あんどらチャンネル、ツキガミイベント実況中
台本っぽい感じでお楽しみください。
真っ黒の画面上にアンドラダイトの緑色のロゴが浮かび、配信が始まった。
その後画面上はツキガミのオープニング映像で止まっていて、右下にワイプで涼が映っている。
結局湊太は2画面の正面にツキガミを、初号機パソコンから拝借した左側ディスプレイにチャット画面を表示し、スマホで配信を見るという3画面体制になった。
次から次に流れるコメントをチラ見しながら、湊太はヘッドフォンから流れ始めた声に意識を集中させた。
涼「こんばんはー。今日はツキガミのイベントに合わせて緊急生配信です!」
コイケ「3拠点?まとめるの面倒くさそ、チェックさん乙です」
ゆっきぃ「ボス、ツキガミのイベントは参加しないって言ってたのにね」
涼「だってうちのメンバー、キミたち大学生二人以外誰もこのゲームやってくれなかったんだもん。時間掛かる系めんどいとか言ってさぁ。人数集まらなくて野良チームで参加とか悲しすぎるから、参加しないって言ってたんだよぉ」
涼は右下固定なのだろうか。ゆっきぃとコイケは、画面左上に交互に現れる。
コイケ「でもついに、アンドラダイトの正規メンバーだけで5人揃えることが出来ました、って事っすね」
涼「そーなんだよ、新規加入の高校生二人が!」
コイケ「二人は前々からやってたの?」
ぽるぽると「いや、今週入ってから?ほんとこの3日くらいの話です」
ゆっきぃ「え?二人はボスに強要されて始めたの?」
涼「言い方!!」
ぽるぽると「いや、実際は随分前に学校の先輩に勧められてて…」
黒百合「でもしばらくスルーしてました」
涼「なんで!?」
ぽるぽると「何となく…?」
黒百合「忙しかったから…?」
左下に新たにワイプが現れて、湊太と由梨香はそこに交互に表示された。
ロボットアニメの戦闘中みたいな出し方だな、と思うとなんだかカッコいい。久保田の手間は大変なものだろうと思いつつも、目が離せなくなる。
アンジェロ「さあ、イベント開始の8時まで、残り3分を切った!」
アンジェロは使われていなかった右上に一瞬現れて、消えた。
ゆっきぃ「どする?すぐ飛び込む?」
涼「いや、ちょっと様子見かな」
コイケ「そのココロは?」
涼「俺、一応このゲームの企画者じゃん?でも実際に俺が組めるわけじゃなくて、口だけ出してあとは製作さんにお任せなわけで」
ゆっきぃ「うんうん」
涼「最終どう仕上がったか、知らないから」
コイケ「まじかよ。まさかの、なんのアドバンテージもない人だった…」
黒百合「え?テストプレイとかするんじゃないんですか?」
涼「したよ?」
コイケ「じゃなんで仕上がり知らないんだよ」
涼「改善点はめっちゃ言ったんだけど、最終確認はあえてうちのスタッフにお願いして、俺はやらなかったんだよねー」
ゆっきぃ「なんでだよ!?」
涼「うちのメンバーで5人揃うって分かったから、そっちでガチで遊びたかったんだよー!新鮮な気持ちで!チートつまんないじゃん!」
ゆっきぃ「うおーいぽるぽると、さっきからずっと下ばっか見てない?」
ぽるぽると「あ、すみません。スマホで配信の方見てました」
コイケ「一視聴者か?余裕じゃん?」
ぽるぽると「いや、5人喋るって、顔どう映るのかなって。ロボットアニメの戦闘中みたいなワイプの出方するから、面白くって」
ゆっきぃ「え、まじか。私も見たい!」
涼「チェックさんが時間ない中苦労して作ってたからねー!そのフォーマットに、久保田という神様がいつも通りみなさんの顔を切り替えて入れてくれてます。トーク中と実際のプレイ中はまたフォーマット変わるから、そちらもお楽しみに~!」
