episode6キャラクター紹介
クリスティアン・ビリンデッリ
17歳
所属:サンシーロ騎士団『ロッソ・ネーロ』育成部
茶色の短髪が特徴の熱血漢。
伝説の『白銀の騎士』パオロ・ビリンデッリが残した唯一の血縁者。英雄である父の背中を追い、故郷デッレ・アルピ村を離れてサンシーロへ渡る。鬼教官たちの下で弓術・魔術・戦術眼を叩き込まれ、幅広く戦闘能力を身につけた。
一週間の休暇中、偶然出会った冒険者ユルゲン、ヴァンサン、シャキーラと共にラムールの群れと戦い、初めての本格的な実戦を経験する。そこで極限状態の中、通常とは異なる不思議な感覚に目覚めるが、その帰路ヴィクトール・ナダルに背後から矢を受け、意識を失う。
「父様のような剣士になり、冒険者も笑って暮らせるようにする。」
新たな誓いを胸に刻んだ少年の運命は、大きく動き始める。
エンツォ・コッツァ
18歳
所属:ロッソ・ネーロ 第六番隊
若くして前線で戦う実力を持つ、ロッソ・ネーロでも評判の剣士。
激しく感情をぶつけていく性格で、一直線に突き進むクリスティアンとは何かとウマが合う存在。若手剣士の中でも高い才能を持ち、騎士団の中で着実に頭角を現している。
同世代でありながら異なる道を歩むクリスティアンとは、互いの実力を意識し合うことになる。
剣士としての才能だけではなく、組織の中で生きる術も身につけている彼は、これからのクリスティアンにとって良き仲間にも、越えるべきライバルにもなり得る。
次代を担う若き騎士として、彼自身の物語もまた始まろうとしている。
マウロ・ミッコリ
年齢:18歳
所属:ロッソ・ネーロ 第六番隊隊長
卓越した剣技と豊富な実戦経験を誇る、サンシーロ屈指の実力派剣士。
冷静で落ち着いた性格をしており、若者の勢いだけではなく、剣士としての技術、判断力、精神力を重視する熟練者。
サンシーロ西大陸剣術大会では見事優勝を果たし、その実力を改めて周囲に示した。クリスティアンにとっては、同じ剣士としていつか超えなければならない大きな壁。
若さゆえの勢いと才能を持つクリスティアンに対し、マウロは長年の鍛錬によって磨き上げた完成された剣を持つ。
「強さとは何なのか。」
その答えを求めるクリスティアンの前に、いずれ再び立ちはだかる存在となる。
ヴィクトール・ナダル
年齢:19歳
所属:カンプノウ騎士団『ブラウグラナ』第八番隊
ベルナルド・パヌッチという名を持ちながら、現在はヴィクトール・ナダルと名乗る謎の男。
冷静で感情を表に出さず、弓を用いた正確無比な遠距離攻撃を得意とする。
現在サンシーロに潜入調査の最中で、クリスティアン、エンツォとは友人として過ごし、共に笑い合う時間さえあった。
しかしクリスティアンを背後から矢で貫いた後、「もうこれ以上野放しには出来ない」と呟く。
「一緒に遊べて楽しかったよ。間違いなく友達だった。」
友として過ごした相手を自ら手に掛けた彼は、次なる標的としてビアンコ・ネーロ五番隊のダリオ・カッレーラを狙い、ロマニスタへ向かう。
二つの名を持つ男の行動が、東西大陸を巡る戦いの新たな扉を開く。
セリーナ・レンティーニ
28歳
所属:ラウンジ『ロマニスタ』従業員
ウェーブのかかった金髪と洗練された立ち振る舞いが特徴の、ロマニスタでも屈指の人気キャスト。
大人の女性ならではの圧倒的な包容力と落ち着いた雰囲気を持ち、多くの客を魅了している。かつてケイスケのお気に入りの女性でもあり、その姿にはどこかクリスティアンの母アンジェリカを思わせる温かさがある。初めて目にしたクリスティアンも、思わず見惚れてしまうほど。
若い頃は英雄パオロ・ビリンデッリの熱烈なファンであり、彼の姿を追い掛けていた時期があった。
父を知らぬ者たちからも英雄として語られるパオロを、かつて一人の女性として見つめていたセリーナ。
時を経て、その英雄の息子であるクリスティアンと出会ったことは、彼女の中に眠っていた遠い記憶を呼び覚まし、彼を1人の男として導いていく。
ヴァレンティーナ・デ・ロッシ
22歳
所属:ラウンジ『ロマニスタ』従業員
太陽のような明るさと豪快な飲みっぷりを武器にする、ロマニスタの人気キャスト。
飾らない性格と天真爛漫な振る舞いで周囲を笑わせ、客だけでなく同僚たちからも愛されているムードメーカー。
先輩であるセリーナから仕事中の振る舞いについて度々注意されるものの、本人はまるで懲りる様子がなく、それすらも彼女らしい魅力になっている。
