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ジョーカー、切り札の魔法使い  作者: 笑添愛


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地獄の稽古

僕は今まで朝働きに出かけて夜遅くに帰ってくるアステリウスしか知らなかった。

知っているのは彼が冒険者だと言う事と、家でご飯を作ってくれる姿。

後は…僕に色々教えてくれる教官モードの姿だけ…かな。

それ以外は僕にとって彼はほぼ他人も同然だった。

僕は彼が冒険している姿を見たいと思ったが、同行をいつも断られていた。

なので、ある日は思い切って彼を尾行してみた。

特にばれないようにするのが至難(しなん)の業だったが何とかなった…と思い込んでいた。

僕は彼を隣町まで尾行したが、彼が迷宮に入って行くのを追いかけようとしたら見張りの人に止められてしまった。

「ちょっと!ここは部外者立ち入り禁止区域です!入るには資格が必要になります!」と。

「そうなんですか?すみません、初めて見たもんで、好奇心で入ってしまう所でした。」と謝った。

「そうなんです。何せ、死人が出る危険な迷宮なんですからね!」

「それぐらいにしておけ、コゾウがビビってるだろう?」と後ろから声がした。

振り向くと、こっぴどく叱られていた僕の後にアステリウスが立っていた。

だけど、残念ながらそれで一件落着ではなかった。

コルを換金して用事を済ませて家に帰るまでの間アステリウスはほとんど黙っていた。

『あ、これヤバイやつだ。』何度もそう思って冷汗が止まらなかった。

家に帰った後に、アステリウスは僕を居間の床に座らせて自分も座った。

「それで、説明(せつめい)できるならしてみろ。どういった経緯(けいい)で俺を尾行しようと思ったのか。」

彼の顔はとんでもない表情になっていた。

「バレてたんですね。」とあほらしく白を切ったが、通用するわけもなく。

「『バレてたんですね』じゃないぞ!ったく。」

『あの時バレてないと思ってた僕を一発殴りたい。』そう思った。

眉毛(まゆげ)が今にも飛び出しそうな勢いでピクピクしてた。

『あ。この流れはご機嫌物凄く斜(なな)めな感じだぁ~。』と思わざるを得なかった。

「あぁ~それはだな、アステリウスは病み上がりなのに大丈夫かなぁ~って心配と言うかなんというか、アハハハハ。」

結論から言うと、彼の機嫌を直すのに数週間かかりました。

その後何度も働きたいと訴えて断られたが、 彼が完治した後にもう一度働

きたい意志を彼に示した(正確には『アステリウスがやっている仕事を僕もしてみたい』が正しい)。彼は再び反対したが、僕が折れないのをみて話をきいてくれることにした。

それで始めたのが魔法の知識を覚える事だった。

少し前に彼が僕に教えてくれた魔法属性や冒険者の職業については表面を貸すってすらいなかった。

知識と叩き込まれて始めて知った、それが全てではない事を。

数か月が過ぎて魔法に関する大抵なことは問題なく答えられるようになった頃、アステリウスは『机に座って勉強するだけじゃ駄目だ』と言って、冒険者(ぼうけんしゃ)になるための必要条件を話してくれた。

「いいか、冒険者(ぼうけんしゃ)になるには試験を受けて合格するしか方法(ほうほう)も道もない。選抜試験は毎年季節ごとに一度(いちど)だけ開催される。試験の内容は全部で4段階ある。『魔法』、『武術』、『交渉術』、そして最後に『根性!』。」

「え?こ、こん、じょう?」

「根性だ!だけどどんな試験が行われるかは試験時に選ばれる試験官の気紛れ次第。だから、今日からお前は修行だ。朝は魔術の勉強をして昼は武術の訓練、後、俺は交渉はからっきしだから、非常に不本意だが、そっちは別の人に頼んである。」

「え?じゃあ交渉しないといけない時どうしてるの?」と聞いたが帰ってきた答えは予想以上に天然としか言いようがなかった。

「そんなの決ってる、睨め付けて言う事を聞かせるの一択だ」

『あ、この人交渉の意味たぶん全然解ってない!絶望的だ!』

「あの、アステリウスさん?それ、交渉って言わないんじゃあ?」だが、彼は聞かなかったふりをした。

「今なんか行ったか?」と定番の反応が返ってきた。

「いえ、なんでもないです…」

翌日朝早くに起こされて、そこから修行が始まった。

そして、すぐに理解(りかい)した。

この人、教える事に限ってはとことんド天然だ!

