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快楽転  作者: よるとば
115/129

第113話マザコン王子発見。

この気持ち悪い霧の効果は人それぞれなようで

泣き出す程度のものもいれば半狂乱で暴れるものもいる。

そういうのを中心に首トンしてるんだけど

マザコン王子・・・あいつ暴れたらシャレにならんぞ。

仕方なく顔面をピンクの靄でガードしつつ、地上に出る。

ジゴクエズ・・・。うわぁ 二日酔いというものを

経験したことがないのでわからないけど

そこらじゅうの倒れている男女みんな

体中からでるものすべて出してる感じで

しゃがみこんだり暴れたり これはもうあかんやつ。


えーと、バカ王子はどこだ?と、思ったが一瞬で見つかった。

どこの建物から拝借したのかまったくわからない太い棒を

ブンブン振り回している。それも敵も何もいない空間に。

周りも何も見えておらず一心不乱に。

近づいてみるが目は真っ黒になっていることに気づく。

頭を寄せてみると感じた。

これは精神攻撃毒だ。悪い方へ想像力を働かせ

さらに罪悪感から最大のトラウマを引き出すもの。

一番起こってほしくないことが目の前で幻覚として現れる。


今こいつの頭の中は王子と 転憑依者がごちゃまぜだ。

母を守れない自分を責め、母に負担をかける自分を責め

結果自分イジメがスタートした模様。

ステータスを教えてくれなかったので知らなかったが

腕力が半端ない。電信柱より太い柱だよ。

ってかどこからそれ持ってきたの。


とりあえず声をかけても反応がないので

さっそくピンクの靄であたり一帯を遮断する。

効果もこれで薄れるだろう。

しばらくぶんぶん振り回していた柱も徐々にスピードを落とす。

ついでに睡眠濃霧を吸わせたので効果が出るのは早かった。

町という動かさない拠点があるにもかかわらず

拠点になんの対処もせず後手に回るのはさすがに失敗だった。


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