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マジッカー・クリッカー!~魔力が回復しない世界で僕は無限の魔力を手に入れる~  作者: 青猫


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45/64

増える魔力と怒鳴り声



家に帰った後、顛末をヨツハに伝えると、ヨツハは跳んで喜んでいた。


「やった!これでもっとたくさんの人に広められる!リック君!大手柄!!」


ヨツハは僕の手を取りぴょんぴょん跳ねていた。




そして、夜が来る。

僕は、マジッカー・クリッカーを開く。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

              魔力 146178163                 

               ____                    

              |クリック|

               ————

MpD:79504017.00 MpC:1622848.00

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魔法使いアレクサンダー 必要魔力353357 所持数50MpD+8000

???

称号◀

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


一日に増える魔力の量が7000万を超え、僕は怖くなってしまった。


次、クリックをして、魔力を増やしたら、一体どうなってしまうのか。

莫大な魔力は、どんな影響を及ぼすのか全く分からない。


これが、単なる数値だったら、僕はもっとハマったのかもしれない。

でも、これは現実に影響する物だ。


「……はぁ……」


僕は行き場のないため息を、そっとついた。



―—翌日。


今日も学校だが、学校内はそわそわとしている。

いや、今更ながらに学校の雰囲気が変わっていることに気づいたというべきか。


ルース兄様は、昨日の夕食の時に話したら、


『術技祭?あぁ。そろそろなんか考えないとな……』


と言っていて、あまり興味はなさそうだ。

僕が出るかもしれない、と言ったら、すぐさま目をキラキラとさせて、


『マジか!?絶対ミケアと一緒に行くからな!』


『……?よくわからないけど、リックお兄様が頑張るのだったら、その雄姿を絶対に見逃さないわ!』


と、兄妹そろって張り切っていた。


『私は……行けるのならぜひ行ってリック君の活動を見てみたい!』


とヨツハも言っていた。


そして授業の合間の休憩時間に、僕とワンド君はどのような研究をしようか話し合っていた。

折角だし、印象に残る物がいい。


「なんかこう、皆を守れる物がいいと思うんだよ」


とワンド君。


「なるほどですね……」


調べてみたところ、多くの魔法使いはその魔法を攻撃へと転化し、防御に転化することは非常にまれだという。


……まぁ、少ない魔力で被害を抑えるには、さっさと元凶を叩くのがいいのだろうということらしいが。


しかし、それで結局少なからず被害が発生することもあるらしい。


「だから、守ることも大事な気がするんだ!」


「でも、やっぱり使わないから廃れたっていう面もあるんじゃないですか?」


「ぐぬぬ……確かに言うとおりだな……」


二人で議論を進めつつ、次の教室へと歩みを進めていると、なにやら陰の方で怒鳴り声が聞こえてくる。

その声にパッと反応したワンド君と僕は、耳を澄ませた。


「……喧嘩か?」


「でも、一方的な感じがしますよ?」


「とりあえず、見に行こう……!」


ここまで読んでくださり、ありがとうございます!


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