木刀を僕にくれたところまでは良かったのだが、その後が致命的だった。

「俺が見本みせるから真似するなり勝手にしろ。」アステリウスは僕に木刀を渡しながらそう言った。

そうやって木刀を振り下ろす地獄が始まってしまったのだった。

「腕が捥げそうだよぉ!」そう叫ぶ僕だったけど、不思議にも諦めたいとは思わなかった。

僕に色々教えてくれるアステリウスは鬼みたいに厳しいけど訓練以外(いがい)の時は不器用でツンデレなアステリウスに戻った。それでも地獄の訓練には変わ

りなかった。

一日目が終る頃には腕が上がらないくらい激痛が生じた。その夜は彼が薬草風呂を用意してくれたおかげで、寝る前にはすっかり痛みも引いていた。

二日目も腕が落ちる寸前まで木刀を振り下ろした。

「個体名フレイルは武術スキル『剣術』と強化スキル『腕強化』と『腕力強化』を獲得しました。」

そうやって何日も、何か月も剣を振り下ろしているうちにわかったことがいくつかあった。

『腕強化』と『腕力強化』を獲得した後、それを使わずに訓練を行うと、

レベル一のままでも『威力が上がる』そして『腕強化』と『腕力強化』もレベルが上がると言う事だった。

だから僕はスキルを得ても前と変わらずスキルを使わないで剣を振り下ろした。

そうするうちに、素振りしても腕は痛くなくなっていった。

もう一つわかったのは、獲得したスキルは使用しなくても条件に応じて進化すると言う事だった。

「個体名フレイルのスキル『腕強化』と『腕力強化』のレベルが最大値に達しました為、スキル『腕強化』と『腕力強化』は統合し、『身体強化〈上半身〉』に進化しました。」

そうやって朝は勉強して午後からは剣術の鍛練をする毎日が繰り返される日々が続いてあっという間に数週間が過ぎた。

アステリウスは、ある日僕の訓練をみにきて暫く様子をみると満足(まんぞく)したようすで剣の振り下ろし訓練は「もういい。」と言った。

それでやっと終わって助かったと思ったが、僕はなんて愚かな勘違いをしていたのだろうか。

「よし、次は走るぞ。ついてこい。」そう言うと人間とは思えない速さで森に向かって猪突猛進していった。

いや、今のは訂正しよう。デアルヴァは人間ではない。

僕が森にたどり着くと彼はしかめっ面をして太い木にもたれれ腕を組んでいた。

僕はものすごく息が切れていて一息つくためにしゃがんで深呼吸した。

「遅い。俺をどれだけ待たせりゃあ住むんだ。」と叫ばれる方がましだと思うくらいは食いしばった声だった。

正直(しょうじき)に言うと生きた心地が失せる雰囲気だった。

そして見上げると周りは大樹だらけの妙な森だった。

「ここは?」そう聞きながらもすごく嫌な予感がしてならなかった。

そして、その嫌な予感は恐ろしく的中してしまった。

「今日からこの森の中で追いかけっこだ。俺を捕まえてみせろ。」そう言った後に彼は消えた。

『え?それだけ?』そう思ったが仕方がなかった。

僕は一日中アステリウスを森の中で追いかけた。

足がガタガタと震えるまで走り続けてスキル『疾走』、『足強化』と『脚力強化』を獲得したが、アステリウスは、俄然捕まらないままだった。それでもあきらめずに走り続けたが、彼をみつけることも、ましてや捕まえることが出来なかった。

彼の姿を目に留めるのが関の山だった。

何週間も走り回った末にスキル『疾走』は最大値までにレベルが上がり、スキル『足強化』と『脚力強化』は統合されて『身体強化〔下半身〕』になった。

そうして何週間も鬼ごっこをしたが彼は僕には早すぎた。

訓練を初めて二月がたったある日アステリウスは訓練メニューを切り替えた。

「今日は狩に出る。ちょっと遠出するぞ。」狩の場所(ばしょ)までは走って約十分かかった。ただ走るだけならもっとかかったが、最初から猛ダッシュで走ったせいで思いのほか早く到着してしまった。

ついたのは僕のいた森よりやばそうなところだった。

「毎日森の中を走るだけじゃ訓練の意味があまりないからな、かと言って、これ以上素振りだけしてたら剣術スキルの持ち腐れだ。今日からそれを二つとも応用した訓練を始める。走りながら攻撃してくる魔物を、そうだな、まずは十体倒せるようになれ。」

最初は一匹狩るのに一週間かかった。

魔物の弱点や急所を探りながら戦ううちにどうにか十匹倒せるようになったが、訓練のハードルは高くなるばかりで、そうやって続けていたが、今日は特別に休みを許可してもらったので。母親の墓参りをする事にした。

