第86話 今後の方針
オタ狼が女性に強くなったのはいいんだけど
これ以上最強化を狙うにはやはりライフ交換必須な気がする。
命のやりとりはみんなしたくないようだけど
残った一人、毒のやつだけなんとなく嫌な予感するんだよね。
普通せっかく異世界来たら無双が基本の日本人が
突如すごく強い相手に異世界で襲われたら
話がちがう!!ってなりそう。
まさか毒の沼で畑作ったり、魔物飼ったり
ひそかに帝国作ってるとも思えないし。
そしてもう一つ懸念がある。意地の悪そうな神さまが
この和気あいあいとした関係をよしとしているとは
思えないんだよね。じゃなかったらライフ奪い合いで
スキルが増えるなんて導入しないと思う。
期限を設けたり残った一人を強化してきたりしてきそう。
こういう風に考えることで牽制できるといいな。
底の浅い対応されても うっざ!って一言で
わたしは別に殺されてもいいし気にしませんよアピールしとく。
実際なにか起こったら面倒だけど
なるようにしかならないのに、快楽以外に努力も時間も割きたくない。
異世界ものにある起承転結でトラブルが起きるとか
わたしにはいらない。もう一度いう、わたしそういうのいらない。
「マザコン王子はライフのやりとりはしないの?」
「・・・いまのところはまだ考えていない。」
「俺はもうあんなことはごめんだ。魔物を倒すとか
ゲームの世界だったら普通だったがこの世界ではやっぱ
生き物は生き物だ。それより俺は獣人帝国がつくりたい。」
オタ狼はブレないな・・・。
「二人とも、この町で暮らしていきたいなら備えて欲しいと思う。
なんとなくここの世界の神さまは優しくないと思うんだ。
何もしてこないのが不気味なくらいだよ。
それぞれ考えて欲しい。何にでも打ち勝てる自分を。」
2人は神妙そうに頷いた。他の子たちにも伝えに行こう。




