episode2キャラクター紹介
クリスティアン・ビリンデッリ
17歳
所属:サンシーロ騎士団『ロッソ・ネーロ』育成部
茶色の短髪が特徴の熱血漢。
伝説の『白銀の騎士』パオロ・ビリンデッリが残した唯一の血縁者。
故郷デッレ・アルピ村を離れ、英雄だった父が歩んだ地・サンシーロへ。
剣術大会で才能を認められ騎士団育成部へ入隊するも、都会の生活習慣、厳格な上下関係、そして慣れない弓術や集団戦術に苦戦する毎日を送る。
剣だけでは騎士にはなれないという現実を突き付けられながらも、「父を超える剣士になる」という夢だけは決して曲げない。
情に厚く、誰よりも仲間を大切にする心優しい青年。
愛剣は父から受け継いだ名剣。鞘には母アンジェリカが手作りした小さなお守りが結ばれている。
マウロ・ミッコリ
18歳
所属:ロッソ・ネーロ 第六番隊隊長
黒いボブカットと中性的な美貌を持つ青年騎士。
若手精鋭部隊『ロッソ・ネーロ』第六番隊を率いる最年少隊長。
かつて英雄パオロ・ビリンデッリに剣を学んだ一番弟子であり、師への尊敬は今も変わらない。
実力主義を何より重んじ、身分や血統では一切人を判断しない。
その一方で、努力を怠る者や才能を活かせない者には容赦なく冷酷。
クリスティアンには師の面影を重ね、人一倍大きな期待を寄せている。
エンツォ・コッツァ
18歳
所属:ロッソ・ネーロ 第六番隊
銀髪を刈り上げ、前髪だけを長く伸ばした青年騎士。
下級市民出身。
血筋も後ろ盾も持たず、自らの剣一本だけで騎士団へ成り上がった叩き上げ。
口も態度も悪く喧嘩っ早いが、その裏では誰よりも弱者へ寄り添う情の厚さを持つ。
身分制度を嫌い、「血統だけで評価される者」を最も嫌悪しているため、英雄の息子として注目されるクリスティアンには当初厳しい態度を取る。
しかし剣を交えたことで彼を認め、やがて良き理解者となっていく。
アウローラ・ヴィアッリ
19歳
所属:ネラッズーロ 第五十五番隊
黄金色のウェーブがかった長髪をハーフアップポニーテールでまとめた猫型獣人の女性騎士。
外国人・外来種を中心に編成された部隊『ネラッズーロ』に所属。
猫族特有の驚異的な跳躍力と俊敏性を誇るが、極端にスタミナが低く、任務中でも眠気に負けそうになることがある。
負けず嫌いで勝気な性格。
本土出身者が多い『ロッソ・ネーロ』『ビアンコ・ネーロ』を勝手にライバル視しており、酒場ではクリスティアンと何かにつけて口論になる。
ケイスケ・ナガトモ
34歳
所属:ネラッズーロ 第五十五番隊副隊長
東洋・パロマ出身の外国人傭兵。
金髪を短く刈り込み、頭頂部と毛先だけを少し伸ばした独特な髪型をしている。
「東洋人は体格に劣り弾除け程度」という偏見を実力だけで覆した歴戦の剣士。
卓越した剣技と冷静な指揮能力で、多民族部隊ネラッズーロを支える精神的支柱でもある。
陽気で誰とでもすぐ打ち解ける性格。
そして大の酒好き。
夜になると必ず部下を連れて酒場へ現れる名物男。
セバスティアーノ・バレージ
44歳
所属:ロッソ・ネーロ育成部 弓術教官
スキンヘッドに口髭を蓄えた威圧感ある教官。
育成部随一の鬼教官として恐れられている。
適性試験では英雄パオロの息子であるクリスティアンにも一切忖度せず、
「お前に剣士の才能はない。弓を学べ。」
と断言。
その後も徹底的に弓術を叩き込む。
厳しさの裏には、「戦場で生き残れる兵士を育てる」という信念がある。
アンドレア・ドナドーニ
45歳
所属:ロッソ・ネーロ育成部 魔術教官
肩まで伸びた無造作な長髪と髭が特徴の豪放な教官。
魔術担当でありながら、弓術課程の訓練生にも容赦なく指導を行う。
「援護する者ほど魔術を使えなければ意味がない。」
という信念のもと、基礎魔術から実戦運用まで鬼のような訓練を課す。