ゆっきぃ「うあー、こういうふうに映ってんのね。それよりそろそろ背景、実際のボスの画面に切り替えないの?」
どうやらゆっきぃもスマホの方で配信を見始めたらしい。
アンジェロ「早く涼さんのアバター見たい、とコメントが上がってますが…」
涼「だって、映しちゃったらどの街にいるか、みんなに居場所バレちゃうじゃん?」
コイケ「ばれたら何か困る?」
ゆっきぃ「アバターがウザ絡みされたところで、痛くも痒くもないじゃん」
コメントでは、アンドラダイトの5人がどこにいるかの推測合戦が始まっていた。
『新人二人連れてるから、中央付近の街のどこかだろ?』
『どんなに進んでたとしても、ヴェルナーまでは行ってないと思われ』
などと、かなり絞り込まれたコメントも流れていた。
アンジェロ「開始1分前です」
ぽるぽると「あっ!名前が…」
目の前にいた涼のアバターの表示名が、文字数時のランダム配置から「ryo_demantoid」に切り替わった。
黒百合「ああー!知ってる名前になった!」
ゆっきぃ「うぇーい、お帰りボス」
涼「あーあ、これでみんなの検索に引っかかるようになっちゃったよ…」
『え?え?目の前に涼サマおる!』
『頭巾のやつや!』
『テオフィルスに存在確認!』
コメントがわっと勢いよく流れた。
『誰だ、カーバンクル連れてる』
『いいな、カーバンクル!』
ついでに、湊太の相棒にも注目が集まってしまった。
5人のアバターの間を、いろいろなプレイヤーたちが割り込みながら通過していく。涼のアバター周りは一気に野次馬が湧いてごちゃっと人が集まってきてしまった。
涼「ほらぁ、こうなるじゃん?」
ゆっきぃ「いや…別にどうにもなんないじゃん?」
黒百合「確かに、痛くもかゆくもない」
アンジェロ「時間になりました!」
魔法陣が見たことのない紫色に光りはじめ、さっきまで涼のアバター周りをうろついていた野次馬も次々とイベントステージへ吸い込まれていった。
涼「はーい、じゃあみんな変身タイムねー!」
湊太は装備品のインベントリを開き、「戦兎族の衣装(斑)」をクリックし、「セット装備」を選択した。これで、一か所一か所個別に指示しなくても一瞬で全身の装着が完了できる。
全員が一瞬で同じ衣装に着替えたので、きっと外側から見ていたギャラリーは面白かったのではないかと思う。
頭には鹿のような角のついた、左右に長い垂れ耳の下がったもふもふの帽子、女性キャラはビスチェにショートパンツ、男性キャラは胸までしかない超ショート丈のジレにロングパンツだが、どちらも両腕両足首にスリーブとレッグウォーマーがセットされている。
パンツ以外は全部白地に黒のぶち模様のもふもふ素材だ。
コメント欄が一気に湧いた。
『ジャッカロープのぶち模様装備だ!』
『え?結局どこ?クランどこ?』
『推し神誰だよ』
『誰の眷属がそれ貰えるの?』
ぽるぽると「おおー!?可愛いのにカッコいい」
ゆっきぃ「いや、わかるけどさぁ?なんでぶち模様なんだよ!!単色が良かった!」
涼「そちらは、ランキング上位の神の眷属に配られるものですから。まあ、俺たちも頑張ってイシュバランケーを上位に押し上げてランキングに入れば?ワンチャンそっちも貰えるかもしれない」
ゆっきぃ「おっし、頑張る!」
『イシュバランケーかよ』
『ええ?ぶち可愛いのに』
『私はその模様好きだな』
『泣きそう。昔飼ってた犬思い出した…』
などと、コメントはぶち模様擁護派も多い。
アンジェロ「おっと、アンドラダイトのメンバーは、今回イシュバランケーの眷属という事でよろしいでしょうか?」
涼「よろしいでっす」
配信の画面はいつの間にかフォーマットが変わっていて、両端に縦3つずつ並んだ顔画面が固定されていた。
