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go home   作者: フラン
12/36

ー11ー



2人(?)は小さな池の前にいた。

大助が亀師匠に土下座をした場所にあった池だ。

よく見ると、池の水は澄んでいて月の光を浴びキラキラと煌めいていた。

底は深いようで、ずっと見ていると吸い込まれそうな感じである。


「じゃ、飛び込め。」


「は?。」


大助はキョトンとした顔で亀師匠を見た。


(見れば見るほど、天誠に似てるなぁ……)


大助は亀師匠を見ながら、次男の事を思ってニヤニヤした。


「……気持ち悪い。」


「!!。」


大助、心に100のダメージ。


「どうせ赤子の事を思い出してたんじゃろ……、いいからはよ飛び込め。」


亀師匠はジト目が大助を顎で促した。


「あの……僕……泳げないんですけど……。」


大助はカナヅチだった。


「…………。」


「…………。」


「……やっぱり300ね「飛び込みます!!。」……うむ。」


大助はおそるおそる右足を池に入れてみた。

水は冷たくなく寧ろ温かく感じたが、足裏には何も当たらない。


「や、やっぱりまだ……心の準備が……。」


「うっさいっ!!。」


大助が躊躇って足を池から出そうとすると、亀師匠は大助の指をむんずと掴み、勢いよく池に飛び込んだ。


「うわぁぁぁぁぁっ!!。」


ードボーンッ


大助は亀師匠に引っ張られるように池に落ちた。



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