そんな彼女に一目惚れしているのが冒険者のヴァンサン。報酬を手にした彼が「今日こそヴァレンティーナを落とす」と意気込むほど、彼女は彼にとって特別な存在となっている。
一方で、酒好きという共通点からエンツォともすぐに意気投合する。豪快な笑い声と酒を交わす時間を通して、彼女はクリスティアンを取り巻く若き剣士たちとも少しずつ関わりを深めていく。
恋に一直線なヴァンサンと、酒を通じて意気投合するエンツォ。
二人の男から向けられるそれぞれの想いが、彼女の日常に新たな騒動を巻き起こしていく。
アンドレイーナ・タッキナルディ
46歳
所属:サンシーロ総合病院 看護師
サンシーロ総合病院に長年勤める、経験豊富なベテラン看護師。
卓越した回復魔術と正確無比なオペレーション技術を併せ持ち、重傷者の治療から緊急手術まで幅広くこなす、病院を支える中心人物の一人。
普段は冷静沈着で落ち着いた物腰だが、患者の命が懸かれば一切の妥協を許さない厳格さも持ち合わせている。豊富な経験から患者の状態を瞬時に見抜き、限られた時間の中で最善の処置を判断することができる。
ヴィクトール・ナダルの放った矢によって重傷を負ったクリスティアンが運び込まれたことで、彼の治療を担当することになる。
果たして彼女の熟練した回復魔術と医療技術は、瀕死のクリスティアンを救うことができるのか。
ララ・トリチェッリ
29歳
所属:サンシーロ総合病院 看護師
サンシーロ総合病院に勤める、温和で面倒見の良い看護師。
患者に対する優しさと冷静な判断力を兼ね備えており、回復魔術だけでなく応急処置にも長けている。
ある夜、たまたま騎士団所属の男性と街を歩いていたところ、路上に倒れているクリスティアンを発見する。
脇腹から大量の血を流し、意識を失っている彼を見て、ただ事ではないと瞬時に判断。騎士団員と協力して応急処置を施し、自らも回復魔術を使いながら一刻も早くサンシーロ総合病院へ搬送する。
この偶然の発見が、瀕死のクリスティアンの命を繋ぐことになる。
何気ない夜の散歩から始まった小さな偶然が、一人の英雄候補の運命を大きく左右することになる。
アリーゴ・マルディーニ
48歳
所属:サンシーロ特選部隊アズーリ隊長
彫刻のように整った端正な顔立ちと、鋭い眼光を持つ剣士。
規律を何よりも重んじる生真面目な性格で、任務に対する姿勢は非常に厳格。
時間や規則にも一切の妥協を許さず、部下たちが任務中に遊び呆けることを何よりも嫌っている。
一方で、隊長としての責任感は非常に強く、仲間を決して見捨てない。
戦場では冷静に状況を分析し、隊員一人一人の能力を最大限に引き出す優れた指揮官でもある。
剣術の腕も一流で、正確無比な剣技と卓越した判断力を併せ持つ。
サンシーロ王国の危機に対しては誰よりも真剣であり、アズーリを国民、ひいては大陸の模範となる部隊にすることを己の使命としている。
常に隊員たちを叱責しているため近寄り難い人物に見えるが、その胸の内には国と仲間を守ろうとする強い信念を秘めている。
マッシモ・ゾフ
50歳
所属:サンシーロ特選部隊アズーリ副隊長
柔らかな物腰と軽妙な話し方をする、飄々とした雰囲気の剣士。
隊長であるアリーゴとは正反対とも言える性格で、緊迫した状況でも冗談を口にするほどの余裕を持っている。
しかしその実力は本物であり、長年にわたって数々の戦場を経験してきた歴戦の騎士。
状況に応じて作戦を柔軟に変化させることを得意としており、型にはまらない判断で幾度となく仲間を救ってきた。
剣術だけでなく戦況を読む能力にも優れており、アリーゴの厳格な指揮を陰から支える存在。
アズーリの中では隊長と隊員たちの間を取り持つ役割も担っており、張り詰めた空気を和らげる潤滑油のような人物である。
普段は軽く見えるが、いざ戦場に立てば歴戦の騎士としての凄みを見せる。
ファブリツィオ・リーバ
37歳
所属:サンシーロ特選部隊アズーリ
小柄な体格ながら、鍛え抜かれた肉体と男らしい雰囲気を持つ剣士。
明るく人付き合いの良い性格で、個性の強いアズーリの隊員たちをまとめる潤滑油のような存在。
アリーゴの生真面目さ、マッシモの軽さ、ガエターノの奔放さなど、互いに異なる性格の仲間たちとも上手く付き合っている。
戦闘では小柄な身体を活かした俊敏な動きを得意とし、敵の懐へ一気に踏み込んでから繰り出す近距離戦を得意としている。
見た目からは想像できないほどの瞬発力と身軽さを持ち、狭い場所や乱戦では特に高い戦闘力を発揮する。
アズーリの中では派手な存在ではないものの、隊員同士を繋ぐ重要な存在。
