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第24話 至宝
「あ、怪しいものではないです。」
「どこから見ても怪しいわ!死になさい!!」
次から次へと血色の結晶が!!
ひいいいぃっ
私、能力的に分身出すことしかできないの!
体力で補う。走る走る。
限界はあるから早く何かで回避しないと!
「美少年!すね毛なし!」
ぴくっ 尖った耳が反応した。
「美少年!中性的な顔立ち!!」
ぴくぴくっ こいつ、できる!!みたいな顔した!!
「同じ日本人、ショタ愛わかる!!」
すっごいピンときた顔したーっ
次の瞬間、相手の好みがわかってしまったため
ピンクの靄が目元から発生する。
やばい!吸い殺される!!
そう思うが時すでに遅し。
私の姿が、相手の好みに変化する。
美少女?いいえ、美少年。
すね毛のない細い素足をさらけ出し
可憐な目元が麗しく薄手の衣服で
生足生腕を惜しげもなくさらけ出す。
桃色ワールドでは一応魔力で身を包んでいるので
多少の乱暴には耐えられるんだけど
いま5人サキュバス団いるから
魔力残量が1700。耐えられるだろうか?!
対峙する相手、吸血鬼は
両手を組み、唐突に神に祈りを捧げた!
「ふおおぉぉぉーっ 至宝よ!
神が作り給いし究極の美少年!!
穢れなき魂!!神よバンザイ!!!」




