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猿も木から落ちる (ジャンル:詩?)
猿も木から落ちる。
出来て当たり前の事でも時には失敗する。 そうして猿は学んだんだろう、知ったのだろう。
自分たちはまだ完成されてないことを。
そうして生まれた人の群れ。
猿から人への進化論。
世界は盛大に歓迎し、人は瞬く間に増えていく。
文字を使い、道具を使い、機械を使い、何かを生み出し。
これが人類の最終進化。 猿も喜んで拍手を送る。
そこから産まれた僕と言う存在。
煌めく街の明かり、ざわめく人の群れ、静寂を忘れた世界。
平和を叫ぶ短気な奴ら。 その手の汚れを隠しながら、今日消えた命にも知らん顔して。
これが人類の進化論? 行き着いた先に平和はなくて。
いがみ合い、争い、競い合い。 切磋琢磨なんて感じない、蹴落とすだけの醜い戦争。
これが人類の最終進化? 繋ぎ方を忘れたこの手は妙に綺麗で切なくなる。
群れることを嫌いになって、孤独を愛するようになった。
それでも心に残るのは、切なさだけだと理解はしている。
猿は木から落ち、人が生まれた。
ならば人はどこへ落ち、一体何を生み出すの?




