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快楽転  作者: よるとば
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第59話 マザコン王子襲来

「どういう・・・ことだ?!」

「へ? なにが?」

「この町はこんなに賑やかではなかったし

あんな異様な施設も入り口もなかったぞ。」


ステータス能力にて通信を受け取り出迎えた私への

マザコン王子の第一声がこれである。

もう少し(私は何もしてないが)労ってくれてもいいのに。

最初に町並みから案内する。

顔を知られると王子が生きていると判明し

暗殺を企まれる可能性があるため

顔を隠しているが、涼しげな目元に

振り返る女性は多い。


精々こっそり町に潜入して

サキュバスであることを隠し

細々と生きていると思っていた

マザコン王子はあまりの様変わりに

唖然としているようだ。


私の配下である転憑依者が

現在の町長であることを伝えると

さらに驚かれた。というかキレられた。


なに一人で無双してんだよ!!だって。

オタ狼が町長になったのは歓楽街企画が

出始めたとき勝手に起こったことだし

オタ狼が配下になったのは成り行きだし

私は無双したいなんて一度も思っていない。

今後の招待した仲間たちの紹介もちょっと面倒そうだな・・・。


ステータスで通信するともうすぐ着くよ、と

ショタ姉さんからの話だったため

マザコン王子はイメクラ区画に放り込んだ。

好みはしっている。家庭教師か先生ネタでいこうと

担当サキュバスに合図した。

これで(たぶん)大丈夫だ。

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