表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/15

強制指導します!いけない子にはお仕置きです(笑)

一方その頃

昨日とは違い多少余所行きの格好をするルシフェル

黒のロングコートに赤のシャツに黒の革のズボン、それから黒革のロングブーツにグローブ

漆黒の長い髪は赤いリボンで結んだ

相変わらず顔はワイルドだけどもの凄い美形だ、しかも目元に泣き僕ろがあり色気も半端ないのだ


「よっしゃ、いくぞ。弟子ども」

タバコに火をつけ気だるそうにしている師匠


「了解」

「お?お前らパーティー装備か!いいねぇ!あいつの指示か?」

「そうっス。師匠が課題で装備とパーティー名考えろって言った時に作ったやつです」

「ほうほう。そりゃいい課題だな

 お前らのやり方はいいやり方だ。流石は俺の嫁」


師匠はご機嫌な様子で街を歩いていく

もちろん女性がちらちらとこちらを見てくるが、全然気にする様子もなし

そして不思議な事に誰にも声をかけられないままギルドに到着

ドアを開けて入った


「ほぉーここがお前らが通ってるギルドか、どれどれ?」

真っ直ぐに掲示板に向かっていくとタバコ片手にふかしながら確認していく


「ん?これだけか?」

「まぁ、これ以上のやつはS級以上じゃないと受けられねぇんだよ」

「は??いやいや、こんなやつ全然B級とかでもいけんだろ?」

「いやー・・たぶん無理だな」

「マジかよ。え?これA級???嘘だろ」

「うそじゃねぇよ。まぁ、色々見てればわかるぜ」


俺は掲示板を見て正直驚いた。あり得ねぇ・・バジリスク程度の魔物がA級って

あんなもん対策ひとつで簡単に狩れる魔物だぜ?意味がわからん

それとも最近のは亜種とかなのか?

俺はとりあえず弟子と一緒に壁の方によって話をしていると


「あのー・・さっきから見てたんですけど格好いいですね!」

「私も思ってた~」

「あの!私たち魔術学園で教師してるんですけど、一緒にクエストどうですか?」と声をかけられた


「いや、遠慮する。ランクが会わないやつとは基本的に組まねぇよ」


「ええー・・いきましょうよぅ」

「そうですよ!彼女なんて”深紅の魔女くれないのまじょ”って呼ばれてるんですよ」

「そうそう!」


は???こいつが魔女?


「ぶ・・あははははは、冗談は言動だけにしてくれ。ありえねぇ、これが魔女とか。」

「師匠、笑ったら失礼ですよ(いろいろわかりますけど)」

「だな。まぁ、魔女ってのはないな」

「ねぇよな・・・・ってお前、ルシアじゃね?」


「え・・・その声まさか落ちこぼれのルッツ?あんたここでなにしてんのよ」

「何って、俺SS級冒険者だけど?」

「は?落ちこぼれのあんたが?嘘でしょ?」

「いやー・・いつの話してんだよ、お前」

「いつのって?学生時代だけど?私はエリートな宮廷魔術師よ。あんたとは違うの

 それよりなんであんたがこんな素敵な人と一緒にいるのよ!紹介しなさい!」


「無理だな。やめとけ、お前もう一人の俺の師匠に殺されるぞ」

「確かに、やめといた方がいいな」

「そうそう、ささっとクエスト決めて行けよ」

「ちょっとあんたまでいたの?私は宮廷魔術師なの!言うこと聞きなさい!」


俺はふーっ・・と煙草をふかしながら、嫁こねぇかなと思ってたら

あ・・・やべっ


「ちょっ!おまっ、また無意識に魔術つかっただろ、アホが」

「あー・・ごめん、ごめん。だってーお前に会いたかったんだもん☆」

「だもん☆って・・おまえねぇ!はぁ・・まぁ来ちゃったもんは仕方ない

 ルル、あいつらに伝言してきてねよろしく」


”なぁ~お♪”と鳴くと足元にいたクロネコが消えた


「ちょっ!あんただれなの?その人とどんな関係よ!」

「は?えっと、あんたこそ誰???これ、僕の旦那だけど?」

「旦那?嘘でしょ?こんなやつが?(どうみてもわたしの方が美人じゃない!)」


「今値踏みしたでしょ、失礼なやつ」

「なっ!なんですって!私は宮廷「その台詞聞きあきたからいいよ」」

「深紅の魔女に失礼じゃない!身の程をわきまえなさい!」

「そうよ!そうよ」

「わたくしは”深紅の魔女”なのよ!わかるかしら?(ふふん、わたくしに勝てるわけないわ)」


「え??だから何?」

「何ですって?だからわたくしは深紅の魔女なのよ?」


(何があった?ルッツ)

(あー・・エドガーさん、この人俺の師匠の師匠でルシフェルさん)

(どーも♪)

(かくかくしかじか・・・)

(はぁ・・また魔術師ギルドから来たやつらかよ。しかも、また宮廷魔術師・・・)


「え?ドヤ顔する意味がわかんないんだけど?というか、魔女って・・・あんたが???