右側には上から涼、コイケ、ぽるぽるとが並び、左側にはアンジェロ、ゆっきぃ、黒百合が配置されていた。これでプレイ画面の上に配信者の顔が乗って邪魔することはなくなった。久保田がいちいち切り替える手間もなくなったというわけだ。
ぽるぽると「あれ?涼さんそのカッコ…」
ゆっきぃ「あー、なんか見覚えある髪だな、その色」
涼は、口に人差し指をあててニッと笑った。
頭巾のような布を外して姿を現した彼のアバターは、女性キャラだった。
涼「これは、俺にツキガミのイメージをくれた恩人の姿に似せました」
ぽるぽると「あああああ…!」
その髪は、くすんだピンクとも赤ともつかない色に、金のメッシュが入っている。どうみても大牙と同じ髪色だ。それが肩下くらいのセミロングヘアーで、もうこれは間違いなく大牙の姉を模したモノだと気づいてしまった。
コイケ「あれ?『ジビエ』のフーガさんじゃん」
涼「ふふふ、彼らにツキガミの曲は作ってもらってるけどね。そろそろイベントの話に戻るよ?」
最初に大牙に会った日の夜、彼の兄・氷牙の事を検索して出て来た、2番目の兄風牙にも確かに似ている。確か、ゆうぐれジビエというバンドのドラムだった。
すぐ後ろにいる由梨香の表情を画面の中で見て知るのも変な話だが、彼女は「すべてを察した」ような顔になっていた。
部活中、由梨香は「自分の性癖開示するようなキャラなんか作れません」と叫んでいたのだ。涼は残念なことに見事にそれをやってしまっていた。
ゆっきぃ「ボス、今風使いだっけ。狩りに向かねーなー!」
涼「大丈夫、ジョブチェンジ後だから魔法で戦えるよ」
コイケ「じゃあ、そろそろ潜る?」
涼「そうだね」
ゆっきぃ「潜る前に一個いい?私の感覚だと、こういう数競うやつで30分って長い気がするんだけど」
涼「うーん。意地悪要素があちこちあるから、足りないかもよ?」
黒百合「そういう情報こそ最初に下さいよ!」
ぽるぽると「意地悪要素って、今ここで教えてもらえるやつですか?」
涼「そーだねぇ…。ヒントだけ言うと、まあワンチャン死ぬかも?」
ゆっきぃ「なん…だって?」
アンジェロ「おっと、コメント欄に不穏な書き込みが。『全然ウサいねぇ』『ドラゴンに遭遇』『マジで死ぬ、これってそういうイベントだったの!?』とありますね。『麒麟に追っかけ回された、死ぬ!』というのもあります。『運営が鬼畜』とも…」
涼「狩る者は、常に自分も狩られる存在だという事を意識すべきという、実に深い話ですねぇ」
ゆっきぃ「馬鹿なの!?」
涼「当然ドラゴンを狩ってもポイントにはなりません。でもまあ経験値にはなります」
黒百合「ツキガミのイベントってこういう感じなの?これが普通?」
ぽるぽると「これじゃ、最初に入った人めっちゃ不利じゃないですか」
涼「そうだねー、でもスタートダッシュ特典って報酬もあるから、みんなに情報を出して敢えて犠牲になるってのも全くの損じゃないんだよー?」
イベント参加のタイミングを見計らい魔法陣近くをうろついていた何組かが、踵を返して店舗に駆け込んでいくのが見えた。
アンジェロ「皆さん、回復アイテム購入に走ってますね。狩るだけだと思っていたので、用意していないチームが多かった模様。地下世界にもお店はありますが、イベント期間中はぼったくり価格となります!」
ぽるぽると「ひでぇ…」
涼「ちなみに、ジャッカロープはあっさり狩れますが、アルミラージはまあまあ強いのでその辺舐めてかからないようにねー?」
コイケ「それは、織り込み済み」
涼「さすがだね。じゃあ、そろそろ行きますかぁ!リーダーはゆっきぃで」
ゆっきぃ「ほーい」