里を出て今日で一年になるからだ。

丘には意外と早く到着したがどう言う事か、母の墓には一輪の花が咲いていた。

その花は最初にみた雪と同じ形をしていた。僕はその花を『雪蓮花』と名付けた。

母の墓の前に座って今までの事を隠すことなく話すうちに、前世の母との記憶がよみがえって、また涙が墓に零れ落ちた。その涙は家に帰っても止まらなかった。

「何かあったか?」そう心配そうにアステリウスはきいてくれた。

「今日は泣きたい気分なんだ。今日はお母さんたちの墓参りの日だったからね。」僕の前世の事情を知らない彼は少しわからない顔をしていた。無理はない。僕が彼に話したのは僕がこっちの世界に転生した後に起きた事や聞いた事だから。だがいつまでも隠していては申し訳が立たないと思った。だからアステリウスには話した。僕がこの世界の人間じゃないことを。

「もう、一人は寂しくて嫌なんだ。なのに今まで耐えられたのがとても不思議に思う。トートがいなかったら、アステリウスがいなかったら、僕はその事実に絶対に気づけなかったと思うんだ。だからあの時、アステに居なくなってほしくなかった。」

彼をみるととても深刻な顔をしていた。

「悪い、ちょっと意外な情報に頭が追い付かない。けどこれだけは言える。お前は一人じゃない。と言うか、人間は原理的に言うと一人にはなれないんだ。そんなの不可能だ。なぜだかわかるか?たとえその人が自分は一人だって思っていても、応援してくれる人が世界のどこかに、まだ出会ってないだけで、必ず一人くらいはいるからだ。応援されてない人なんていない。」

そうアステリウスは慰めてくれた。

その後彼が作ってくれたご飯を食べて少しだけ元気を出した。

食べるのが終ると彼は僕の前に座って真面目な顔で突然きいてきた。

「訓練の時、どうして武術や体鍛える訓練ばかりしてるかわかるか?」僕は首を横に振った。

「確かにお前の魔法の才能は異質だ、だけどそれ以外(いがい)はほとんど凡人以下だからだ。だから、試験に合格させるために体を鍛えさせてるんだ。」と説明

してくれた。

「スキルは使えば使った分だけ伸びる。人間も同じだ。生きた分だけ、鍛えた分だけ、働いた分だけ伸びる。」そう言って少しいたずらな目をすると続けた。

「だから明日も厳しくいくぞ。」

そして次の日、地獄の稽古再度開始。

アステリウスは僕に木刀を渡すと二人で再び森へと向かった。

その時にちょっと調子に乗っていたのかもしれない。

アステリウスに「お前、そろそろ俺への敬語はやめていい。」そう言われたので調子に乗って付け加えてしまった。

「あ、じゃあイリアとウィリアみたいにー」だけど話し終わる前に彼の顔が怖く変貌したので話すのをやめた。

あの日あの話を最後まで言ってたら、たぶん僕のいのちはなかった。


〘半年後〙

「スキル『身体強化〔上半身〕と〔下半身〕』が統合されました。よって、スキルが『身体強化〔全身〕』に進化しました。」

一応手を強化させたり、と細かい使い分けは出来ると説明が有ったので安心した。

僕は汗まみれのまま草の上に仰向けに倒れて笑った。アステリウスは一年間僕を鍛えてくれて、最後には森の鬼ごっこでも彼を捕まえられるくらいに僕の速度が上がっていた。

僕の剣筋や足が上達して早くなると彼は間に手合わせの稽古を挟むようになった。

普通に草原(そうげん)で相手をしてくれる事もあれば、森で鬼ごっこをしながら出くわした時に一戦交える事も少なくなかった。

そして、訓練が終わった一年後の今、僕の武術は魔法と同じくらいに上達していた。

「いいか、武術の基本は魔法とあまり変わらない。お前のその想像力が大事だ。生き残るためにうってつけだからな。この世界の大抵のものは実はわりと想像力で何とかなるものばかりだ。試験を受ける時は特にだ、それを絶対に忘れるな。わかったか?」そうアドバイスしてくれた後、僕たちは早めに晩御飯を食べた。

