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迷路(ジャンル:ちょいSF?ちょいコメディ?)






「迷路ってなんで迷うのかな?」

「あ? 当然だろ、迷路なんだから」


仲間の突拍子もない発言に俺はイライラする。 なーにを二十歳になった男がわけ分からんこと言い出すんだ。 迷路だから迷うんだよ、当たり前のことに疑問を抱くなっつーの。


「でもさ、自分が作った迷路なら迷わないだろ?」

「あったりまえだろうが! とんでもないバカじゃなければな‼︎」


並んで歩きながらも俺は仲間に怒号を浴びせる。ただでさえイライラしてるのに、こいつはボケっとしやがってぇ! 協調性っつーのがねぇのか‼︎


「あ、そこ右だよ」

「あ⁉︎ 右はさっき行ったろうが! 左だ左‼︎」


俺は仲間を怒鳴りつけ、左に曲がる。






§§§§







同じことを繰り返す、愚かだけれどそれこそ人が生きるってことかもしれない。 間違いを繰り返しても、諦めずに正解を探す。 でもやっぱり、同じところをグルグル回っているのを見ると、滑稽だよ。


過ちは繰り返すもの。 人生なんて失敗の連続だ。 答えと言うゴールは一つしかないんだから。 もしかしたら、この世界も神様が作った巨大な迷路なのかもしれない。



「だー! くっそ、また分からなくなったぁ‼︎」


前をゆく友達が、また叫んでいる。 僕はくすりと笑った。




大丈夫? こんな小さな迷路に悩んでるようじゃ。



この世界って迷路の中で、君はあと何百回叫ぶことになるんだい?


「黙ってないでお前も手伝えよ‼︎」

「あぁ、分かったよ」


まぁ大丈夫。 世界と言う迷路はとてつもなく大きいから。





こうして手を貸すくらいなら、いくらでもしてあげれるよ。





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