引っ張られるがままに飛び込んだ地下世界は、暗すぎて景色が見えないなどという事もなく、薄暗い程度で視界は良好だった。見える範囲に小ぢんまりとまとまって店や脱出用の魔法陣があり、ここはイベントから約一か月間の限定集落という事だそうだ。
集落を出ようとしたところで、何人かがその入り口から入れ違いで飛び込んできた。
ゆっきぃ「うわ。なんだ?」
集落に入らずに駆け抜けていったプレイヤーと、それを追う大型の黒いドラゴンが左から右へと目の前を通り過ぎて行った。地下では役に立たなそうな、巨大な羽を持つ竜だった。
黒百合「わあー。本当だー、ドラゴンだぁ…」
コイケ「ニーズヘッグだ。まだ通常マップでも会ったことないのに…」
ゆっきぃ「よし行った?チャンスかな?左に出よう」
ドラゴンが通れそうにない、狭くて暗い洞窟をゆっきぃは選んで進む。
コイケ「ウサがわんさか湧いてると思ったのに、全然いないじゃんか…」
ぽるぽると「んっ?」
何かが動いた気がして、反射的に手近な岩壁のあたりに向けてモーション機能を使ってナイフを動かした。
『ジャッカロープ、+2点』
ゆっきぃ「はあぁぁぁ!?」
コイケ「まじか!?全然見えなかったけど、どこにいた?」
ぽるぽると「なんか壁際!めっちゃ保護色?」
涼「ははっ。簡単すぎって言ったら、こう来たかぁ」
ゆっきぃ「くっそー!運営マジでクソじゃん!」
お互い間隔を取り、壁に向かって出鱈目に武器を振るい始めた。
『ジャッカロープ、+2点』
『ジャッカロープ、+2点』
『ジャッカロープ、+2点』
アンジェロ「ぽるぽるさんお手柄だぁ!『まさかの保護色!?』『やっと点取れはじめた、ぽるぽるとありがとう』などのコメントが流れてますね。みんなが気付いて壁際を攻撃し始めたぞ~!」
もう、湊太には配信の方を見る余裕はなかった。しかしこれは他のチームにもヒントを与えてしまったという事で、褒められたところで喜んでいいのかも分からない。
ゆっきぃ「なんだこれ、つまんねぇー!!」
黒百合「壁とか床が白っぽいエリア探しません?アルミラージいそうな気がするんですけど」
コイケ「なるほど!…新マップだから全然分かんないな」
一度プレイヤーが通った場所は、どんどんと共有のマップになって全プレイヤーに開示されていくシステムだ。このゲームのマップは見たままの色で表示されているので、誰かが通っていれば探せるはずだ。
コイケ「後ろ。引き返すぞ。さっきニーズヘッグが向かった方に白いエリアがある」
ぽるぽると「俺、殿行きます」
最後尾についた湊太は、洞窟を抜けたところで後ろを向き、カーバンクルに炎攻撃の指示を出した。
『ジャッカロープ、+2点』
『ジャッカロープ、+2点』
『ジャッカロープ、+2点』
『ジャッカロープ、+2点』
『ジャッカロープ、+2点』
コイケ「いい手だわ。壁際焼いて回るか」
ぽるぽると「こっちが敵って認識してないものは、自動で攻撃もしてくれないから難しいんですよねー」
涼「ふふふ、みんな頼りになるなぁ」
先程の集落のある広大な空洞に入ったところで、上から巨大な何かが降ってきた。
その大きな地下空洞の空間全てを埋め尽くすほどの、巨大な蛇だ。
黒百合「うわ、大蛇!?」
胴の直径が、湊太のアバターの3倍以上ある。頭がこちらからは見えないが、うぞうぞと波打つようにその体が動いている。
コイケ「わああ!ヨルムンガンドだ!これは絶対無理なやつ!」
ゆっきぃ「マジで運営馬鹿じゃないの!?キモいしぃ!!」
ゆっきぃに引っ張られ、なんとか集落に滑り込んでその巨大な蛇をやり過ごす。
ぽるぽると「確かに…これは時間全然足りないな」
ラスボスクラスのモンスターに追われ、隠れ、やり過ごして…それを繰り返していたら、狩りどころではない。
