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快楽転  作者: よるとば
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第52話 話がある

ごつい兄さんたちを周りに立たせたまま

雑誌をある程度見終わった私は

部屋の中心の偉い人が座ってそうな席で顎を両手で支え

小道具でサングラスを出して待ってました。

「戻ったぞー・・・っと?!」

「座りたまえ。」

「さ・・・サキュバスの姉さん・・・?」

「そぉーだよ!!なんで現代風の歓楽街目指してんの?!

もっとこう、店先で、『兄さん、寄ってお行きよ』みたいな

情緒溢れるの想定してたよわたしは!!」

「そう言われましても・・・ぼ、俺が知ってるこういう店って

このイメージしかなくて・・・でも!!そのかわり

色々取り揃えましたよ!!よその町からも

そういうのありな人がどんどん増えて

大盛況でもうこの町大盛況になりまくりです。

迷宮の広がりは元魔王城と、隣の迷宮に呑まれた王城で

抑えられてるおかげでこっちまで広がりにくいし

このまま港の街まで直通作って相互に発展させようって

向こうの町の町長と話し合いもしました!!

町長さんの息子も女の力で変わったから世界も変わるはずって。

やっぱ勢いある産業がないと世の中まわんないすよ。」


その町長ってあのおっさんですか・・・

予想外のフラグ回収きたね・・・


「まあちゃんと中の店みてから感想言ってくださいよ!!」

こうして私はでかい座椅子に座らせられ

みこし形式で移動することとなる。

なんでも女王になる!!と言った言葉を素直に受け止めた結果

最初の歓楽街への登場演出は決まっていたんだそうな。

逃れられない感にため息が出る。

まあ、閑古鳥がなくよりいいか・・・精一杯楽しませてもらうよ!!

そうして私は案内所から先へと進むのだった

ちなみに夜の浮かれた喧騒と雰囲気を演出するため

入り口から先は地下に続いているのでした。罠かと思った。


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