃんとした製品使わないと肌が荒れちゃうよ?」
「いや、使えればいいかな……みたいな?」
テラが後ろからやってきた。
「あらあら、乙女の話は聞かなきゃだめよ?」
そしてテラが持ってきた商品を渡された。
「これは……何が違うんだ?」
ギューテはあっ!と声を出し、説明した。
「これ僕も使ってるんだけど、本当に肌がしっとりしてて保湿もできるんだよ!」
「そうなよねぇ……女は見た目を気にしないと本当に大変わよねぇ……」
テラとギューテは頷き合っていた。
そして俺はエトムントに助けを求めようとしていたら、笑顔で応援された。
その笑顔は何だよ……
そして俺が選んだものではなく、テラやギューテが選んだものを買うことにした。
そしてレジに持っていき、会計をお願いした。
「石鹸とタオル、その他諸々で……」
エトムントが財布を持って待機していた。
「……15マルクになります」
するとエトムントは驚いた。
「15マルク?!一体何を買ったら日用品だけでそんな値段するんだ!」
するとテラとギューテは店から逃げるようにそそくさと出ていった。
「エトムント……あいつら自分たちの分も入れてたぞ……」
「くっそ……足元を見やがって……」
エトムントは頭を抑えていた。
「それで……お会計はどうされますか?」
するとエトムントは悩み、結局払ったのであった。