大蛇が消えたところで、再び集落を飛び出して今度は右手に向かう。移動しながら、全員ちまちまと壁際に向かってモーションで武器を振り回した。
ゆっきぃ「出た、白いエリア」
ぽるぽると「はーいみんな、ちょっと下がってて下さーい」
カーバンクルにまた壁際に向かって炎を放たせた。
途端、壁際で無数の赤い目がギラリと光った。
コイケ「ビンゴじゃん。黒百合ちゃんナイス」
アルミラージが一斉に襲い掛かってきて、今度は普通にエンカウント扱いで戦闘画面に切り替わった。
ゆっきぃ「これよこれ、これでなくちゃ!」
一匹、また一匹と倒していくが、いつまでたっても戦闘終了にならない。次から次にアルミラージが仲間を呼んで、増え続けているのだ。カーバンクルの炎攻撃も有効だが、増える量に追いつかないのだ。
黒百合「どうなってんのこれ、終わらない!!」
コイケ「うあー!カーバンクルちゃんが滅してくれてる~!かわええ~!」
配信を聞いて後からこのエリアにやってきたチームも、それぞれ離れた場所で同じように戦闘に入っているが、やはりずっと戦闘状態が続いている。
その時、一番近くで戦っていたチームが、全員一緒にふっと消えた。
ぽるぽると「あれっ?お隣さんが消えた!」
涼「タイムアップかな、月面に帰ったんだよ。…俺たちもそろそろだねっ」
既に8時半を過ぎている。スタートダッシュを決めたチームが時間切れになっても不思議ではない。
画面の右上には、残り4分と出ていた。
ゆっきぃ「うわあーん、これどうなの?上位食い込めてるの?全然分かんないー!!」
ぽるぽると「もう何匹倒したかも分かんねー!」
コイケ「ああ!イロチ来た!でけぇ!っつーか、固ってーな!」
涼「あと1分切った!削り切れー!」
黒百合「これ、コスパ悪い!普通に3匹狩った方が早くない!?」
ぽるぽると「確かし!」
ゆっきぃ「イロチは無視!ノーマル狙えー!」
コイケ「うわあい、カーバンクルちゃん回復ありがとおぉぉぉ」
カーバンクルとコイケの全体攻撃で色違いの巨大アルミラージを削りきったところで時間切れとなり、全員がテオフィルスの魔法陣へ戻された。
『狩猟大会の結果です。2点・ジャッカロープ23匹、5点・アルミラージ89匹、15点・色違いアルミラージ1匹 合計点数は506点でした。最終成績は、10時のイベント終了までお待ちください』
ぽるぽると「うあああ、終わったぁ」
ゆっきぃ「なんか色々ボス殴りたいけど、最終あのイロチ削れたから今は良し!」
涼「ええー?俺殴られちゃうの?」
アンジェロ「まずは皆さんお疲れさまでした。今回のポイントは『伝説級モンスターによる足止め』と『対象が見えない狩り』だったという事に尽きると思いますが」
コイケ「意味わかんないだろ、それ」
ゆっきぃ「ボスは、あの鬼仕様の巨大モンスター出てくるのは知ってたんでしょ?保護色モンスターは知らなかった?」
涼「うん、その通り。テストプレイで、ありがちな穏やかほのぼの数だけ競うような狩りだったから、ドラゴンクラスの強烈な邪魔入れてくれってのと、乱獲しにくいように少しひねってくれ、とだけ言ったんだよ。最終テストはうちの後方部隊にお任せで」
アンジェロ「配信を見終わってからのイベント参加者は、かなり有利に進められると思いますが?」
涼「皆様の攻略のお役に立てれば幸いでっす!」
アンジェロ「そろそろ生配信は終了の時間ですが、チーム・アンドラダイトの結果はいつのお知らせにしますか?」
涼「10時から、短い臨時配信やりまーす」
アンジェロ「ということで、皆さままた10時にお会いしましょう!」
最後にまたアンドラダイトのロゴが現れ、配信は終了となった。




