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036⚫️思惑 *
ふん。子ができたのか。
あれこれと手を出せば、誰かが身ごもるのは当然のことだな。
だが、予の世継ぎとなる者は、相応の血筋と器量を備えていなければならぬ。
ボレリアの王女テレーゼは、美貌と教養を兼ね備えているらしいな。
ふむ、公国を滅ぼしたのち、そのまま攻め込み、縁組を強いるのも悪くない。
いや、公国のウィル公女も、美しく武勇の才覚も有すると聞く。
そのような者を臣下の前で屈服させ、王権の威を示すのも一興よ。
強き者ほど、予の前ではひれ伏す。その瞬間こそ愉快というものだ。
ふむ。楽しいのう。
すべては予の思いのままに動く。
ふん、待ちきらん。
レグナスの野望と欲望は、留まるところを知らない。 *
この話には、別の世界線としての“完全版”があります。世界線の跳び方は、
第8部063−02⚫️アキラの奮闘 https://ncode.syosetu.com/n7174me/64/
をご覧ください。