 いやー・・ちょっとそれはないわぁ。ないない。何を持ってして魔女????」


嫁がドン引きしてた・・ウケる(笑)

いや俺もわかる、ステータス見たけど全然魔女要素がない。皆無なんだけどなぁ

しかも格好も魔術師だし、自分で魔術師って言っちゃってるし(爆笑)


「なんですって!たかだか冒険者風情が!」


そこかしこで冒険者たちが今の言葉でキレたっぽいね。殺気が凄いんだけど(笑)


「ってかさーそれで魔女とか僕に喧嘩売ってる?君が魔女とか認めないし、ありえないから

 それと冒険者風情とかいってるけど、あんたよりよっぽど冒険者の方が役にたつよ。お・ば・さ・ん♪」


「いいぞーねぇーちゃん!もっといってやれ!」

「そうよ!宮廷魔術師がなによ!まともな実勢経験もないくせに!」

「ふざけんな!気に入らねぇなら帰れよ!」

「「「「そうだ!そうだ!」」」」


「なによ、なによ。ささっと私にその人を譲りなさい!」

「やだ~。あんたにとか無理

 それに残念だけど実力も図れないなんて、可哀想~」

「はぁ?私の方が強いに決まってるわ!」

「ええー・・・何それ。それこそありえないんですけど」


「あー・・可愛い。マジ可愛い♪俺の嫁可愛すぎじゃね?」

(((((落ち着け!))))

相変わらずヴラドを抱き締めたまま満足そうににやにやしている

なんか美形が台無しな気がするんだが・・・(笑)


「あー、ダーリン☆ちょっとだけ離れて待っててくれる?」

「いいよーハニー♪」


(((((空気・・・空気呼んで!))))


「あーちょっとそこの君、エドガーだっけ?魔法ぶっぱなせるとこねぇの?

 この際うちの嫁さんの実力見てもらえば?」

「一応地下に結界があるとこがありますけど・・・・」

「地下ねぇ、やめといた方がいいなぁ。たぶん、建物崩壊する(笑)

 どっか広いとこがいいんだけどなぁ」


「でしたら、学園に来ればいいわ!あそこには最新の結界が張ってある闘技場があるの」

「じゃあそこでいいんじゃね?」

「おっけー☆移動は?」


「わたくしが移動の魔術をかけますわ」


「「俺らは遠慮するわ☆じゃ、お先に~」」


俺と嫁+ギルメンをつれて瞬間移動~

ルッツとヴィンスに闘技場の場所を想像してもらって無事成功

あ、遅れて女の来たようだな


「うわ・・テレポートってこんな感じなのな」

「ってか、できる時点ですげーわ」

「「「「「それな」」」」」


「おやおや、君が優秀な私の娘に喧嘩をうった人かな?(おやおや、美人だね。負けたら私の玩具にでもするか)」

((うわー脳内駄々漏れだな、おっさん))


「丁重にお断りします。ってか僕が負けるとかありえないので」

「なんのことだ?(今、私の考えていたことを読んだのか?)」

「ふふふふ、降参するなら今よ?」


「あー・・そういうのいいから。さっさと始めようよ

 で?どうすんの?勝負内容は??」


(ねぇ、見てみて!先生が魔法対決するみたいよ!)

(ってかあの黒髪の人格好いいわ!)

(先生の相手ってあれ?弱そう~)


「なんでもありの魔法対決よ!(わたくしの召喚魔獣も凄いんだからね!)」

「えぇー・・・それでいいの?(ラッキー☆)」


「出ていらっしゃい!私の可愛いドラゴンちゃん☆(わたしのドラゴンは特別なのよ!火竜ですもの!)」


出てきたのは・・・・ドラゴン???え?あれは・・サラマンダーだけど、蜥蜴のほうじゃね?


(どう!凄いでしょ?炎属性のドラゴンよ)

(((えええ・・・・あれ蜥蜴の方のサラマンダーだよな???)))



