第117話 本気のショタ好き
そこからのショタ姉さんは早かった。
貪欲という言葉がサキュバス以外で初めて当てはまったかもしれない。
即効でひなのところに行き、ひな説得。
兄さんを守るため!の一言でイチコロだ。
不安げに見上げると兄さん(サキュバス分身体)も頷く。
敵が、この間のアレが来ているならきっと
半端な力じゃ太刀打ちできないんだ、とひなは納得して
受け入れてくれた。これがオタ狼だったら
もう少しもめただろう。
この前のショッピングで優しくしておいてよかった。
と、ショタ姉さんは思った。
吸血行為は以外と痛くない。痒くもならない。
ただうっすらと血を失って寒くなっていく。
青白くなったひなをサキュバスの分身体に任せて次へ進んだ。
コウモリと化してサキュバスの元へ。
なぜこの順番かというと、サキュバスを吸って2つ目のライフ
次にオタ狼に裂かれてリセットした後
もっとも清い?体で天使様の吸血をさせていただくためだ。
なんでもする!なんでもね!!
ショタ姉さんの絵面はもはや犯罪者だった。
上空から町全体を観察していたサキュバスの私は
町からすこし外れたところに光る枠を見つけていた。
そう、なんとステータス画面は夜光る仕様なのだ。
目がいいためステータスを遠方から夜間に観察すると
あっという間に居場所バレをくらう。
スキルを知られていなくてよかった。
そう思っていた矢先に猛烈になにかが急接近したため
一瞬身構えたがショタ姉さんだとわかり一瞬気を抜いたが
もう一度身構えてしまった。
「しょ・・・ショタ姉さん???」
「さぁ!早く!!楽園が待ってるのよ△□×@◯◎・・・!!!」
もはやなんの説明もなくきた。ガブーって。




