第116話 託された仲間たち
ほとんどの町民の回収が終わりメインの入り口に
ショタ姉さんとりゅうくんと
マザコン王子(入り口に縛って捨てられてた)が戻ったが
りゅうくんは相変わらず睡眠中だし、マザコン王子も瀕死で悶えている。
王子がちょっと見苦しくてショタ姉さんは目をそらした。
それに誰を殺るか相談しあったりなんかしたら
まるで人◯殺ではないか。最近ハマったりなんかしてない。
ショタ姉さんの強化を考えると
中級スキルを得るために3人のライフがいる。
まず1人はピンクの力のためサキュバスを噛む。
残り2人は・・・マザコン王子とひな?
ショタ姉さんは悩んだ。絶対マザコン王子の血はマズイ。
マザコン王子はもう拒否権はないと思うが
なるべく少年寄りでノドを潤している自分を穢したくない。
ひなは説得できる気がする。大人のズルさでなんとか。
あとできればオタ狼も強化させたい。
すでにライフを1つ取得しているから残り2つライフがいる。
ブラコンドラゴンのひなもライフは1つあるが
暴れたら敵より厄介になりそうな予感がする。
あのサキュバスがひなだけを避難させた理由も想像がつく。
敵味方関係なく暴れるタイプだ。ダメ、ゼッタイ。
あれ、そう考えると自分をいれても1つ足りない。
天使を汚したりできない。
じゃあやはりオタ狼か私・・・。どちらか、でも
下手すると全滅・・・。
オタ狼が地上から戻ってくると
かなり難しい顔をしたショタ姉さんと鉢合わせる。
「なんだ?だれか死んだのか?」
「そんなわけないでしょ!悩んでるのよ・・・。
私とあなたでどちらがいくべきか。」
「俺は、行きたい。行ってやりたい。」
「私だって・・・
この世界を追われて暮らすのは嫌だけど、でも・・・。」
その時、カゴの中からりゅうくんがのそりと起き上がった。
「天使さ「いいよ、僕を噛んで。温泉、また入りたいから」」
ふにゃりと笑う天使にショタ姉さんは鼻血を吹き出した。