サーカス団長に相応しく可愛い団員がよく着る踊り子衣装にチェンジ

頭には可愛い三日月の髪飾りに肩だしの紫のショーとワンピースと編み編みタイツにショートブーツ

認識阻害魔法も切れて本来の僕の長い銀色の髪に蒼い海のような瞳の姿になった


僕は手にとんがり帽子持つととステッキでポンポンと軽く叩いた

「じゃあ、僕も☆僕のサーカスお気に入りの可愛い”宵霧のアリー・フロスト・ラヴィッツ

 可愛い、可愛い僕の兎ちゃんたち、アハト!ノイン!出ておいで!」


””きゅう!きゅう!””

二匹の可愛い白と黒の角が生えた可愛い兎が出てきたのだ

しかも可愛いローブに頭には小さな王冠がちょこんと角の根本についてるのだ


((((え?なにあれ!うさぎ!!!))))


「えー・・うさぎ???」

「ありえない。サラマンダーにたいしてうさぎとか・・」


「え?あんたの召喚獣うさぎって・・バカにして・・・あんたそんな顔だったの!」

「えー、驚くとこそこ???」

「ふん!どちらにしても顔も魔術もわたしの方が優れてるわ!行きなさいサラマンダー」

”美しい主よ!任せておけ”


サラマンダーが炎のブレスをはくと

””きゅっ♪きゅっー♪”


一瞬でブレスが・・・・・凍った

ものの見事にカチンコチンに(笑)


「きゃぁぁ!うそでしょ!なんで??」

”なぜわたしのブレスが凍る?あり得ぬ”


””くすくすくすくす・・・””

「誰よ!笑ってるのは!」


”僕らだよー☆これがサラマンダー?偽物サラマンダー☆”

”そんなへなちょこブレスなんて怖くないもん♪”


「よしよし、いい子だね。」


”きゅう♪ご主人様だーいすき♪”

”きゅう♪僕もだーいすき♪”


ああー・・めっちゃ可愛い♪超もふもふ♪ふぁー癒されるぅ


「うさぎが喋った・・ですって?」

「そりゃしゃべるよね。君のサラマンダーも喋ってるじゃん」

「当然よ!この子は災害級魔物だもの!」


「「え????」」

「いやいや・・・そいつどうみても蜥蜴種の方のサラマンダーだろ?なら超級だな」

「だよねー。超級個体の中の異種もしくは亜種ってとこ?」

「だな」


「ししょーしつもーん!サラマンダーに違いとかあるんですか?」

「あるぜ。今いるのが蜥蜴種のサラマンダーだ。基本的に空は飛べない、得意魔術は火炎

 でもな本当のサラマンダーは竜種で赤竜という

 勿論空も飛べるし、やつがはくブレスは紅蓮もしくは火焔だ

 それこそ火力も威力も何倍、何十倍と違うぜ」


「なるほど・・・・じゃあ俺が会ったやつがそうか」

「ん?そういえば、赤竜に会ったって言ったな。そうそう、そいつが本当のサラマンダーだよ」


「そんなはずないわ!わたくしの子は災害級なのよ!」

「「どっちにしても無理だけどね」」


「俺の嫁さんのとこのうさぎちゃんはこう見えて災害級もしくは準厄災級だぞ

 まぁ、そいつじゃ勝ち目はねぇよ」


(((((えええええええええええええ)))))


「やっぱりか、師匠の使い魔な時点で何となく予想してたけどな」

「可愛い上に強いとか・・」

「だな。しかし、師匠にお似合いだな」

「「「それはわかる」」」


その時ポポポン♪と一瞬白いもやもやが出て晴れると・・可愛い双子の男の子がいるのである

しかも可愛い王子さま服にカボチャパンツ・・・そしてふわふわのしっぽとうさみみが生えている

色は白と黒の対象で頭にはちょこんとちっさい王冠がのっていて


白い服に右目が蒼で左が金の瞳に右目したに黄色い星のペイントがかかれているのがアハト

黒い服に左目が蒼で右が金の瞳に右目したに黄色の三日月のペイントがあるのがノイン


「「じゃじゃーん☆僕ら双子のアハトとノイン。よろしくね♪」」と10歳くらいの双子の男の子が現れた

「おー、久しぶりだな。双子ちゃん」

「あー!パパだぁ」

「パパだねー☆」


「「「パパー!??」」」


「ああ、気にしないでね。このこら僕をママ、こいつをパパって呼んでるだけ

 双子を卵の時から可愛がってたから、僕ら親なんだよね」


「死にそうだったのたすけてくれたのー」

「「ねー♪」」


(((((え?????なにが起きたの?????)))))