仲間たちのくだらない言い争いを眺めながら笑っていることも多いが、仲間に危険が迫った時には真っ先に動く男でもある。
マーク・ブッフォン
42歳
所属:サンシーロ特選部隊アズーリ
整った顔立ちと堂々とした立ち振る舞いを持つ、渋みのある伊達男。
非常に落ち着いた性格で、どれほど危険な状況でも取り乱すことがない。
その最大の特徴は、サンシーロ史上でも屈指と評される鉄壁の守備力。
敵の攻撃を真正面から受け止め、仲間を守りながら戦線を維持することを得意としている。
その守りの堅さはサンシーロ歴代ナンバーワンとも称され、敵からすれば彼が立ちはだかった時点で突破すること自体が困難となる。
攻撃よりも守備を重視する戦闘スタイルだが、長期戦になればなるほどその真価を発揮する。
普段は余裕のある態度を崩さず、アリーゴが熱くなった時には軽口を叩いて落ち着かせることも多い。
仲間たちからの信頼も厚く、アズーリにとって絶対に欠かすことのできない「盾」である。
ランフランコ・ヒュブナー
53歳
所属:サンシーロ特選部隊アズーリ
立派に蓄えられた髭と落ち着いた物腰を持つ、アズーリ最年長のベテラン騎士。
常に葉巻を嗜み、若い隊員たちが騒ぐ中でも一人静かに煙を燻らせている。
長年の戦場経験によって培われた豊富な知識と洞察力を持ち、敵の行動を予測する能力に非常に優れている。
剣術の腕も衰えておらず、無駄のない洗練された動きで敵を仕留める。
しかし彼の最大の武器は、これまで幾多の戦場を生き抜いてきた経験そのもの。
若い隊員たちが勢いだけで突き進もうとする時には、冷静な一言で彼らを正しい方向へ導く。
自由奔放な隊員たちのことも理解しており、アズーリの強さは規律だけではなく、それぞれの自由な発想にもあると考えている。
長年戦場を共にしてきた仲間たちにとっては、頼れる父親のような存在でもある。
ガエターノ・デルピエロ
39歳
所属:サンシーロ特選部隊 アズーリ
ウェーブの掛かったミディアムヘアと端正な甘いマスクを持つ剣士。
若き日は「貴公子」と称えられ、数多くの女性たちを熱狂させた伝説的人物。
現在は精巧に整えられた口髭と顎髭を蓄え、円熟した色気と渋みを兼ね備える大人の騎士として名を馳せている。
かつては最強と謳われたビアンコ・ネーロ第十番隊に所属していた。
現在はマロッタ国王が秘密裏に編成した最精鋭部隊「アズーリ」の一員として活動している。
愛刀は名刀「ピントゥリッキオ」。
その剣筋は力任せとは対極にあり、画家が絵筆で一枚の絵画を描くかのように優雅で繊細。
一太刀ごとに芸術作品を生み出すような華麗な剣技から、「剣の芸術家」とも称される。
酒と女性をこよなく愛し、任務よりも女性との時間を優先することすらある自由人。
しかし戦場では一転して冷静かつ大胆な剣士へと変貌し、常識では考えられない発想から敵の隙を突く。
その自由奔放さこそが彼の最大の武器であり、アズーリの中でも特に予測不能な男である。
ジュゼッペ・バッジョ
40歳
所属:サンシーロ特選部隊アズーリ
長くウェーブの掛かった髪を後ろで束ねた、気品ある風貌の剣士。
整った顔立ちと優雅な立ち振る舞いを持ち、まるで貴族のような雰囲気を漂わせている。
しかし本人は自らの強さを誇示することもなく、普段は眠そうな顔で欠伸をしながら過ごしている。
カプチーノをこよなく愛し、戦闘や任務よりも朝の一杯を大切にするほどの変わり者。
その一方で、彼こそがアズーリの切り札。
サンシーロ最強の男と呼ばれ、その実力は他の隊員たちとは一線を画している。
愛刀は名刀「ラファエロ」
その刀身は鋭く美しく、ジュゼッペの卓越した剣技を最大限に引き出す名刀として知られている。
彼は単純に剣術が優れているだけではない。
剣、魔法、足運び、視線、地形、敵味方の位置。その全てを一つの流れとして捉え、戦場そのものを一つの舞台として支配する。
敵が繰り出した攻撃すらも瞬時に次の一手へと変換し、まるで相手が自ら倒れに来たかのような流れを作り出す。
その予測不能で優雅な戦闘から、彼は「戦場のファンタジスタ」と呼ばれている。
普段の気だるげな態度からは想像できないほどの圧倒的な戦闘能力を秘めており、アズーリの中でも最後の切り札として扱われている。
本人にその自覚があるのかないのか、今日も欠伸をしながらカプチーノを求めている。
しかし一度、名刀「ラファエロ」を手に取れば。
その瞬間、サンシーロ最強の男が目を覚ます。




