表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/24

暗闇の談話

 私はあなたに従順な者でございます。

 あなたにいつもついて行き、あなたの命に従います。


 ええ、それ故に大変なのですよ。






 太陽が姿を消し、あたりが暗くなった頃。


「お疲れーっす」

「おつー」


 真っ暗な中に何者かが存在していた。しかし、この者の姿、見ることはおそらく出来ないであろう。

 暗いから明かりをつけて確かめたらいい、何て事も出来ないのだ。それらは光に弱いのだから。


「やっと、自由だな」

「俺らって、働き過ぎだと思うんだ」

「それな」

「いわゆるブラック企業ってやつかな」

「俺ら全身ブラックだしな」


 一瞬の間が空く。


「それより、あいつどうしたんだよ」

「あれだよ、明日からテストなんだと」

「うわ、それ、あいつ諸共徹夜コースじゃん」


 その苦労を思うと悲しくなってくるのであった。


「今度あったら労ってやろうぜ」

「そうしよ……やば!」

「おい、まさか」

「トイレに起きるっぽい! 強制帰還!」


 その直後気配が2つから1つへ。


「俺だけでもゆっくりすっかな……」




 朝日に照らされると、彼らはいつものように主人について行く。それが、彼ら影の勤め。











暗闇の談話

>Do you like Black?


影にも休息の時を。


2015/5 秋桜(あきざくら)(くう)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