見ている学生たちは困惑中

俺らはほのぼの中(笑)


「ちょっと!え?なんで人の姿になるの??」

(どういうことだ?魔物が・・人の姿に???)


「なぜだ!おまえのようなものになぜ災害級の魔物が従う!」


「はぁ?おまえの目は節穴か?どうみてもヴラドの方が優秀な魔術師だからに決まってンだろ

 それにだ、何に驚いてンのかさっぱりわかんねぇんだけど」


「まぁ、俺らは理解できるけどな。でもタダで教える気はねぇな」

「俺もー。どうせくだらねぇ事考えるにきまってるからな」

「ああ、それは俺も賛成!」


「なんだと!貴様ら国に貢献する義務がある、さっさと話せ!あとその魔物も寄越せ!」


「はぁ?本当になんも知らないんだなー残念過ぎる

 その様子だとまともな契約してなさそうだし、しかも寄越せって何?

 

 あー・・この学園滅ぼしてもいい?」


”滅ぼすのー?”

”僕らの遊び場にしちゃう?”

”ぜーんぶ凍らせちゃって凍土にしちゃおうっかなぁー。くすくすくす”


「おっさん、それ以上はマジでやめとけ。ここマジで死地になるぞ

 人間が住めなくなってもいいんなら暴言止めやしねぇけど」

「なによ!ありえないわ!どんな卑怯な手をつかったのよ!」


「卑怯って・・;;そんな事してないけど?単純に力の差なだけ

 大人と赤ちゃんくらいの差はあるよね?」


「いやもっとじゃね?じいちゃんと孫位は違うと思うがな」

「どんな表現なの!それ(笑)」

「わからなくも無いけどな」

「あー・・・残念だけどそいつじゃたぶん、俺の相棒にも負けるな」


「は?それはどういう意味よ!あんたごときがまさか魔獣と契約してるとでも言うの!」

「あー・・してるぞ。しかも二人。」

「二人???」

「そうそう、匹じゃねぇんだよ。あってるぜ」


「とりあえず呼ぶわ、来いよ相棒」

”はいはーい♪ご主人様”


なんと大きくなっておしりの部分にはきれいな赤薔薇模様のが入って足にはきれいな編みタイツ

そして綺麗な女性の肉体が・・・って進化してる(笑)

しかもルッツとお揃いで可愛い黒いビキニに皮のショートジャケットにテンガロンハット

赤い六つの瞳に紫の長い髪の妖艶な美女


”はーぁい♪私、イヴィル。ご主人様の僕よ☆”

「「ぶふぉ・・進化してる!!」」


おおー!まさかのアラクネじゃん!すげー!

「イヴィルはアラクネに進化したんだねー!おめでとー!」

「おお♪アラクネでもこれほどの美女には中々会えねぇぞ。なぁ、ヴラド」

「わかるー!しかもちゃんと良好な状態だし、うんうん。よくやった」


「だろ?最近進化したんだよなぁ。しかも、まさか女の子だったとは」

”あの頃の私はやんちゃだっただけよぉ。恥ずかしいわぁ”


周囲を見るとぽかーーーーんと口を開けているのが目に入った(笑)


「ななななな・・なんだその生き物は!魔族じゃないのか!」

「えええええええー!!」

””!!!!!!!”


”私が魔族???いいえ私は”悪魔の厄災”には変わらないわ。種族は変わらないもの”

「そうだね。デヴィル・スパイダー種のアラクネだよね」

”ええ、そうですわ♪あくまでもわたくしは蜘蛛ですもの♪”

「まぁ、姿は変わっても相棒にはかわらねぇしな。それにいつもは蜘蛛の姿だよな?」

”そうよ。人間に擬態するときは下半身が蜘蛛になって上半身が人間なのよねー

 まぁ、言うなれば進化して人間に擬態出きるようになったのよ♪ルッツ大好きよ♪”

「サンキュウな。俺も大好きだぜ」

”ウフフフフ♪それにこの衣装もルッツがね作ってくれたのよ♪お揃いなの~”


とイチャイチャし始めたぞ(爆笑)



「な・・・・・・・そんな事があるのか!(あんな美女が!ほしい!)」

「そんな・・嘘よ!ルッツが上位種を手に入れられるなんておかしいわ!寄越しなさいよ!」

「そうだ!宝の持ち腐れだ!」


”なぁに?私のルッツを馬鹿にする気?ウフフフフ・・死にたいのかしらぁ?”


