表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/24

額から、背中から、全身から流れる汗を感じる。






晴れ。






空が高い。どこまでも遠くて、青い、空。

夏の雲が白く、青に色を添えている。


たった1人、そこに、取り残されたような感覚になる。

ぐるりと囲むギャラリーの声援。

仲間たちの応援。人々の視線。


開け放たれた空に吸い込まれていく、吹奏楽の音。

夏の日差しが眩しい。

楽器が反射して、きらりと光る。


背中の「1」が重く、そして、誇らしい。

たった1人、そこに立つのは、ただ1人。


だけど、


目を閉じると仲間を近くに感じる。

1人じゃない。知ってる。

目の前の仲間にこの、思いのこもった1球を。


この日だけじゃない。

毎日、毎日練習した。この舞台にたち続けるために。


仲間との日々を、まだ、終わらせたくはない。




まだ、夏は終わらない。

終わらせない。




熱い、真っ赤な闘志を胸に、目を開く。

暑い、熱い……。


頬を伝う汗が、ぽたり、と落ちた。











>Do you like red?



あついですね。


2015/8 秋桜(あきざくら)(くう)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