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快楽転  作者: よるとば
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第61話 転憑依会議ー自己紹介ー

「はじめまして、俺、いえ、私は人間の勇者のヒトシです。

この世界での地位としては聖アルバルク王国王子ハルラシオンです。

もう滅びてしまった残党ですが力の限りを尽くし

再び人間の手に世界を取り戻す所存です。」

年上の女の色香と見てキリリとマザコン王子が名乗る。

「はじめまして、わたくしは吸血鬼のリナです。向こうにいるのは

私の天使様のリュウ様です。けして起こさないでくださいませ。」

マザコン王子がこちらに目線だけ送る。

天使様ってなんだ?!って思ってるな。

「こちらの2人は道中で知り合ったんだけど

元魔王城でこの吸血鬼のショ・・・リナさんと

髑髏渓谷で不死鳥のいけ・・・りゅうくんがね

仲良し?で一緒に暮らしているんだよ。」

マザコン王子がっかりしてる!!

さっきスッキリしてこなかったんじゃないの?

「あ、あと俺の紹介も・・・」

「ああ、こちらはオタ狼の・・・名前なんだっけ?」

「ギエイだよ!!もうオタ狼でもいいけどな!

毎回訂正するのもう面倒臭え。ここの町の町長をしている。」

全員が一通り紹介できたところで会議開始だ。


「この前私もとうとう神からこの世界のルールを

聞かせてもらったんだけどね。願いが一つだけってのも

ケチだし争わせようとするしタチ悪いよねぇ。」

「俺は母や俺の国を取り戻したいから戦う価値はあると

思ってはいるぞ。」

「わたくしは天使様さえいれば別に・・・強いて言うなら

複数の天使様に囲まれたいくらいですわね・・・。」

「俺は獣人ハーレムが作りたいのでできれば

この町の獣人区画の女性を引き連れて

いずれは獣人国と言う形をとりたい。」

「私はなんもないなぁ。素の世界に戻りたくないってくらいで。」

一番欲がないな私。だってこの世界こそが心から

本当の居場所だって今は実感している。

だれも不死鳥のリュウくんには意見を聞かなかった。


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