彼女は大きい体に似合わず俊敏だ

あっと言う間に蜘蛛の巣をはり二人を捕らえると巣に移動した

二人の魔術師は逆さまに貼り付けられて、巣にかかった蝶のようだ


「ぎゃぁぁ・・なんだこれは!早くおろせ!」

「きゃぁぁぁ!蜘蛛なんて気持ち悪いわ!」


「失礼だな!イヴィルは綺麗だぜ」

”ルッツ!はぁぁ嬉しいわぁ♪

 気持ちが悪いだなんて失礼ねぇ・・小娘が。ルッツに謝れば降ろしてあげるわ

 どうするの?このままだと頭に血がたまって死ぬわよぉ♪”


「な!なんだと!私はこの学園の学園長なのだぞ!」

「そうよ!こんなこと許されるはずないわ!」


(((うわー。その発言師匠には意味ねぇー)))


「えー・・どうしよっかなー」

「せめて普通に捕まえて放置しておけばいんじゃね?」

「なるほど!イヴィルちゃん、頭普通に戻して捕まえといてねー」

”はぁーい♪”


「とりあえず、エドガー。城に行って事情説明よろしく!

 うちの子乗ってく?」

「うちの子って・・なに!」

「ドラゴンとか?」

「あー・・遠慮しとく」

「じゃあ、馬にしておこう!」

「馬なら・・・・って!普通のじゃねぇ!」


「あーうちの子で”八本足の精霊馬スレイプ・ニール”のツェーンです☆」

”ご主人様、この方をお城まででよろしいのかしら?”

「そうそう。よろしくね~」

”はい♪ではわたくしの背中にどうぞ”


乗り安いように一度寝そべるツェーン

すらりとした八本の足と白く美しい体に銀色の鬣、瞳はアメジスト色で頭には二本の角が上下で生えている

背負う鞍はキラキラとした赤地に金の刺繍が入ったもので、紐は赤と銀を交互に編み込んでおり素晴らしいものだ

「ありがとな。じゃあ、よろしく」

”ええ、任せてちょうだい♪”


「僕らはそれまでお茶でもしてようか。そこの生徒もおいで~」

「え?僕らもですか?」

「でも・・・」

「大丈夫なのかな?」


「大丈夫だよ。俺らSS級冒険者だからな」

「「「「えええー・・SS級!?」」」」


「凄い!そんな高位ランクなんですか!」

「・・でもさ先生と同じランクに見えないよね」

「それ!私も思った!」

「それに、召喚魔獣も凄かった!」


「そうそう、この人白金級プラチナだよ」

「「「はぁぁぁ!?」」」

「まぁな、でもそんなに驚く事か?こいつもSS級とかいってるが、俺よりちょっと弱いだけだぜ

 ランクってのはひとつの目安だけどよ、こいつ見たいに上位クエストにいかねぇやつもいる

 そうするとランクと力が全然釣り合ってねぇやつも生まれるんだよなぁ(笑)」

「まぁ、僕の場合はよっぽどの事がない限り素材回収ばっかしてるしねー(笑)

 僕は研究者であって、討伐が仕事じゃないんでー」

「それなー。ぶっちゃけ貴族の発注するクエスト内容が注文が多くて面倒くさい」


「「それな!」」


「師匠たちならそういうかもな」


”貴族のクエストほんとうにめんどくさーい”

”あとそのくせケチるー☆”

「そうそう、あれが面倒だったなぁ・・ほら”天使の蝶々(エンジェル・バタフライ)”の繭集め」

「あー・・・思い出した!

教会のクソ神父が聖女のための衣装は天使の繭で作るがふさわしいとかいってやらされたやつな

いやー神父もビッチな聖女(笑)も最悪だったなぁ

結局作った衣装に拒否されて着れず、最終的には報酬ゼロでかわりにそのドレスはヴラドが着てるよな」

「そうそう。一応聖なる加護を持ってないと着ることすら出来ないからねー

 聖女とか言うわりに加護は持ってなかった(笑)女神の加護じゃ残念だけど無理だな」


「なんだ?その不思議なドレス」

「エンジェル・バタフライはその名前の通り、天使の加護を持っている蝶の魔物だよ

 その糸は聖なる魔術に護られ、それで作った衣は天使の加護を受けるっていわれてるんだけど

 天使に会って試練を受けたものが合格すると授かるものを彼女は持ってなくてねー」

「まぁ、本当に聖女だったかは不明だけどな」


「師匠はその試練受かったのか?」

「まぁね、一応加護は持ってるよ~あんまり相性よくないけど」

「そりゃ・・仕方ないだろうな。俺と一緒だし」


「あのー・・・どうしたら強くなれますか?」

「うーん、強くってどのくらい?それにもよるし

 それにね、知識や力は簡単に手に入らないよ?

