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第73話 戦闘プレイ
オタ狼はまだ身内感たっぷりにこちらを見てくる。
全然殺気を感じない。
いきりたってない男相手にこちらが頑張るつもりはないよ
たたせてみせようホトトギス
真っ先に私が攻撃したのは 司会を務める猫獣人型のサキュバス。
腰に下がるナイフに魔力をのせて攻撃する。
いくら動体視力が強化されていても
予想外すぎてオタ狼は挙動が遅れた。
目の前で崩れ落ちる猫獣人にオタ狼が叫ぶ。
「お前?!なにを・・・」
「手加減は、ナシだよ。」
猫獣人の髪を掴んで立つ私にひゅっと息を飲む。
首からドクドクと血を流した猫獣人に
オタ狼に手を伸ばすよう指示を出す。
この子に心なんてない。
私らしく模しているだけだから
別個体に見えてもただの傀儡。
夢なんか打ち砕いてやる。
だから私に純粋な欲望を、殺気をむけて。
さらにオタ狼にスキルを発動させる。
脳内物質上昇
ちょっと使ったことあるけどこの効果は強烈だ。
ついでに周囲の観客にもスキルをのせていく。
ほぼこの歓楽街の住人は配下ステータスなので
簡単に効果がかかっていく。
脳内でアドレナリン上昇、ドーパミン強制放出
どうだ、冷静でなんかいられない。
落ち着こうとすれば発狂するだろう。
ここは冷静でいていい場所じゃない。
オタ狼の目が赤く染まっていく、うん、いい感じ。




