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049⚫️降る花びらと & 050⚫️銀色の雲
049⚫️降る花びらと
識字率は急速に上昇していた。
バルハインたちが設置を助けた’スクール’は、
子どもだけでなく親たちにも影響を与えた。
村にも街にも、今日も花びらが降り続ける。
その合間を縫うように、
メッセージを記した紙片が風に乗って舞い落ちていく。
静かな変化は、確実に大陸全体へ広がっていた。
050⚫️銀色の雲
レグナスの艦隊は順調に航海を続けていた。
水も食糧も十分に積まれ、貴族の子どもたちを除けば士気も高い。
「艦長、前方に雲が・・・いや、鳥の群れか?」
「おい、よく見ろ!」
ウォッチは水平線に目を凝らした。
「銀色?雲にしては光りすぎてます!」
「銀色の雲など聞いたことがないぞ!」
マストの上と甲板の間で、そのやり取りが続く。
タラフクを含む大編隊が、艦隊の頭上へ影を落とした。