怒鳴り声は育成部中に響き渡る名物となっている。
フランコ・ガッリ
41歳
所属:ロッソ・ネーロ育成部 剣術教官
常に眠そうな目をした寡黙な剣術教官。
感情をほとんど表に出さず、淡々と訓練を進める。
クリスティアンの適性試験では、セバスティアーノの
「剣士の才能はない。」
という評価に異論を唱えることなく、あっさり弓術課程へ送り出した。
しかし、その真意を知る者はまだいない。
育成部でも屈指の実力者と噂されるが、自ら剣を振るう姿を見た者はほとんど存在しない。
フランチェスコ・マロッタ
78歳
所属:西大陸・サンシーロ王国 国王
恰幅の良い体格と穏やかな表情をした、一見すると頼りなさそうな老人。
代々続くマロッタ王家の現国王であり、水の神メアッツァの神託を絶対視して国政を執る。
開戦の理由も終戦の目的も曖昧になった「百年戦争」を、それでも神の意志として継続。
勝利のためなら国民への増税や徴兵も厭わず、国の威信を守ることを第一に考えている。
英雄達を称える一方、その栄光の裏で多くの民が疲弊している現実には気付いていない。
エミリアーノ・ラウール
42歳
所属:カンプノウ騎士団『ロス・ブランコス』騎士団長
長い茶髪を後ろで束ねた、彫りの深い端正な容姿の剣士。
カンプノウ最強の精鋭部隊『ロス・ブランコス』を率いる騎士団長。
宿敵パオロ・ビリンデッリを討ち取った英雄として祖国では絶大な支持を集める。
しかしその勝利は正々堂々の決闘ではなく、策略の果てに得たもの。
「真の意味でパオロを超えられなかった」という後悔を今なお胸に抱え続けている。
私生活では血筋を残すため九人の妻を迎えているものの、跡継ぎには恵まれず、唯一の息子にも剣の才能がないことを密かに案じている。
誇り高く、誰よりも騎士道を重んじる男。
ジョルディ・バケーロ
26歳
所属:カンプノウ騎士団『ロス・ブランコス』第七番隊隊長
腰まで届く美しい金髪を持ち、女性と見紛うほど端麗な容姿を誇る天才剣士。
二十六歳という若さで、一個師団規模の戦力を有する伝統ある第七番隊を率いる。
舞うように美しい剣技は敵味方を問わず見る者を魅了するほど。
しかしその本質は徹底した合理主義者。
勝利のためなら非情な作戦や犠牲も躊躇なく選択する冷徹な軍略家であり、部下からは尊敬と恐怖の両方を集めている。
ヴィクトール・ナダル
19歳
所属:カンプノウ騎士団『ブラウグラナ』第八番隊
赤い短髪が印象的な快活な青年。
後方支援・弓兵・射撃の精鋭が集う『ブラウグラナ』の若き隊員。
普段は誰にでも気さくに接する陽気な性格だが、戦場では一変。
敵味方の動きを一瞬で読み切る観察眼と、寸分の狂いもない射撃で戦況そのものを支配する。
「一兵卒でありながら戦場を動かす男」と評される名射手。
エンツォ・コッツァからは、
「今のお前が目標にするなら、あいつだ」
とクリスティアンへ紹介される存在。
セルゲイ・カマーチョ
55歳
所属:カンプノウ騎士団 将軍
カンプノウ騎士団全軍を統括する将軍。
その地位は高いものの、自ら戦場へ立つことは少なく、国王ペレスの意向を現場へ伝える役割が中心。
王の機嫌を最優先する典型的な側近であり、現場の事情を無視した命令を下すこともしばしば。
そのたびにエミリアーノをはじめとする騎士団長達は頭を抱えている。
フェルナンド・ペレス
80歳
所属:東大陸・カンプノウ王国 国王
長きにわたりカンプノウを統治する現国王。
炎の神ディ・ステファノの神託を絶対と信じ、自らも「神の代弁者」であると疑わない。
口癖は、「それが我らが神の意志だ。」
国家の命運すら神意へ委ねる姿勢を貫き、その言葉一つで何万もの兵士が戦場へ送り出される。
百年戦争を終わらせる意思はなく、炎の神の勝利こそが世界の正義であると信じている。