 ちなみに僕らに教わろうとかは考えない方がいいよ

 

 多分無理だろうからね」

「それはどういう意味ですか?僕ら上級クラスで魔術もうまいです」

「そうですよ!それなのにダメだなんて」

「少しは教えてくれてもいいんじゃないですか!」


「「「「その考えが既にダメだな」」」」


「は?どうしてです?僕ら貴族ですよ?」

「そうですよ!なのになんで冒険者が僕らよりつよいんですか!おかしいです!」

「「そうだ。そうだ」」


「馬鹿じゃねぇの?お前ら見たいなひよっこと実践経験が豊富なこいつらに差があって当然だろ

 命をかけて戦ったこともねぇくせに偉そうな事言うなよ、クソガキども」

「まぁ、ぬくぬく育ったボンボンには理解できないだろうねー

 ルッツたちは元々才能も下地も自分で築き上げて来たんだよ

 僕はちょっとだけ手を貸してあげただけ、君らとは違うからね」


「意味がわかりません!」

「平民の癖に、偉そうに・・・」

”ウフフフフ・・坊や達、口を慎みなさい

あなた達が束になったって敵うわけないわ”


「うわーきもっ!」

「蜘蛛とか気持ちわるーい」


「そうかな?彼女美人さんだけどねぇーあ?美意識も違うとか(笑)

 まぁ、身分なんて所詮生死が関わるときはクソの役にもたたないけどねー」

「それな!そんなもん魔物には関係ねぇしな(笑)

 プライドだけ山見てぇに高い癖にへなちょこだからな」

「ぷ・・・それそれ!わかる!」


「あんた達が魔術師とかあり得ない!」

「先生の方が素敵よ!あんた達なんて悪い魔術師なんだわ!」


「「うん。そうだけど(笑)」」

「えー、今更過ぎてなんも言えないわー

 魔術師なんてそんなもんでしょ?まして僕魔女だし☆

 魔女と言えば黒魔術までこなしちゃう凄腕魔術師の事だしねぇ」

「だよな~、俺も魔王だしな~

 二つ名とか称号見ると俺ら完全に悪役だよな」

「そうそう!とにかくさ、人に教えを乞うときはきちんとお願いしないとね!」


「は?やっぱり金かよ」

「うわー・・最低」


「お金?いやいや、そんなも要らないし!

 逆に金じゃ教えないわ!教えたくもないね」

「は?金だぞ、金!」

「うん。要らない」


「「金なら腐るほどある。寧ろレアな素材が欲しい」」


「ぶふぉ・・師匠達素直だなー」

「俺は気持ちわかるぜ!未知の素材とかワクワクするよな」

「まぁ、金なら自力でどうにでもなるからなー」

「だろ?金でなんでもは解決出来ないって事だな

 大概俺ら見たいなレベルの魔術師は未知を探求することが楽しみだからな、金は要らねぇよ」


「信じらんない!お父様に言いつけてやるわ!」

「そうだ!そうだ!おまえ達の資産も魔物も全部もらうからな!」

((((うわー・・・ガキくせぇ・・・・)))


「あーあ、今の話本気ですか?はぁ、子供とはいえその年の者の発言とは思えませんね

 こんにちは、お世話になりました。私はシュルトと申します

 この国の大臣の一人で、この学園は私の管轄なのですよ


 はぁ・・それにしても私がいないうちに随分とおかしな事になっているようですね

 学園ではいつから貴族が偉くなったのでしょうねー。ルシアお嬢様」


「ここはお父様の学園なのよ!それに身分は大切じゃない!」


「ですが、行きすぎた行動は何事も駄目に決まっているでしょう

 しかも、陛下のご友人達になんという無礼な事をしたのでしょうね?

