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快楽転  作者: よるとば
121/129

第119話 それぞれの中級スキル ―オタ狼―

力がみなぎる。今なら10回連続もできそうだ。

最高7回だった。これまでは、確か。


<ステータス>

職種:転憑依・傲慢の性獣・《色欲》の共犯者

残ライフ:◯

追加ライフ:◉◉◉(サキュバス①・勇者①・吸血鬼①)

魔力:40000 体力:40000 攻撃力:30000 防御:30000

初期スキル:配下統制

桃色ワールド・ステータス能力・感情操作(戦闘用補正あり)

中級スキル:支配者の咆哮


全能力値が上がっている上に各ライフに由来する初期スキルと

中級スキルが身についた。試したい!!

どのスキルと組み合わせると

相性がいいかとか非常に試してみたい。

かつてゲームをしていた時に散々遊び

検証し尽くしたあの頃を思い出す。


サキュバス曰く、ライフで入手した初期スキルは

本来の持ち主の劣化版になるらしい。

だから最大限の攻撃はやはり中級スキルのほうなんだろう。

奥の手としてとっておこう。でもこれってもう聞けばわかる通り

相手を怯ませたりする類いだよな・・・?

サキュバスはもう蘇っているわけだし

これまでに戦って勝ってきたからこそ

各種能力を持ち合わせているんだろう。

まぁ方法がアレだから正確には戦ったとは言えないだろうが。

一体どんな場面で役立つのだろうか?


計画を練ろうと立ち上がると周囲から獣人の仲間たちが現れた。

この町を一緒に守ってきたやつらだ。

「ここは俺たちの町でもあるんです!!」

「町長ひとりにだけ背負わせるわけにはいかないです。」

「どうか俺たちを使ってください!!」

ちょっと涙出そう。だが転憑依者の争いには巻き込みたくないんだ。

と、断ろうとした時目の前にステータス画面が出てくる。

これがあの、他人のステータス強制開示か!初めてみた!!

そしてその獣人たちの能力値まで見えることに驚いた。

これはズルいぞ。相手の手札が見えた状態でゲームできるじゃないか。

いやいや、待て。今はゲームじゃない戦いの話なんだ。

真剣にそいつらのステータスを見る。

強めのやつだけ数人・・・ステータスについ触れると

数値が動いた!!サキュバスはこれを知らないらしい。

相手のステータス値に影響を与える能力。

ったくゲーマーじゃないやつはこれだから。

と言いつつも、興奮のおさまらない俺であった。


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