「よし、じゃあこれからは交渉術を教える先生の所に連れて行く。」だけど、アステリウスは非常に不本意だって顔をしてた。

そして、講師の所に着いてようやくわかった。

先生は…あの双子のエルフュイアだった。

「え?!アステが自分からここに来るなんて!心を入れ換えて優しく修行してくれる覚悟ができたとか?!」と相も変わらず騒がしい二人であった。

「違う!断じて違う!はぁ~こいつに交渉の術を叩き込むよう頼みに来たんだ。」

「あ~なぁんだ、残念。」と口では言っていたが、表情が真逆だった。

簡単に説明すると、アステリウスは自分を曲げないが自分を曲げなきゃいけない時には自分を曲げる、一方で、この二人は自己中心的でわがまま。

『なるほど、アステリウスとこの二人が相いれないわけだ。』

アステリウスは一刻も早く離れたいと言わんばかりに、僕を双子に預けると今までにないスピードで去って行った。

「アステったら、あんなに逃げなくてもいいのに。」と双子は口を揃えて言った。

「あ、そうそう、まだ名乗ってなかったね。僕はイリアで、こっちがウィリア。」そう紹介されたが、僕には同じに見えた。

『双子って鏡みたいで前世でもちょっと苦手だったなぁ。』

双子の性格は僕が見ても欠陥だらけの底辺だったけど、悪い人たちではなかった。

彼らも僕に良くしてくれたけど、料理の腕はちょっとアレだった。

『なるほど。アステリウスに飯ねだりするわけだ。』

そして、交渉術を学ぶ初日がやってきた。

「交渉って言っても。言葉で教わって聞くより、実際に体験した方が良いから、最初は僕達の仕事を見学する事から始めよう。」

彼らの職業は、エルフ王国の大使だった。

そして、どうしてなのか直に分かった。

会話や交渉においてこの二人に勝てる人がいないからだ。

情報の扱い方、人手の配置の把握、伝手、彼らはいわば知略家だった。

僕も試してみたが、やはり勝てなかった。

だが、彼らと過ごした日々は決して無駄ではなかった。

彼らと模擬交渉をするうちにスキルを一つ手に入れたからだ。

「知略家〔ディウルナリウス〕」。

レベルこそ初級の1ではあったが収穫的にはでかいと言える。

僕は彼らと3か月過ごした。

イリアとウィリアは自分たちが教える物がないと判断したのが、一緒に過ごし始めた三か月後だった。「まぁ、教えたいこと、教えるべきことは全て教えたし、後は実践と経験積むのみ、だね。」そう言って彼らは僕を送り出してくれた。

僕は跳躍と探知を続けながらアステリウスの住む世界樹までもどった。

「ただいま!」そう言いながら。

「おう。どうだった?」と聞く彼の姿は宛ら父親に少し似ていたので、悪戯気分で一回読んでみた。

「お父さん。パパ。ダディー。」と。

彼は真っ蒼になった。

「最後の二つはどんな意味か知らんけど、お父さんはやめてくれぇ!俺、そんなキャラじゃねぇから!な?」と慌てふためく姿が面白すぎて笑いそうになったのを全力で堪えた。

「冗談だよ。イリアとウィリア、二人ともわがままで自己中心的だけど、いい人たちだったよ。」と僕が言い終わらないうちに彼の顔は真っ赤になって、目がギラリと光った。

「お前、それを俺の前で言うのか?」とは食いしばって言いながら。

「あ、いえ。つまりですね、アステリウスほどじゃないけど、良くしてもらいました。」となんとか乗り越えることができた。

「『知略家〔ディウルナリウス〕』のレベルが1あがりました」と声がした。

『今のは交渉の内に入らないけどな。』と頭の中で言ったが、レベルが上がったのは素直に嬉しかったし、ありがたかった。

「明日は早く出発しなければいけない。だから早く寝ろ。」そう言うと彼は自分の部屋に入っていった。

その夜はいつにもまして月が出ているのに、僕は一睡もできる気がしなかった。実際にそうだった。

どうしようもないと判断した僕はこっそり外に出て治癒魔法の修行場だった世界樹の穴倉の中に座った。

暫くすると僕の匂いを嗅ぎつけたのか、レプスとウルぺスがきた。

『二人とも今までどこで何してたんだろう?』素朴な疑問がわきはしたが、さほど気にならなかったので追求せずにすぐ忘れた。

「気になってきてくれたのか?」頭をなでながらそう言ってふと気づいた。

「そう言えば君たちにはまだ名前を付けていなかったね。」

レプスをよくみた。耳と前足の先っちょと尻尾が真っ黒だった。そして性別を確認した所オスだと判明した。(確認する途中にしぬほど蹴られたのが思いも寄らず痛くて回復するのに苦労した。)性別探っただけで生命が何年か縮んだ気がする。

ウルぺスの方はあまり抵抗がなかった。こっちもオスだった。

「なんでこっちのオスは抵抗意識が半端なくてこっちのオスは大人しいんだよ?」

もっとよく観察すると兎の方はどうやら僕の治癒魔法を少しだけ学習したみたいで瞳にわずかな緑が宿っていた。

「決めた、お前はパナクだ。」とレプスには薬神の名前を略した名を付けた。

ウルぺスの方は驚くことに僕の知っているどの狐の色にも属していなかった。狐は真っ赤な火色だった。

「これなら名付けし易いな。君の名前はウェスタだ。」

名付けを終えた魔物たちは僕の膝の上でぐっすりと眠りについてしまった。僕はそのまま穴の中でもう少しだけ満月を眺めてからパナクとウェスタをそっと抱き上げて部屋に戻って寝た。

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