 本日よりこの学園は私のものになりました

 お二人は既に解雇の上、宮廷魔術師のランクも下がります

 

 お二人をつれて行かせますね

 あとそちらのご子息もです」


「いやぁぁぁ!離して!」

「嘘だ!こんなふざけたやつらが王の友人だなんて!」


さよーなら~(笑)

彼らは騎士達に連れていかれましたよ♪


「シュルトさんもエドガーもお疲れさま。お茶だけどどうぞ」

「ええ、いただきます」

「ってか、なんか増えてる?アラクネと・・うさぎ???」

「そうそう、ルッツのイヴィルとそれから僕のアハトとノインだよ」


””僕ら”宵霧の兎”のアハトとノインだよ☆よろしくね♪””

”私は”悪魔の厄災”のイヴィルですわ”

「これはこれはご丁寧に

 それにしても伝説上の魔物を使役されているとは・・凄いですね」

「相変わらず出鱈目だよな」

”私は”八本足の精霊馬”のツェーンでございます”


ツェーンは人化すると美しい銀の長い髪にアメジストの瞳を持った清楚な美女だ

来ている服は聖母マリアのような白い修道服である


「うわー・・・美女が増えたぁ」

(((((確かに美女だ))))


「私がここに来たのはですね色々とご相談があったからなのです

 実は教師の再教育をしようと思いまして、お手伝い頂けたらと

 勿論報酬は考えていますよ

 それと、教師を集めるのでヴラドさんがいいと思う人を選んで育てて欲しいのです

 一応ここにいる騎士も近接や戦闘の先生になって頂こうと思っています」


「魔法師団所属のネイトと申します。一応魔法剣士です。」

「第2騎士団所属の副騎士団長のソルです。剣士です」


ふーん。なるほどね~


「いいんじゃねぇか?俺は中々気に入ったぜ」

「僕も!しかも貴族の風習に染まりきってないのがいいね!

 君たち二人は採用ね、で・・今日から僕の城で勉強開始だよ」


「城・・ああ!あの格好いいお城ですね!あそこに住んでいるのですか!?」

「僕もみたよ!荘厳で美しい城だよね!住んでいいのですか?」

「いいぜ、ただ色々びっくりするだろうけどな(笑)」


「因みに学院長である私も勉強させて頂きます

 それとあ・・来た来た

 この中ではどうでしょうか?教師全員です」


うーんと、あのおっさんはダメだな、あとそこの女も。ふむふむ


「採用は四人だけだね

 一番左の彼と三番目の女性、それから右から二番目と一番右の彼だね。以上」


「なぜ我々がおとされるのです!エリートなのに!」

「そうよ!なんで!意味がわからないわ」

「そうだ!そうだ!やり直せ」


「皆さん、彼の決定は陛下の言葉と同じです。変更はありません

 それに皆さんには陛下が色々と聞きたい事があるそうですのでそのまま城へどうぞ

 では採用が決まった皆さんはこちらへ」


騎士達に連れられて彼らが退場して四人が残された


「あの、私は薬学担当のバドと言います。よろしくお願いします」

「わたくしは錬金術担当のイヴですわ。よろしくお願いします」

「俺は魔術担当のクロスだ。よろしくな」

「最後は僕ですね。錬金術担当ブランです。よろしくお願いします」


「おっけー。僕はヴラド君たちの師匠になります。よろしくね」

「俺もだな、一応面倒見てやる。ルシフェルだ」


「あのーわたくし錬金術の教師ですけど・・」

「うん。しってるよ!だから残したんだよね~

 錬金術は黄金の魔術だよ。それこそ魔術には必要な学問さ、これを習得しないなんてあり得ない」


「「「「えっ???」」」」


「詳しくは僕の城に言ってから話すね~。じゃあ移動しまーす」


瞬間移動で城の温室にとうちゃー・・・く

おいおい、あいかわず自由人だな


”””おかえりー♪””

”よう!おかえり!”

”あれ?新しい人?”

”そうみたいだね~”


「おかえりなさい、師匠!」

「おかえりなさい。おいで~お花摘むよ?」

”僕のお花は薬になるよ♪お腹の痛みを消しちゃうよ♪”

「なるほど、胃薬かな?」

”そうそう!ピンポーン正解です!”


