第83話 アマゾネスの告白1
全員で話を聞こうとしたが
これまで堂々としていたアマゾネスは
せめて女性だけでお願いします、と顔を赤らめて小声でいう。
男らは残念そうだったが、わたしも一応女なので
同性には優しくしとかないと後が怖いので承諾する。
その代わり根ほり葉ほり聞いてやろう。
二人だけ事務所の一室に戻る。
オタ狼とマザコン王子は歓楽街で
そのまま祭りの後片付けを手伝うらしい。
勤労ご苦労様です。
「さて、では外から見てる私たちには
何が起こって降参したのかイマイチわからなかったんだけど
詳しく教えてくれる?
他の女性に被害があったら大変し?」
最後の、他の女性、を強調すると
さすがのアマゾネスもハッとしてキリッとしたイケ顔に戻った。
「・・・すべて話しますから、しっかり対策をお願いします。」
「オッケーわかったよ。」
「ではですね、まず最初は普通に戦えると思ったんです。
さすがに周囲がピンク色に染まったのはびっくりしたんですが
結界系の能力だと思いました。
こういうのは相手を倒してしまえばだいたいは解除されるので
とっとと倒してしまおうと思ったんです。
町長が強いらしいというのは聞いていましたが
剣技と獣人の体術ではリーチが長いのは剣術のほうですから。
わたしの腕ならいけると思ったんです。ですが・・・」
「うんうん?」
「あの匂いを嗅いでから体がいうことを聞かなくなりまして・・・。」
「匂い?」




