第58話 5区画について
―――――――☆文字で表す配置図☆(パンフレットに記載)
―――――――――女王の区画――――――――――
エルフ/イメクラ区画○○○○花街区画(和風な感じ)
―メイド執事区画 ○(中央)○獣人専門区画―――
―――――大衆居酒屋 ○ 大衆居酒屋――――――
――――――――――入口―――――――――――
どの区画のボスもサキュバスの1人が管理しており
女王区域以外の4区画をすべて周って初めて女王区画に入れる。
この世界ではただ解消することを目的としていたことが
多かったようで志向を凝らしたこの歓楽街は大盛況となっている。
ちなみに女王区画のコンセプトは非日常。
ほかのジャンルが決まった区画と違い本当の望みを叶える場所となる。
奴隷を弄ぶ体験をしたい者や一般的趣向から外れた望みの持ち主には
ものすごく喜ばれている。
相手をメインでするのは女王サキュバスの配下サキュバス。
さすがにふつうの子たちの参加は少ない。
サキュバスはどんな望みの相手にも変幻できるのだが
町を離れている間の通信時に話し合った結果
女王区画だけは要望が多岐にわたるため
管理する彼女にさらに配下のサキュバスを一時的に増やす力を足した。
中には快楽殺人を要求とするものすらいるが私は否定したりしない。
だってそれは元の世界で私が受けてきた拒絶だからだ。
誰の同意も得られないかもしれない。
でもね、自分の居場所と合わないまま生きるのは苦痛なんだよ。
私はそれをよく知ってる。
女王区画の普通の子たちは元ホームレスのためかこの衣食住とバックアップから
奴隷扱いすら了承の子も多い。昔のホームレス生活より断然マシらしい。
つまり女王区画は特殊性癖が変態の領域まで進んでいる方たちの遊び場なのだ。
ただ大抵の相手はサキュバスの子が対応しているため予約制になっている。
また、あまりに過激なプレイを希望される場合
桃色ワールドの力により自分の中の妄想で
体に触れずに満足させるという対応もしている。
いい夢を見て心地よくお金を払って帰るのだ。誰も損しない。
サキュバス団は精気の共有はしているが
情報共有はほとんどしない。
情報が多すぎて頭がパンクしそうだからだ。
元が同じ人間だから間違った判断はしないはずだ。
権力にもお金にも地位にもなんら興味はない。
快楽と精気さえ得られればそれでいい。
どうしてみんなそう思わないんだろう。不思議だよね?
その後2〜3日ほどでマザコン王子がまずあらわれた。