(((((えええええええええええ・・・・・・・・・・))))


「し・・質問です。この生き物はなんですか?」

「「マンドラゴラだけど」」

「え?マンドラゴラ!?生きてますよね?」

「うん。魔草だし。」

「魔草???」

「そうそう、魔物化した草の事だね。

 そこにいるイケメンなお兄さん達も魔草だよ。ナル・キソス」


「「え!あの、ナル・キソスですか!?」」

「うわー・・本物は確かに美形ですね」

「あら!たしか頭のお花は万能薬になるのよね?」


”そうですよ。僕らはヴラドと契約しているのでここに住んでます”

”そうだな、ってかそれより服着ようぜ。さすがに裸は不味いだろ”

”だねー。じゃあ、えぃっ☆”


琥珀が魔法で三人ともラフなワイシャツにズボン、それから長い髪をリボンで結んだ姿に変わった


「おおー・・無詠唱ですか!」


まずは自己紹介することからはじめて、暫しの雑後本題に入る

僕は黒板を持ち出し、チョークで書き出した


「さてとまずは、君たちの認識を確認しまーす」

「そうだな。基本的な事から行くか

 まず魔術師とはなんだ?」


「魔術師とは魔術を研究し追求するものですかね」

「わたくし達錬金術師は不老不死の薬の研究と黄金の生成ですわね」

「それに加えて人体の蘇生かな」

「僕の場合は魔術で薬の研究と医療魔術の研究ですね」


「なるほどな、まぁそれぞれの目的があることは良いことだ

 それはそれでいい

 しかしだ。その目的を果たすために何を学べばいいかはよくわかっていないようだ」


「まさしく私もそれを知りたいのです」


「正解は、魔術の研究において不必要な学問はないということだ

 魔術師こそ知恵者であれ。つまりは沢山の知識を得ることが重要だということだ

 

 だからこそ錬金術は重要な学問だ

 それと医療魔術という名前なのだろうがそんな分野は存在しない

 あれは単なる治療魔術だ。魔術の分野だな

 薬学も重要だが、加えて必要なのが生物学だな」


「生物学ですか???」


「そうだ。シアンおまえはわかるだろ?」

”そうだな。生物学ってのは魔物の生体や人間について勉強する学問だ

 まずは倒すべき相手の知識を得る事は生きる上での重要な事だ 

 弱点・得意な魔術や気を付けなきゃいけない部位とかな

 勿論自分の・・というか人間も人間の体を知ることで生存の確率をあげる事ができる

 これは冒険者なら基本的なことだな”


「なるほど・・確かに今までは魔物の事は深く学んではいないですね

 それは冒険者や魔術師になってからでは遅いということなのですね?」


”というかですね・・普通は師匠が弟子に試練を与えるのは一人前にするためなのです

 つまり、その期間に知識や経験を積ませて育て上げるのです

 そして最終の試験を乗り越えた物だけが一人前になれるのですよ

 きちんと育てなければ学園などある意味などないでしょうに”

”それは僕も同感!

 昔はそれこそ何年も師匠の家に一緒にすんで身の回りの世話からなにからやるんだよ

 それでも色々あったんだから、育てるのが簡単なわけないよねー”


「え?身の回りの事もするのですか?」

「そりゃそうだろう。労働力が知恵を得る対価だからな

 金をもて余してるような俺らには金よりも時間だ。だから研究に没頭できるように世話してもらうのさ」

「そうなのですか。でもそれでは弟子はどうするんですか?研究とか」

「そんなものは一人前になってからでいいんだよ

 弟子としている間はとにかく師匠から盗めるものは盗む、それから読める書物は読むとかすればいい

 この期間は生活のすべてから学ぶ、それが勉強だ」


「奥が深いですね」

「400年前まではこんな感じだったけどな

 それはさておき、これから学園が再開する半年後までに色々勉強しろよ

 まぁ、再開した後もここに住みたきゃ住めばいいさ」

「そうだねー。とりあえず、荷物は既に部屋に運んであるよ

 イヴさん以外は三人で人部屋ね

 隣の部屋が兄弟子のルッツ達の部屋だから相談するといいよ」


「じゃあまずは、シアン達による魔草学と薬草学の授業からやろう!

 ノートとペンはプレゼントするよ

 それと必ず気になった事はメモして図書館で調べるといいよ」


僕はマンドラゴラと戯れながら見学中~

皆困惑してる(笑)まぁ、最初は驚くよね色々(笑)


”さてと最初はこんなものだな。次回はこの続きをやるぞ”

”気になった事は図書館に行くか先輩に相談してみるといいでしょう”

”またあしたね~”


「はぁぁ・・なんて素晴らしい授業だ!未知の宝庫です」

バドはすごく楽しそうだし、他の皆も好評だ


「次は錬金術ですか?」

「そうそう!僕の錬金術講座ね。場所は教室でやろう

 移動するよ~」


僕らは教室を移動して、僕の講座へ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