術技祭
三話目です!!ここまで読んでくださり、ありがとうございます!!!!
そして翌日。
僕は学校にて、昨日の事を皆に報告していた。
僕の話を聞いた三人はびっくりしていたが、同時に「その手があったか……」と言っていた。
「凄いな、その人。おかげでいい発表が出来そうだ!」
「これなら、村の人たちを守れます!」
「ぜひ、会ってみたいものだな……」
そして、その日の放課後、トキシックさんにも見てもらったが、トキシックさんも驚いた。
「……複数使用によって威力を補助するやり方ですか……目から鱗でしたね……」
「そんなに凄いんですか?確かに俺達じゃ思いつかなかったけど、こういう発想をした人はいたんじゃないですか……?」
そうワンド君はトキシックさんに聞く。
「まぁ、思いつく人はきっといると思いますが……一番先に思いついたのはその人でしょ?でもその人の言い方だと、その人が発想を得た要因はその人を取り巻いていた環境みたいだけど……」
と、トキシックさんは答えた。
まぁ、遠いところからやってきたというヨツハならではだったのかもしれない。
「でも、他の魔法の研究にも応用できるかもしれませんね!ぜひ、その人と会ってお話がしたいです!」
トキシックさんは興味深い!と言った感じで話をする。
「まぁ、今度本人に聞いておきます……」
——そして、ついに術技祭の日がやってきた。
とうとうやってきたその日。
僕はルヴェさんと一緒に舞台裏で発表をする二人を眺めていた。
「それにしてもルヴェさんは表に立たないの?」
僕がそう聞くと、ルヴェさんはどこか遠くを見つめるように言った。
「まぁ、色々とあってね……リック君も行かないんだね」
「まぁ、僕も色々あるんですよ……」
そんな風に話しながら、僕たちは今発表をしている二人の方を見る。
二人とも、緊張はしているが、それでも堂々と発表している。
そんな二人の姿を見て、ほっとしつつ、僕は二人の前にいる人たちの様子をうかがう。
皆、少しざわつきながらも厳しい視線を二人に送っている。
『先生、これは……』
『凄いな……』
そして、発表が終わると、沢山の質問が二人に飛ぶ。
二人は面食らいながらも、丁寧に一つ一つ質問をさばいていく。
その結果、僕たちの発表は優秀賞を貰うことができた。




